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どこまで「共通」なの?

問題文:
Those who look on history as just a record of famous people and events that are of little importance to people living now do not understand its true value.

授業では特に複雑に捉えなかったので、殊更に力んで説明したところでなかったが、複数の生徒から個別に質問を受けた。こちらがネットにアップした和訳と少し違うが、修飾語はどこまで及ぶのかという質問である。

ポイント:
(1)famousはpeopleのみならず、eventsにかけて読むのは間違いか。
(2)関係代名詞節(that以下)を、授業ではeventsにのみかけて訳したが、これは、peopleにもかけて読むのは間違いか。

私の見解:
famous peopleはいいが(e.g.徳川家康、伊藤博文etc.)、eventがfamousというのは違和感がある。epoch-makingであったり、historicなeventなら良いが、famousってなんだ? まさか「有名な催し」であるまいし。

また、「現在生きている人にとってはほとんど重要でない有名人」というのも、日本語だけ聞くと問題なさそうだが、制限用法の関係代名詞節が、先行詞の一部であるfamous peopleを修飾するとしたら、理論上「制限」に漏れた「現在生きている人にとっては重要な有名人」がいるがことになるが、やはりそんな有名人のことなど、書き手は想定もしていないだろう。

「『共通構文』で読めるときは、そのようにせよ」が、英文読解の原則だが、XA+Bは、X(A+B)とするのが正しい場合も多いが、単にXA+Bで良い場合もある。A+BYとあるときも同じことが言える。今回は、X(A+B)Yと考え、X(=famous) 共通、Y(=that are of little importance to people living now) 共通と読むのは、誤りであると思う。

上記解釈と違った考えがあれば、大歓迎である。是非投稿して欲しい。

※ 因みに、ここは今回の期末考査の範囲となっているが、このような議論の余地がある部分について出題をすることは当然しない。授業(授業外)で話すことと、試験で “試す”ことは異なって良い筈で、このような微妙な箇所を出題するほど意地悪でないので、安心してください。
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