"kon'nyaku" today 「昔は食用、今は洗顔用」 こんなタイトルの記事が、最近の夕刊(日本語)に出ていた。さて、何のことか? 正解は、“こんにゃく”。乾燥させて、加工することで、洗顔用として人気を集めているという。“こんにゃく”を食べるという習慣がない英米では、基本的に食卓に上がることはないから、「食用」でなくとも全然問題ないのかも知れないが、かつてはダイエット食品とまでもてはやされ、その後は、デザート風にした某商品で喉を詰まらせる事故から地味な存在になっていたが、今度は洗顔用に使われるとは、人生の浮き沈みを表すかのようである。因みに、こんにゃくの英語は devil's tongue。確かに、“舌”のような、ふにゃふにゃした感覚があるのは頷けるが、“悪魔の”とは少々気の毒な気もする。 スポンサーサイト ▲PageTop