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TOEFLの点数を引き合いにするのは如何なものか

数か月前になるが、A新聞の「しつもん! ドラえもん」という欄で、「アメリカの英語の試験の結果を見ると、日本人はアジアの国々の中でも、英語が苦手と聞くけど、本当?」といった主旨の問いかけが載り、別ページに「アジア国で見るとXX位だよ」とあった。

このような物事の一面しか捉えていない内容を、ドラえもんを利用して子ども刷り込むのは良くないと思い、「しつもん! ドラえもん」のコーナーに自体にではなく、「アメリカの英語の試験」(=TOEFLのこと)の解釈について、「声」(Aの投書欄)に投稿をしたが、一向に載る気配がないというか、もう載ることはないだろうから、この際、ブログにアップしたいと思う。

≪TOEFLの点数を引き合いにするのは如何なものか≫

 中学・高校、大学まで含めれば8~10年近く日本で英語教育を受けても、英語が使えるようにならないという声を聞く。この証左として日本人のTOEFLの平均点がアジア圏内でも低いことが挙げられるが、TOEFLを持って英語教育の失敗を指摘するのは間違いであることを、次の3点から指摘したい。


受験者の経済的・教育的背景が著しく異なる点。
受験料210米ドルは気軽に受けられるものでなく、日本以外のアジアの受験者、とりわけ経済的に発展途上にある国の受験者の多くは、米国で学位を取得するために受験するエリート集団である。


平均点を比較する際の母集団が全く異なる点。
受験者数で見ると、日本は8万人強。アジア最高点のシンガポールはわずか数百名。これで優劣を付けるのは統計的に正しくない。


高等教育を取り巻く状況が大きく異なる点。
日本は翻訳文化が浸透しており、大学教育で必要となる書籍のほとんどが日本語で手に入る。経済的に発展途上にある国においては、当該国の言語で書かれた専門書が著しく少なく、「英語が出来ない=高等教育が受けられない」という事実がある。

教育の専門家でさえも、日本のTOEFLの順位に言及するが、TOEFLで日本人の英語下手を論ずるのは間違いである。


字数制限があり、若干超えていたかも知れない。Aで勝手に編集するかと思っていたが、そのような入口で既にアウトだった可能性もある。
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