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ビンラディンが米海軍の特殊部隊に殺害された際の、アメリカ本土における市民のお祭り騒ぎか見紛うまでの狂喜ぶりはまだ記憶に新しい。

さて、TIMEではこの時の記事(May 20, 2011)で、表紙にビンラディンの顔を大きく載せ、その上から赤ペンキで×印を大きく付けていた。私にとっては、とても印象的だったのだが、これは今回に始まったことでなく、TIMEは過去にも、ほぼ同様の表紙作りが、ヒットラー(May 7, 1945)、サダム・フセイン(April 21, 2003)で行われたようだ。

「顔」(メンツ)を大事にする東洋的発想からすると、これ以上の侮辱はない。尤も、白人アメリカ人にはそんなことに考えが及ばないだろうから、手配者が一人検挙されたのと同じような感覚で、顔全体に×を付けたのだろう。他方、The Economistの表紙は、彼の顔のアップと共に、Now,kill his dream(今度は彼の夢を封殺せよ)とあった(ペンキで×印は無い)。

英文としては、TIMEの方が、いろいろな面で刺激的で、とてもliner(リニア)な感じがする(言い忘れたが、TIME誌にはこの時、The Economistのような表題は一切なかった。ペンキの×印のみである)が、なんとなしに「あまりに単純」と思えてならない。やはり、The Economistの方が、この報道に関して言うと深い洞察があったように思う。なぜならば、もちろん、ビンラディンを殺害したところで、テロの恐怖は無くなるわけではなく、恐ろしいことに、彼の意思が彼のシンパに脈々と受け継がれていくからである。だから、The EconomistはNow, kill his dreamとしたのだと思う。his dreamがある限り、暴力の連鎖は無くならない。
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