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「する」と「なる」

生徒の書く英語で、文法的に間違いというのではないが、英文全体として意味をなさないものに遭遇することがある。ただ同じことの繰り返しだったり、そもそも英語にそういった発想が無いということが、その理由である。

最近テレビで流れているスマートフォンの宣伝文句に

「アイフォーンじゃなかったら、そんなのアイフォーンじゃないんです」

があるのを聞いた人も多いだろう。「そんなの当たり前じゃん。何言ってんの?」 真に受けるとこのような返答も出てこよう。何となく変な感じがして、でも、こういう言い方は、特定の文脈では可能だろうし、また、いつものソフトバンクのCMと同じ路線を想像すると、インパクトを狙ったものとも言える(少なくとも、多くの人がこの宣伝を覚えているという事実がある)。

元は英語の宣伝で"If you don't have an i-phone, well, you don't have an i-phone."とあったので、日本向けに翻訳したものらしい。

池上嘉彦先生著「「する」と「なる」言語学」によると、英語は「する」言語、日本語は「なる」言語に分類できるという。なんと、ぴったりな現象であることか。アイフォーンの宣伝は、英語ではhaveだが、日本語ではisの意味である。

ところで、英語のサイトでアイフォーンの宣伝をもじって、次のようなものがあった。

If you don't have an i-phone, well, that's one of the best choices you've made.
(もしあなたがアイフォーンを持っていなかったらば、それはあなたがした最善の選択の1つだ)

アイフォーンで余程悪い体験をした人なのかも知れない。
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