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To "B" or not to "B"?

このブログを読みに来てくれる人の中には、韓国語や中国語に詳しい人もいるかもも知れないので、知ったかぶって書くのは少々気が引けるが、昨晩、数学の先生にして、「言葉」に対しても鋭い感覚をもっている知り合いから「北京」の英語の表記について話題を頂いたので、少し書いてみたい。

その前に、4月だったろうか。韓流スターのぺ・ヨンジュンさんの「ぺ」が英語の表記では、Baeであることをこのブログで書いた。韓国語は、濁音が語頭に来ると、「べ」ではなく「ぺ」に“近い”音(しかし、語頭でなければ「べ」)になるらしい。英米人は綴りに引かれて読むから、/b/音となると思われるが、日本語は、原音を拾うので、「ぺ」の認識する。

さて、かつては「北京」をPekingと書いていたが、これは人民中国になるまでに広く使われていた中国語の音声表記(日本語の平仮名のようなもの)によるもので、人民中国になり、ピンインで音声表記をするのを機にBeijingと書くようになったと聞いたことがある。だから、今日では、地理上の表記は、どれも意識的にBeijingで統一されているが、昔からあって、それが定着している「北京原人」はPeking Manだし、「北京ダック」はPeking duck、「北京飯店」という店があれば、Peking Restaurantとなっている。ここで1つ面白いと思うことは、北京大学は"Peking" Universityであるのに、北京師範大学は"Beijing" Normal Universityであることだ。とは言え、いずれの表記にしても、「北京」の発音自体は、50年前も今も基本的に変わらないから、中国の人にとっては、さほど意識されないことと思われる。英語は綴りを手掛かりに読むので、pなのかbなのかで、引っ掛かるのかも知れない。

一連の事柄は、有声音・無声音の違い、aspiration(帯気)の有無の差があるにせよ、「ぺ」も「べ」も調音点は理論上変わらないので、音声学的にはpとbが違うものとも言えるし、同じものとも言える。
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