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without which

構文の授業(「前置詞+関係代名詞」の章)をしていて、生徒が次の英文がなかなか飲み込めない。

Freedom of speech is a condition without which democracy cannot exist.

「前置詞+関係代名詞」とはいえ、いつも存在感のある前置詞ばかりとは限らないので、関係代名詞の節内のS+Vを日本語にして、それを先行詞につなげれば、ベストの日本語ではなくとも、意味は取れる。しかし、without whichとなると「~がなければ」という条件付きとなって、日本語が崩れる

  《比較せよ》
  先行詞 of which S+V  ⇒ (SVな先行詞)
  先行詞 without which S+V  ⇒ (それがなければ、SVな先行詞)【「それ」って?


一定の英語力があれば、構造が分かった上で、自然な日本語に持って行く余裕も生まれるが、そうでないと、一見日本語としては問題なくとも、実は英語はそう書いていないなどということがある。

(1) それがなければ、民主主義が存在しえない条件(?)
(2) 民主主義の存在には不可欠な条件(○)

誰もが(2)のように訳すことは期待できないので、比較的短い英文で、しかも制限用法ではあるが、1つの解決方法として、“順行訳”(前から順番に訳出する)にしてはどうか

(3)[言論の自由は1つの条件だが]その条件がなければ、民主主義は存在しえない。(○)

無理に“逆行訳”をして失敗するよりは、はるかにましだと思う。

ところでwithout which S+V の構文では、節内に否定語が来ることが多い。以下にその例を挙げる。

① Minerals Without Which Our Body Can't Survive
(私たちの体にとって欠かせないミネラル)

② There Are Some Skills Without Which a Copywriter Can No Longer Succeed
(コピーライターとしてやっていくのに欠かせないスキルがいくつかある)

③ Name the plant without which your garden is not perfect.
(完璧な庭にするのに不可欠な植物の名前を挙げて下さい)

④ Money is like a sixth sense without which you cannot make a complete use of the other five.
(お金は第六感のようなもの。それがなければ、他の五感を完全に活かすことができない)

⑤ Software Without Which I'd Be Hard-pressed to Do My Job
(持っていないと仕事をするのが困難にりそうなソフトウェア)
※ この例では、珍しくwithout which の後に否定がない。
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