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文句を言いながらも解いてみようか…

昨日の早稲田の問題。ネジリ鉢巻きまでして、真面目に解く価値があるか分からないが、問題7の方だけでも一緒に考えてみよう。開き直って考えれば、所詮、試験には必ず正解がある(ハズ)なので、出題者がどんなに無神経であっても、答を出すことは無理ではない。ちょっと見てみよう。

[A]
(1) Dr. Calcagno said the likeliest explanation for the behavior is the selection pressure of harvesting ― over generations, those caterpillars that did not descend, or did not go far enough, did not survive.
(2) O. scapulalis does not exhibit this descending behavior, called geotaxis.
(3) “There could be other reasons that explain the tendency to move down, but we have no evidence of what those reasons could be,” he said.
(4) This harvesting-induced selection, he added, could be widespread in other pests.
(5) Through field and laboratory tests, the researchers discovered that before it stops eating and spins its cocoon, the corn borer travels down the stalk, usually reaching a height at which it is safe.

a.1−3−4−5−2     b.1−4−3−2−5
c.5−3−2−1−4     d.5−2−1−3−4

選択肢を一瞥すると、(1)か(5)で始めることになる。(1)は下線部を施した部分が、指すものが不明なので選びにくい。(5)も「研究者」が誰なのか、判然としない。この不都合は、昨日書いた通り、後の8番を読まないと解決されない点。この時点で立ち竦みそうになるが、何の話か見えてこない面はあるものの、「その行動に対する説明として最も可能性の高いもの」は、ちょっと選びにくい。そこで、どんな研究者か疑問を抱えながらも、とりあえず(5)を最初に持ってくる。

1番目⇒(5)

すると、選択肢(2)のthis descending behaviorが目に飛び込んできて、これが次に来るのではないかと考えられる。(3)のother reasons that explain the tendency to move downも候補になりそうだが、other reasonsのように、既に理由をのべて、更にまた理由という流れでないので、(3)は分が悪い。

2番目⇒(2)

これで、選択肢は1つに決定されるので、dの 5−2−1−3−4 が正解になる。一応、確認してみよう。

(1)が3番目に来るというのは、(2)のthis descending behaviorを確かに、最初は宙ぶらりんだったthe likeliest explanation for the behaviorが指すので、良さそうだ。

で、ここまでくると、(3)のcould be other reasons that explain the tendency to move downが、しっかり(1)から引き継がれていることが分かる。

そして、最後に(4)。This harvesting-induced selection(induceは「を誘発する」の意だったことを思い出してね)のThisは前に述べられたことを受けて、「この収穫が原因となって引き起こされる選択」となって、一件落着。

でも、結果オーライでは済まない。やはり(1)か(5)の選択は悩ましいところであるし、また、この段落が完成したところで、英文全体として何を読み手に伝えたいのか、次の問題8に進まない限り、ぼんやりとしたままである。

仕事として高校入試を作成ことに携わったことがある先生なら直ぐに理解してもらえると思うが、中学生相手に試験問題を作るのは大変に気を使うものである。私立高校といっても、明らかに中学で習わないもの(実際は塾などで勉強している場合が多いのだが)を、しかも、1問2問ではなく、何問も出題するとなれば、その学校の見識が問われる。ある単語が、中学のどの出版社の教科書にも出ていなければ、注釈を付けるのが一般的だ(類推可能な場合は、注釈を付けないこともあるが)。

基本的に英語を習い始めて5年10ヵ月の、英語を外国語とする受験者に対して、大学の先生にはもっと現状を認識した上で出題して頂けないものだろうか。これは難易度のみを言っているのではない。出題の仕方から、これが予備校の模試だったらば、ボツになってもおかしくないものが、特に私大の入試で散見される。
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