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必要がないから、知らなくても問題ない

二匹目のドジョウを狙ったのではないとは思うが、最近出た本で『小学校で習った言葉 ― さか上がりを英語で言えますか?』(守 誠・著)には、少々がっかりした。

10年以上前に出た『これを英語で言えますか? ― 学校で教えてくれない身近な英単語』は、それなりに新奇性もあったが、企業における昨今の英語公用化の流れなど、英語がトラウマになっている人をターゲットにするかのような本が売れているのは、いかがなものか。

「さか上がりが言えますか」は、何かしらのデータに基づいて、一番英語が出なかったが、それでいて、小学校のなかで一番身近な遊具ということで取り上げたのだろうが、もしこれが英語で言えないからといって、何か不都合がある人がいるのだろうか。英語を長年勉強してきて、“さか上がり”が言えずに往生した人など極めて少ないはず。それよりも、簡単な自己紹介が英語でうまく出来なくて苦労している人の方が、多いのではなかろうか。そもそも、“さか上がり”の英語が出てこないのは、その人にとって、必要が無い単語だから。それだけの話である。

大学受験、あるいは、その先の大学で読む英文が難しいことは多々ある。しかし、反対に、学年が下がるにつれて難しくなる要素もある。その一つには、英語圏の文化を持っていないからである。本来、小学生が読む本でさえ、非ネイティブには簡単とは言えきれない。英語圏で小学校生活を送らなければ、小学校で見聞きする言葉がでてこないことがあっても不思議はなく、それが「小学生レベルの英語表現」というのは早計である。

せめてもの救いは、件の本が500円という良心的な価格であること(他人の著作を批評するのは、本来好まないが)。もちろん、意見をさせて頂く代わりに、1冊は購入済みである。
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