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than S otherwise V

以下は、10月下旬に行われた一橋大学志望者を対象とした模試からの抜粋。下線部を和訳せよという問題となっており、いくつか重要なポイントが含まれているが、今回は文の終わりにあるotherwiseに注目してみたい。

〈英文〉
Overconfidence traps lurks everywhere, often where you least expect them. One of my favorite examples is the golf course pro shop. If you’ve been in one lately, you’ll know that the shops often provide a small putting green where customers can try out new putters. But these greens, it turns out, are less about the putter than they are about the one doing the putting; the greens are actually secret confidence builders that can induce people to buy more expensive clubs than they otherwise might.。

〈大意〉
自信過剰の罠は至る所に潜んでおり、思いもかけない場所に潜んでいることが多い。私のお気に入りの実例の一つが、ゴルフコースの売店である。最近入ったことのある人なら知っているだろうが、こういった店には客が新しいパターを試しうちできる小さなパッティンググリーンが併設されていることが多い。しかし、こういったグリーンは、結局わかることなのだが、パターが目的というよりも、そのパッティングを行っている人間が目的なのである。実際のところ、人に自身を付けさせ、試しうちをしなかった場合よりもその人に値段の高い方のクラブを買う気をおこさせることのできる秘密の装置なのである。

〈解説〉 (実際に配布された、解答解説より)
than以下の元の節はthey otherwise might buy expensive clubs.であるが、これはotherwiseをif節の代用とした仮定法過去の節である。otherwiseは「そうでなければ」という辞書通りの訳をあてると、「そう」が何を指しているかわからないので、「試し打ちをしなかった場合」くらいに置き換える。

               × × × × ×

“than otherwise might” はときどき目にする形だが、次はネットにあった英文でmight have (p.p.)の例。ここで難しいのは、背景知識を元に、省略されている箇所をキチッと把握しないと、意味不明になってしまう点である。

先に説明をしてしまうと、以下の英文では、

than they otherwise might have. は

than they otherwise might have paid if Bristol-Myers Squibb had not paid Apotex to delay their generic product. と解さない限り、意味をなさない。

難しいのは、ブリストルマイヤーズがアポテックスに金を出すと、ジェネリックが市場に出ないので、価格が高く維持でき、アポテックスに金を出さなければ、ジェネリックが市場に出るので、価格が高く維持できないという複雑な仕組みである(他の製薬会社に金を出しても、消費者から十分に回収という算段がある)。

つまり、上に補ったif 節内で、仮定法過去完了の部分が否定となっている点がポイント。

               × × × × ×

¶ Brand name Plavix costs about $205 for a 30-day supply. The generic, now that it’s available, costs about $13. But consumers were stuck paying the higher price for far longer than they otherwise might have.

正規品のプラヴィックスは30日の投与で205ドルする。今ではジェネリック薬が利用できて、ジェネリック薬では約13ドルである。しかし、消費者はそうでなければ【=ブリストルマイヤーズが、ジェネリック製品が出回るのを遅らせるためにアポテックスに金を出していなかったならば】払っていたであろう以上により一層高い額を、はるかに長い期間払うことを押し付けられていた。

¶ That’s because in 2006, Bristol-Myers Squibb paid the generic drug maker Apotex to delay bringing the generic to market for five years. Without competition, Bristol-Myers Squibb was able to keep making $3.4 billion a year in sales on the brand name drag.

なぜならば、2006年にブリストルマイヤーズはジェネリックメーカーのアポテックスに5年間ジェネリック製品を市場に投入することを遅らせるために金を出していたからだ。価格競争がなかったので、ブリストルマイヤーズは正規品の薬の販売で年に30億4千万ドルを売り上げることもできたのである。
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「ポール・スミス」が泣く?

artisanal とは学習向けの辞書には出ていない場合があるが、artisan(職人)という単語の形容詞形。「職人技の」意味で使うこともある。

たとえば、artisanal riceといえば、海外からの安いお米と比べること自体がおかしい、農協を通さないような「ブランド米」のような意味。

ところで「ブランド」と言えば、数日前に歯医者に寄ったときの、ある女性と受付嬢との会話が滑稽でならなかった。

この女性はどうやら「ポールスミス」というブランドが好みらしく、それを狙って海外で買い物をするとか。でも、持っているバッグは、ルイヴィトン…。

海外で買うのは、安く買えるから(必ずしも、安いとは限らないが)だそうだが、本物のポールスミスファンなら、バッグもポールスミスではないだろうか。それに、海外に行って買ってくるところが、庶民臭くて不釣合い。

自分の知り合いでポロ(ラルフローレン)が好きなアメリカ人は、ジャケットやジーンズがポロなだけでなく、靴下やマフラーもポロにしている(頭の天辺からつま先まで…ということ)。

謙虚に身につけるならともかく、見せびらかしで持つなら、徹底しないと、様にならないと思うが。

※ 因みに、私の履いている靴の1つに、1,000円(1,200円?)というのがある(もちろん、左右で。ある予備校の著名な先生に紹介してもらった店で買ったが、軽くて履き心地が良い。こういうのをpracticalと英語ではいう(money's worthといっても良いかも))。
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不合格体験記はいかがでしょうか?

全面改訂を施すわけではないが、昨年から「合格体験記」の編集している。古い年度のものを削除し、新たに卒業した生徒の体験記を追加する。

合格体験記で書かれている内容は参考になるだろうと思う部分も確かにあるが、合格したからといって、その生徒の言うことがすべて正しいとは限らない

それを読む後輩たちも、自分に都合が良いところだけを摘み食いしては、単に自己流に磨きがかかるばかりだ。

予備校の講師の方が、学校の教師よりも教えるのが上手いが…」という一節には、たとえそうであっても(もちろん、そうでない場合も当然ながらある訳だが)、読み手を意識したTPOが分かる書き手なら、このような記述はしない。

世には「『不』合格体験記」というものさえある。こちらも、そこに書かれている内容に従うとすべて不合格になる訳ではないだろうが、こういう視点で書かれた受験体験記の方が、実は参考になる面が多い。
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今日もwhether (if) S+V

昨日のブログで、whether節を取り上げたが、時々気になることがある。例えば、昨日も使った次の英文。

I wonder whether John got married or not.

前後の文脈が無いとはいえ、「私(=I)」はジョンが結婚したのかどうかについて分からず、その可能性は半々と考えている。

しかし、

Many people can easily tell whether a friend is not feeling happy by looking at him or her.

のようにwhether節内にnotがある場合、状況は異なる。辞書に出ている whether や if の例文は専ら S+V が肯定である。よって、敢えてa friend is not feeling happy …とすることは、a friend is feeling happyという可能性を全く排除していないとしても、「多くの人(=Many people)」は、「友人が嬉しそうにしていない」が前提となっていると解すのが自然に思われる。

同様に、

Sometimes I find myself sitting in the train opposite a mother holding a baby asleep in her arms. I cannot help wondering what he is dreaming about or if he is not dreaming at all.

でも、

「夢など見ていないのではないか、それともいるのか」(cf. 夢など見ているのかどうか)のように解し、「私(=I)」は、「赤ん坊が夢を見ていない」が前提にあったが、それはどうなのかと思案している、と取れるように思う。

私の勘違も可能性も否定できないが、S+Vに否定が先に来る場合は、肯定で書かれている場合と違い、「色」がついた解釈をするのが妥当なように思う。辞書でこの点について書かれているものがあったら、“通報”してもらえると有難い。
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whether S+V

I wonder whether John got married or not. の not は whether John did not get marriedを一語で表したものであり、“否定の節の代用”である。

ただし、いつも否定がくるとは限らない。「肯定と否定」の二つの選択肢を示す以外にも、「肯定1と肯定2」の選択肢を表すこともある。

I wonder whether John got married or decided to stay single.

また、次のようにbecause A or because Bとなり、whether S+VのVを修飾する副詞節という場合もある(「構文」テキストのp. 54)。

Until recently, researchers did not ask whether those elderly people who best retained their mental alertness did so because they were healthy or because they continually challenged themselves.

この場合、厳密に言うと、

~did not ask
whether those elderly people who best retained their mental alertness did so because they were healthy
or
whether those elderly people who best retained their mental alertness did so because they continually challenged themselves

において、whether~soを略したものと考えられる。

ところで、Michael SwanのPractical English Usageでは、whetherに関し、

We can use whether … or … as a double conjunction

と書かれており、どちらも接続詞の whether と or が二重に使用されることを指摘しているところが面白い。
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発音記号を知らないなんて

結果として英語の発音が上手でなくとも、英語非ネイティブとしては仕方ない面があるが、「音声」を無視して勉強するのは、語学の基本姿勢として正しいとは思えないし、実際に、付くはずの学力も付かないのではないかと思う。

高3生を今年から飛び入りで担当して、全クラス教えているが、授業で聞いてみたところ、発音記号など習ったことがないという(本当?)。

大学の音声学の授業で行うほど厳密でなくとも、辞書を引いて、自分なりに発音できるようにしなければ、日本語で喩えると読み方が分からないのに漢字を覚えるとの同じである。

センターまであと2ヶ月とはいえ、まだ時間があるのだから、アルファベットからは想像もつかない発音記号(singの-ngの発音、綴りのchの発音のバリエーション、etc.)は、覚えておくのが必要だし、辞書を引いて単語を増やす上でも、発音の仕方が分かると学習効果が上がること請合いである。
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やっぱり、“内職” “ながら勉強” はダメだった…

multitasking
意味:マルチタスク動作、 マルチタスク、 単一のコンピューターが複数の処理を同時に実行すること

元はコンピュータ用語のため、日本語にしても今ひとつピンと来ない。学生に限って言えば、「授業中の内職」、(授業外での)「ながら勉強」に相当する。

器用さを表したり、忙しい中を効率よく仕事したり、勉強することを指すが多いが、最近ではマイナス面も指摘されている。

A professor of communication at Stanford University, Dr. Clifford Nass showed that people who did several things at once did all of them worse that those who focused on one thing at a time. And the more we multitask, he found, the worse we get at multitasking itself.

(大意)
スタンフォード大コミュニケーション学教授のクリフォード・ナス博士は、一時にいくつもの事をする人は、一時に一つのことに集中した人よりもパフォーマンスが悪いということを示した。また、同時作業をすればする程、それだけ同時作業自体のパフォーマンスも悪くなるという。


※ 英文の書き出しのA professor …は、Beingが略された分詞構文と解することができるが、日本語の自然さを優先させ、上記のような訳とした。
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so S+will [would]+V で「目的」

目的」を表す「so that S+助動詞+V」は、昔のイディオム集などでは、助動詞のところにmay/canとあり、willはオマケで書かれていた程度だったが、最近ではmayを使う頻度は下がり、willが使われることが多い。

先月の13日に第2版が出た、オーレックス英和(旺文社)では、

通例、can [could]、will [would]を用いる。may [might]を用いるのは《堅》

とある。

なお、「so that S+助動詞+V」では、that が省略されることもあるので注意をして欲しい。

以下は、最近行なわれた通信添削で有名な某社と某予備校共催のマーク模試から。

Mother asked me to speak in a low voice (      ) the baby wouldn’t wake up.
① after   ② but   ③ so   ④ till


フィーリングで読むと、キチンと正確に選ぶことができない。一見すると接続詞が入りそうだが、「so that S+would+V」のthatが略されたものと考えることができれば、③が正解になる。

なお、英文の意味は次の通り。

母親は赤ん坊が目を覚まさないように、小さい声で私に話しかけた


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模試から英文和訳が消えた

先日、某模試の高1生向け記述模試が行なわれた。全国規模のこの模試で、今回「英文和訳」の問題が消えた。「説明問題」というかたちで、実際には“緩い”英文和訳」が残っているが、下線部和訳のようなはっきりした英文和訳が無くなったのは少々驚きだった。

実は、この模試の実施時期の前後に、文科省の職員で英語関係の知り合いから、「高1生対象の某模試では、英文和訳がなくなったでしょう」という話を聞いていた

時間差があって知るのならともかく、同時に近いタイミングで文科省のこの人が知っているのは何故なのだろう…。少し不思議に思う。

今年度より、高校の新課程(外国語・英語)では「英語の授業は原則として英語で」が教授法として導入されている。文科省が模試の作成に注文を付けることはないと思う(?!)から、この試験を実施している側がそのような作問をしたのだと思うが、何となく不自然さを感じる。

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~の上は、over / on ?

英検を受験する愚息が、教材を持ってきて「“~の上に”なのに、onじゃないの?」と訊いてきた。

このテキストには、in the roomat the airportfrom my school …のように、“前置詞+名詞”が句で紹介されている。その先にover the lakeがあった。愚息の質問は「湖“の上に”」で、onは駄目かというもの。

onは『接触』だから駄目さ。凍っているならともかく…

調べてみたところoverの前にはmist(霧)や、rainbow(虹)が来ることが多いようだ(mist over the lake/rainbow over the lake)。

「over+場所」ならば、over the lakeよりは over the river の方が例文を出しやすい。テキストを執筆するとき、特に初学者を対象にしたものならば、身近で具体的な例文を示すのが大切ではないだろうか。

※ over the lake で 「Google 画像」検索をかけると、湖の上を飛ぶ車が出ていたりしていて、笑える(Car Over the Lake)。
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辞書を使いこなすには、学力+運?

某社から、電子辞書の営業で2名が来た。これまで、電子辞書の英和辞典といえば、決まってジーニアスだったが、数年まえにオーレックス(旺文社)が搭載されるようになり、今回は、ウィズダム(三省堂)がコンテンツに加わるという。

もちろん、最新版で、英和・和英が入るという点は良いが、使い勝手の点ではあまり向上していないように思う。

「see+人+offはどう検索するのですか」と尋ね、操作してもらった、結局分らず仕舞いだった。知っているものを探そうと思って出てこないということは、知らないもの(see+人+off)が見つけられるのは、「運次第ということか。

電子辞書のメリットも分っているつもりだが、学習者フレンドリーとは、まだ言い難いように思う。
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謝意を表される前のYou're welcome.

邦題「グランド・イリュージョン」(英語:Now You See Me)という映画を観た。邦題がなかなか良い(しかし、お年寄りで、英語に馴染みのない方が分るのだろうか)。

数日前に、このブログで Thank you so very much. という表現を取り上げたが、今回は、この映画に出てきたYou're welcome. という表現。

普通なら、その前に「感謝」を現す何かしらの表現があり、それに対してYou're welcome.となるはずだが、この映画のワンシーンでは、他人に対して自らしたことに、相手が礼を述べるに、間髪を入れず、You’re welcome. と言う場面がある。

日本語の字幕を正確に思い出せないが、役者の一人が「大丈夫、気にしないで」のような感じで、さっと機転を利かせた行動を取って発する英語である。

相手が謝意を表すまえに言うことで、善意の押し付けになっているところが面白い。英語の試験でYou're welcome.が選択肢にあっても、選ぶには勇気が要るところ。You're welcome. がこのように使われるのを聞くのは初めて。







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一見易しい単語ほど、注意が必要な場合が…

9月にあった某模試の文法・語法セクションから。

His novels, which were once best sellers, are ( ) now. I’m afraid you’ll have to search secondhand bookstores for them.

① in print  ② in use  ③ of use  ④ out of print
 (正解)

知っていれば、1秒で正解が選べる。そもそもprintという単語を一度も辞書で引いたことがないためか、上記問題とは別に、printという語を生徒に訳してもらったところ、「」という誤訳が続出した。

どうも、「(授業等で配布される「プリント」)→紙」としたらしい。さすがに、カタカナで書いたら「×」だと思ったからか…。でも「紙」では意味が通らない。

例外的に、カタカナになっている英語で日本語でも意味が変わらないものもあるが、一方で、①意味が極端に狭くなったり、②完全に日本語化してしまって、英語本来の意味からずれる場合も少なくない。

上の問題では、out of printで「絶版」という意味になるが、一見易しい単語ほど、思わぬ意味があるので注意が必要である。
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any vs. every

一カ月以上振りに、完全オフの週末を迎え、少々英気が養えた。そこで、今度の金曜日で上映終了となる映画(Broken City)を夜の最後の回に観に行った。

昨日の話題に近いが、映画にあったThank you.で頭に残ったシーンがある。それは、元刑事で今では私立探偵をしている主人公Billyと、探偵事務所の事務員の女性との会話。

Billyが、自分の右腕となって働いている事務員の女性にThanks.と礼を言う場面があるが、これに対する女性の返答がEvery time. だったと思う。Anytime.(どういたしまして。いつでも)なら、よくある返答だが、Every time. は新鮮に思えた。

字幕でどう出ていたからはっきり憶えていないが、「いつものことなので」のような日本語だったように思う。

any-とevery-は、日本語にすると思いきった意訳をしないと、その違いが分かりにくいときがある。今回の映画のEvery time. はあくまでも特別な文脈のときに使うように思うが「いつも、迷惑をかけているとか、助けてもらっているetc.」といった意味になるだろう。

ところで、TIMEの最新号(November 11)の32ページには、

CHINA MAKES EVERYTHING. WHY CAN’T IT CREAT ANYTHING?

というタイトルの記事が出ている。makeとcreateの対比も面白いタイトルだが、ここでもevery(thing)とany(thing)がうまく使い分けられている。

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"SO VERY" much

「有難うございます」の英語で、Thank you very much. とThank you so much. が一緒になったものがある。それが、

Thank you so very much.

政治家の演説で、聴衆が盛り上がっているときなど、Thank you.を何度も意って、演説に入ることがある。確か、昨年のフロリダで開かれた共和党大会で、元国務長官のライス女史は、17回ほど繰り返していた。

Thank you. Thank you. Thank you. Thank you, my friends. Thank you so very much. (APPLAUSE) Thank you. Thank you. Thank you.

これは、昨年大統領戦で敗れた共和党候補のミット・ロムにー氏による、とある会合での演説のを文字にしたもの。ここでも、… so very much.を発見。

以前、アメリカのレストランで聞いたことがある。とても丁寧に感謝を表す方法らしい。so very much は聞き間違いでなかったようだ。


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Do sexy flight attendants really sell more seats?

これは、CNNのウェブサイトに出ていた記事のタイトル。

本文中には、次のような行がある。

The jury is still out on whether sex sells more seats.

"I've never seen any evidence that directly links the beauty of flight attendants to the bottom line," says Ballantyne.

《大意》
魅力的な女性で航空会社の利用客が増えるか否かに関し、結論的なことは言えない。

「客室乗務員の美しさと売り上げを直接結びつける証拠を目にしたことはない」とバランタインは述べる。



The jury is still out.とは、「陪審員はまだ席をはずしている」というところから、「まだ結論は出ていない」という意味の定型表現。

●sex sells …の部分は、「性(別)が理由で[航空会社の利用客]が増えるか」という意味だが、ここのsexはタイトルのsexy flight attendantsを簡潔に述べたもの。

the bottom lineは「一番したの行」というところから、「売り上げ」(決算表の一番したの欄のイメージ)、そこから派生して「肝心なこと」という意味の定型表現。



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「マッチ」は死語か?

最近あった試験の答案を採点していて、意外にも生徒が match を正しく訳せない のに気がついた(discourage children from playing with] matches …)。

上に挙げた英語の続きには「通りに出るボールを追いかける」とあり、それに釣られてか、試合」という誤訳が目立った。

今の子どもがマッチを使うことなどあるだろうかと考えると、仕方ないかもしれない。「最後にマッチを使ったり、見たのはいつ?」と聞かれても、憶えていないだろう。

普段の生活で子どもが火を使うとしたら、ガスコンロくらいか。ケーキの蝋燭に火をつけるとしても、大概、ライターを使うだろう。

ウィズダム英和でも、matchで「試合」系の意味の名詞と動詞のほうが、(火をつける)「マッチ」の訳語よりはるかに多くのスペースをとっている。(火をつける)「マッチ」は、僅か4行。でも、そこはウィズダム。しっかりと、play with matches「マッチで遊ぶ」と出ているところが、ニクイ。


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「あとちょっとの差」は普遍的

最近、政府の教育再生実行会議が大学入試改革を安倍首相に提言した。これによると、1点刻みで一発勝負の入試を大きく変更し、「人物重視」の入試にするという。よもや「人物重視」=「学力不問」ではないだろうが…。

確かに、合格不合格のボーダーラインは、もう一度試験をしたら、入れ替わる学生が一定程度いるのは想像に難くないが、そのようなケースが顕著なのは客観形式が試験の大部分を占める私大の入試においてであって、国公立は二度の試験を行っている関係もあり、試験としての妥当性は極めて高い。

そもそも、1点刻みが問題なら、何点の幅で見れば問題でないのか。成績のグループでA、B、C…としても、そのボーダーラインというのは存在する。

専門家の間でも喧喧囂囂の議論がなされているので、安直な結果になることはないだろうと思うが、安易に「人物重視」は問題だと思う。どのような方式を取り入れても、線引きがあり、「あとちょっとの差で」という惜しい状況はなくならない。小論文だって、志望理由書だって、面接だって、すべて序列化ができ(仮に、しにくい性質のものであっても、敢えて点数化をすることになる)、その点では筆記試験と変わらない。それどころか、主観が入り込む余地が多いにあるという懸念が出てくる。

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