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学参の名前に騙されるな

久しぶりに大きな書店で、長時間「学参」コーナーで時間を費やした。殊、英語という科目については、正に溢れんばかりの書籍が所狭し並べられているが、そこで気になったこと。それは、参考書や問題集のタイトルである。「××だけ押さえれば」「超××」「××大に出る英単語」「5分で××が読める」「これでわかる××」「夢をかなえる××」「読解スピードが××倍になる」「××大英語のすべて」 これらは、英語を教えることを生業としている者からしたら、ほとんど詐欺に近いと言っても良いほどである。某予備校(「予備校」というのはカテゴリーであって、正式名称に「予備校」という名は付いていない)が出している、耳触りの良い問題集シリーズ、某高校の教員が書いている書籍など、売れるものなら形振り構わずという感じである。中身の良し悪し以前の問題として、プロとして後ろめたさを感じないのだろうかと思わざるを得ない。もう少し正攻法で書名を付けることができないものか。

これはまた別の機会に詳しく述べたい点であるが、個人的に最も抵抗感を覚えるのが「速読××」である。まず、ノーマルスピードがどれだけかを示さず「速読」というのは、ナンセンス。また、英文を読むということは、喩えて言えば「気を見て、森も見る」という作業であって、短距離走を走るかのような読み方をするのは、大学入試では必要ない。英語のプロである教師が、いわゆる「速読」に挑戦というのならまだしも、英文を3〜4行読むのに四苦八苦している学生にとって、速読もへったくりもない。

受験生に問いたいのだが、中学2年生の教科書にある英文は、楽に読めるだろう。その時、速読をしているのだろうか。さっと読めるというのは、英語の力が付いているから、余計な後戻りをせずとも、スッと意味が頭に入って来るのである。もちろん、時間を意識して読む訓練は、ある段階では必要だが、だからといって、これから夏に向けて勉強しようとしている受験生が「速読××」を手にするのは、如何かと思う。「センター形式の問題が最後まで終わらなくて…」というのも、速読の問題ではなく、時間を掛けてはいけないところで時間を掛け、時間を掛けるべきところで、タイムアップになってしまっているのが原因である。

Make haste slowly.(急がば回れ)というぴったりの諺がある。せめて、この夏中に、短文レベルがキチンと読める程度にまでなって欲しい。
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