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小学生向け電子辞書

春の入学期を前に、電子辞書メーカーは新モデルの販路拡大に力を入れているそうだ。昨日の産経新聞では、 「小学生向け電子辞書 編纂中」 −CAS**(←メーカー名)、今冬発売。「英語必修」で商機、という記事が出ていた。

日本型の早期英語教育(「週1回の授業だか何だかわからないもの」vs.「東アジア諸国型の小3から週3時間行うキチンとした早期英語教育」)については、これで日本人の英語力がアップするとは思えず、中途半端としか言いようがないが、学習を支えるものとして紙辞書ではなく「電子」辞書ときたら、英語を教えたことがある人の発想とは到底思えない。私自身、電子辞書の強みも承知しているつもりであるし、また、教育IT機器へのアレルギーがある訳でもないが。

話は戻って、記事によると、平成22年度の電子辞書(語学系)の市場規模は710億円。紙の辞書は68億円だそうである。ビジネス的には、10:1で電子辞書が“おいしい”市場であることは趨勢としては仕方ない。しかし、市場規模とは別に、“コンテンツ”、“コンテンツの充実度”からすると、まずは「紙辞書ありき」のはずであり、紙辞書の無いところに電子辞書無しである。“使い勝手”はユーザー(学習者)によって異なる。初学者は紙辞書が引けないから電子辞書に手を伸ばしたいだろうが、この段階こそ紙辞書が望ましい。産経新聞の記事でも「(辞書で)言葉を『引く』行為そのものが、学習効果があるとされる…」とある。科学技術が飛躍的な進歩を遂げても、人間の脳や学習のメカニズムというのは簡単に変化をするものではない。小学生の時期こそ原始的な学習方法が大切に思える。
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