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英語のレトリック

レトリックとは文章表現の効果を高めるための技法こと。英語では、“極端”な例を引き合いにして、説得力を持たせる表現方法がいくつもあるが、その代表例が、no more …thanである。「クジラ」構文とも言われ、ともすると「受験英語=使えない」の格好の例として取り上げられるが、これは正しくない。

手元のある文法書に、

My hometown is no more a country town than yours.
(私の故郷は、あなたの故郷と同様にいなか町ではない)

とあった。問題なのは、こういった話し手と聞き手しか分からない状況で使われる「クジラ」構文である。確かに例文としては、難しい単語もなく都合が良いかも知れないが、この例文ではno more … thanの構文としての真価が掴めない。昨日のThe Daily Yomiuriで次のような英文があった。これは、no more … thanの‘親戚’であるnot … any more thanの例である。

Correctly identifying discrete items in a sentence is not learning grammar any more than identifying position on a soccer team is playing soccer.
(サッカーのチームでポジションを確認することが、サッカーをプレーすることではないのと同様に、ある文において個々の(文法)項目を正しく確認することは、文法を学習することではない)

唐突に出てきた英文なので読みづらいかもしれないが、この記事では、文法を教えることの重要性を説きながらも、それを使って表現するでもなく、単に英文として認識するに留まっているのなら、文法学習として不十分であることを説いている。

この記事に中には、他にもサッカーを喩えにした文が他にも2つ出ている。要は「クジラ」構文の本質は、誰もが納得行く事柄を引き合いにして、文に説得力の持たせたる英語のレトリックの1つであるということだ。
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