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“正”読

日曜日の新聞には、さまざまなジャンルの新刊の紹介や書評が載っており、それがきっかけとなって本を注文することがある。今朝の産経新聞の書籍欄で、「増補 遅読のすすめ」(山村修 著・ちくま文庫)が紹介されていた。詳しい内容はこの本を読まなければ分からないが、遅読 ― 大いに結構、と思えてならない。

英語教師をしていて、特に受験生を教えていると「どうしたら早く読めますか?」という質問をしばしば受け、閉口する(本当は回答に困ってはいない)。教師の中でも「精読」「速読」と分けて、指導する人がいるが、「速読」という言葉がいつも自分にとっては胡散臭く聞こえてならない。英語力が増せば自ずと読むスピードは上がる。書かれている英文の背景・知識があればなおさらのことである。

フルマラソンを走る人は、日頃から相当走っていることは想像に難くないが、しかし42.195 Kmを毎日走る訳ではなく、日頃の鍛練の結果を、本番のフルマラソンで発揮するという。時間に無頓着で英語を読むことを推奨するつもりはないが、読解問題を、センターのリスニングで1分間に読まれる語数のスピードで読む必要はない。特に設問と絡むところでは、正確に読まなければ、正解の対抗肢を掴まされることになる。フルマラソン当日ならぬ、本番試験当日に集中力が発揮できれば、時間をかけてはいけない箇所はさっさとやり過ごし、読解にはそれなりの時間が割けるはずである。

私は意識して「速読」という言葉を使わないでいるが、敢えて「精読」という言葉を使うことも止め、「正読」(音で違いが無いが)にしようかと思っている。
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