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「“ヒラ”教員」も肩書きです?

iPSを人間に使った手術と吹聴して、大きな墓穴を掘ったM氏。よほど学歴コンプレックスがあったに違いない。推測するに、“研究”対象は何でもよく、肩書きの詐称をして、名声を得たいという卑しい発想が根底にあったのではないか。

ところで、「客員」教授、「特任」教授、「特別」教授の英訳について。

客員」はvisitingを使う。本来部外者であるが、大学やその他研究機関に、文字通り一時的に関係を持つ“お客さん”の意味。教授の場合は、国や大学がスポンサーになっていることが多い。かつて、日本が景気の良かった頃は、企業が研究費をアメリカの大学に多く出し、自社の職員(専門家)が、その大学で研究を行うなどすることが多かった。これらの人は、客員研究員(visiting researcher)などと呼ばれる。

特任」はprojectを使う。たとえば、ある研究について行っている間だけの肩書き。”Project” Professorで「特任」教授。有期なので、本来的にその大学の教員ではない。最近、やたらと聞く肩書きだが、日本以外ではどうなのだろう。そもそも、英訳自体も、「絶対これ」というものはないのかも知れない。specially-appointed / specially approvedなどもあるようだが…。

特別」はdistinguishedを使う。私の知る範囲、日本では聞かない。アメリカでは教授(full-professor)のうちこの肩書きを持つ人は1割以下と言われている。「特任」と紛らわしいが、その違いは喩えて言うと「1000万円以上のベンツと、中古の軽自動車の差」と言ったほうが分り易いかも知れない。もちろん、Distinguished Professorがベンツの方。

ところで、最近「○×大学大学院教授」という肩書きを眼にするが、これは「私は学部の4年生などは教えなくて、大学院生を相手にする程の偉い教授なのだ」というメッセージに聞こえてならない。大学院は大学の中にあるものであるから、本来なら「○×大学教授」で十分なはずである。

肩書きバルブ? 嗚呼…。
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