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何を書き、何を書かないか

以前、某ゼミの教員研修で講師として来校した人が、「授業が終わったあと、生徒が見直して、授業が再現できるような板書である必要がある」という主旨の話をして帰ったが、本当にそうだろうか。

予備校でも高校でも、「白」以外にも、「黄」「オレンジ」「ピンク」「緑」などの色を使って見た目にキレイな板書をする先生がいるが、「オレンジ」や「緑」がいつも同じ役割を示す色ではなく、「オレンジ」「ピンク」と来て、次は「緑」のように単に色チョークを順番に使っていくかのような場合もある。その順番が守られているのならまだいいが、そう思えない場合もある(私には)。

一方、黒板を写している生徒も、写すことだけに専念していて、「生徒たちは本当にこの時間で何かを吸収しているのか」と思うような場合もある。

喋りオンリーでは分かりづらい部分もあるだろうから必要に応じて板書をするのであって、極端に言えば、構文を解説するカラフルな板書をたくさんするくらいなら、板書したものをコピーして渡した方が、時間の節約になり、写し間違いも生じない。

英文をノートに書いたり、必要に応じメモすること自体は重要だと思うが、ノートに写すことが自己目的化してしまうようではいけない。そのためにも、教える側は「何を書き、何を書かないか」をはっきりさせておく必要があると感じている。
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ドンピシャ

突然だが、「勝負下着」を英訳として、和英辞典にはbest underwearと出ているようだが、実際に英語が使われている状況でdate bra and panty という表現に出くわし、ドンピシャだと思った。

(なお、dateには「デート相手」という、人を指す使い方もあるので、これも知っておくとよい)

ところで、in one's best clothesで「よそ行きの服を着て」という意味。英語では「着用」のinを使うが、それよりも、日本語の“よそ行き”という言葉が、最近では死語になりつつある感じがして、生徒が分かるか疑問。
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Mr./Ms.+ファーストネーム

アメリカでは、大学レベルになると、学生が教授をファーストネームで呼ぶことも珍しくない。しかし、高校までは日本同様に、アメリカでも教師のファミリーネームにMr./Ms.をつけるのが普通

ところで、本来「Mr./Ms.+ファーストネーム」は“不可”であるはずだが、まるで大学生であるかのようにファーストネームを使うことを許すが、同時に、教師と生徒という関係をきちんと表す意味で、Mr./Ms.を付けさせる、という面白いローカルルールが導入されている学校があるらしい。

例えば、Mr. Ken, Ms. Jenniferのようになるのだが、英語を習いたての日本人の生徒の間違いのように聞こえなくもないが、ネイティブが使うのを聞くと、認めざるを得ない。
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A and Bが不可分と扱う例

① Texting and Driving: It Can Wait.
「運転中の携帯メールは後に」

「メール中の運転は後に」も理屈では可能だが、通常は、先に挙げた意味で使われている。

なお、It が Texting and Drivingの 両方を指して、三人称単数扱い。

② Do Not Drink and Drive.
「飲酒運転禁止」

同時にするなといういう意味で、片方なら構わない。

cf. Do Not Drink or Drive.
「飲酒も車の運転も禁止」
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How're your "books and pens" today?

“Our books and pens are the most powerful weapons.”

これは、パキスタンの反政府武装勢力に銃撃されたマララ・ユスフザイさんが、国連本部で最近行ったスピーチの一節。

武器(weapon)の一つである銃によって命を落としそうになった女の子のスピーチにweaponが出てくるところがすごい。

昨年度、高2の英語α(選択授業)を取った生徒は、当時イギリスで療養中だった彼女を見舞う手紙を在英パキスタン大使館に宛てて送った。その時は、一命こそ取りとめたものの、このように元気な姿で国連でスピーチをする彼女の姿を想像することは誰もできなかった。

上記の英文では、Our books and pensは“教育”と言い換えられるものだが、bookやpenという身近な言葉を使っているところが、むしろ聞く人の心によく届くように思う。
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「逆行訳」が相応しいのso ~ that ...

もともと「so A that B」構文のsoは、「そんなにも」という “程度” を表す副詞であり、その“程度”をthat以下が具体的に示している。

soには“強調”で「とても」という用法があるが、厳密は強調とは異なるので、 《結果》「とても~なので…」(順行訳)という訳語が辞書では示されているが、「とても」は無くてもよい。なお、 《程度》「…な程~」(逆行訳) と訳してもよい。

以下に示す例は、《結果》ではなく、むしろ《程度》で訳出するのが相応しい。

① He is not so stupid that he says such a rude thing.
 (彼はそんな失礼なことを言うほど愚かではない)

*主節に否定語を含む場合

② The desks in our office are so arranged that each faces a window.
 (我々のオフィスの机は、それぞれが窓に面するように配置されている)

*be+so+p.p. that ~で、that以下がbe p.p.の様態を示す場合
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常識的(?!)な名前

ウイリアム王子とキャサリン妃の間に生まれた男の子の赤ちゃんの名前がGeorgeに決まったらしい。

どこにでもありそうな名前だが、英国王室の伝統などから、親が何でも好きに名前を付けられるのではないと思われる。

名前といえば、かつて「悪魔」という名前で出生届を出した親がいて話題になったことがある。役所の指導があり、親の希望は通らなかったが、このような名前に関する決まりは、日本以外にもある。例えば、ニュージーランドでは

Acceptable names must not cause offense to a reasonable person, not be unreasonably long and should not resemble an official title and rank.

という決まりがあるらしく、これまでに、Justice、King、Princessの他、Mafia No Fearなども認められていないそうだ(他方、Violenceは認められた)。

最近では、女子の名前で「○△子」は少なくなったが、「子」で終わる生徒に勉強のできる生徒が多いという統計があるらしい。“キラキラネーム”でなく、常識的(?!)な名前を付ける親に育てられた生徒が成績が良いというのは、不思議ではない。

Georgeなら日本人にとっても覚えやすい。英語力不問で、親しみやすい気がする
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work (Vt)+A (Aをもたらす)

Why Exercise Works Wonders

Scientific Americanの最新版(8月号)の記事の1つに、上記のタイトルの記事があった。正確に言うと、表紙には上の通りに出ているが、目次へ移るとWhy Exercise Works Magicとある。

意味はおよそ見当がつくだろうが、ちょっとこれは難しい。

辞書ではかろうじて work に「<被害・奇跡など>をもたらすとある。

よって、このタイトルは「運動がなぜのか」となる。

元々は、

Why does exercise work wonders?

という「文」を、間接疑問の「名詞節」にしたもの。

文であれば、workが動詞以外に考えられず、どこから調べたら良いか分かりやすいが、exercise / work / wonderと動詞にも名詞にもなる語が続くと、調べるスタートに立つことが難しい。

プラスのことに限らないが、work wonders (magic, miracle …)奇蹟を引き起こす」 のように使うので、知っておくとよい。
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suspect を否定する

スペインで起きた列車の脱線事故を報じるニュースでTerrorism is not suspected.(テロ行為とは考えられていない)という英語が耳に入ってきた。

suspectを否定文にしていけないとの決まりはないが、通常、例文として出ているのは肯定文。

耳に入った英文は受動態(be suspected … [by A])だったが、これが能動態(A suspect)ならば、

Authorities suspect [that] the accident was not caused by terrorism.

のように表わすのが普通である。

否定語はできるだけ前に前に置くのが英語の語順としては一般的だが、hope同様にsuspectも ″think+α” がベースにある単語なので、“「~ない」ことを望む”、“可能性の点で「~ない」ことを思う”の意味を表わすよう、それぞれの動詞自体でなく、後続の節内の動詞を否定する。

hopeを使った例は、次の通り。

 I hope I didn’t wake you.(○)
 I don’t hope I woke you.(×)
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一応=ほとんど~ない

ある予備校の「○△大対策講座」の教材には、まえがきに「まだ過去問はやるな」とある。今やってしまうと、入試直前期にやるものがなくなるからというのが理由のようだが、にわかに賛成しかねる

確かに、この「○△大対策講座」を教える側からすると、夏に一定の対策を施し、それに基づいて学習させ、冬期講習・直前講習へと繋げやすいと思うが、私からすると、この時期に「できる・できない」は別として、直近の入試問題を解かずいるのは、目標を定めないで学習することと同義に思えてならない

そもそも、この時期にやったところで、入試直前期にできる保証は全くないし、それに、直前期はそれなりに焦りも出てくるだろうから、思うように過去問に取り組めずに本番の日を迎える生徒も少なくないのではなかろうか。

早慶クラスにいる浪人生に過去問をやったか訊くと「一応」という返事が返ってくるらしい。こう言ってはムッとされるかも知れないが、生徒の「一応」ほど当てにならないものはない。過去問をバッチリ解いて、いつやっても同じようにできるくらいになっていれば、浪人せずに済んだ可能性が十分ある。

 教師 : 辞書をちゃんと引いているか。
 生徒 : 一応、引いています(←現実には「ほとんど、引いていない


ともかく、少なくとも1回分は解いてみて、目標と今の学力との距離感を測っておくことは必要ではないだろうか。自分に足りないものが、模試とは別な角度から知ることができるはずである。
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eLection day

今日は、参議院選挙の日。参議院選挙を英語ではUpper House electionという。

参議院」を英語にする場合、日本が踏襲するイギリスの議会制民主主義に鑑みると、House of Councilorsとするのがより的確ともいえるが、日本の参議院に相当する米国の上院をUpper Houseというので、こちらが使われることが多い。

また、「選挙」を意味する“クション”の“”に当たるところはleであってreでない。-re-で綴られる語も存在するが、少なくとも入試の英単語には含まれまい

自民党は英語ではThe Liberal Democratic Party、民主党はThe Democratic Party of Japanが英語名で、通常英字新聞では、LDPやDPJなどと表記される。この2つくらいは知っておいてもいいだろう。

ところで、以前、小泉進次郎氏(小泉純一郎元総理の後継。高校生の諸君は知っているかな。日本のリチャード・ギア(?!)言われているんだけど)が「自由があるのが、[由][主]、自由がないのが民主党」と言うのを聞いて、親父に似て、ワンフレーズでまとめるのに長けていると思った。
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“理高文低、法学部不人気”のアメリカ版???

今日の産経新聞には法科大学院の改革についての社説がでている。数日前には、司法試験合格3,000名を断念したとの最近の報道もあった。

奇しくも、昨日AFN(米軍のラジオ放送)でnpr(日本のNHKに相当する局)を聞いていたところ、アメリカの弁護士の就職難について話されていた。

日本でも弁護士事務所の法人化が始まり、“士”業(弁護“士”、税理“士”、…)として一匹狼のイメージがあった弁護士も、高給取りの職業とは言えなくなった。平均的なサラリーマン程の年収も稼げない弁護士も珍しくないと言われている。

legal industryということばがある程、弁護士は昔からアメリカでは商売っ気溢れる仕事であるが、景気と密接に関係しており、この30年間で弁護士の職は減少の一途だそうである。資格があっても、稼げる人とそうでない人との差が大きくなっているというのも日本の状況と一致する。

放送では、米国のトップ10に入るロースクールを出ていれば、まだ何とかなるだろうが、10位より下(past top ten)のロースクールになると、状況は相当厳しいという。有名なロースクールでも、上位10校に入っていないことが珍しくないので、直面している問題は厳密に言うと少し異なるが、“職が無い”という共通している。
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身近な単語から(2)

本来、名詞のままでいてくれればカタカナに直してお仕舞いというsidelineも、動詞で使われるとちょっと意味が変わってくるというのを二日前に取り上げた。

“-line” 絡みで、今日はkiller line

killer lineとは「決め台詞」とか、文字通り「殺し文句」のこと。

ネイティブはよく使うのに、意外にも辞書に出てこない。どうも定型表現ではないようだ。さらに、調べると、killer lineは、line よりも killer に注目すべきことに気がついた。

したがって、punch line / punchline(「話の」オチ)のような形が決まったものでなく、killer+Nと使う。例えば、killer movie(大ヒット映画)、killer talk(大ウケする話)のようにである。

killer は「形容詞」で、①very harmful or dangerous、②very attractive, good, impressive, etc.とロングマン英英辞典には出ている。本来、ネガティブな意味のkillerが、ポジティブな意味で使われているのが面白い。

日本語でも「ヤバい」「キモイ」がプラスの意味使われることがあるのとそっくりだ(模試の成績表が返され、「あいつヤバい」とか、「キモイ。全部A判定だよ」)。
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東大英語の指導研究会

今日は、都内某所で東大英語の指導研究会があり、参加をしてくる。予備校主催のものではないので、広くは知られていない研究会であるが、どんなものだか。

もちろん?! 有料 なので、中身に満足できなかったら、今度は「自分にやら担当させてもらえないか」と大口を叩いて帰ってこよう。

この話の続きは、夜に。

********

(1) 赤本や参考書に書かれている傾向分析と変わるところがない
(2) 講演者自身が問題を熟知していない
(3) 推測で話をする
(4) 同業の営業妨害ともとれる発言をする


何か得るものが無くとも、話が面白いとか、どこか共感を憶える」なら、まだ許せるが、上の(1)~(4)を全て満たす内容だったので、大変残念だった。
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身近な単語から(1)

sideline名詞)は(フットボール場・テニスコートなどの)「側線、サイドライン」の意味だが、動詞としての働きもある。文字通り「戦力から外される」という意味、その他「~の動作を止める」の意味でも使われる。

《例》 Curiosity was sidelined earlier this month after a problem with its computer memory.

(キューリオシティは、コンピュータのメモリにトラブルがあり、今月初旬に作業が止められている)


ところで、この英文はカタカナ満載の訳になる。Curiosityはやっと憶えた受験に出る英単語の意味の「好奇心」ではなく、キューリオシティという名の火星探査機である。

人+be sidelined というと、「戦力から外される」という意味以外にも、「左遷される、主流派から除かれる」の意味になる。

《例》 The minister was sidelined after he criticized party policy.
(その大臣は党の政策を批判した後、主流派から除かれた)
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「海の日」は7月20日の方が…

昨日、7月15日は「海の日」。英語ではMarine Dayという。

東北を旅行された明治天皇が、当時としては珍しいことに、軍艦ではなく「明治丸」という灯台の維持管理をする船で7月20日に横浜港に帰港されたことを記念したのがそもそも。

よって、7月20日であること自体に意味があるのだが、“ハッピーマンデー法”による三連休化に伴い、この十年ほど毎年7月第3月曜日へ変更されている。何かを記念して始まった祝日は、その日付を動かすことで本来の意味がぼやけてしまうので、個人的にはどうなのだろうかと思わざるを得ない。

なお、由来は上述の通りだが、立法主旨としては「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」というもの。外国人に説明する際には、どちらかという、主旨を説明した方が、理解してもらいやすい。

(※ 説明をしないと、海水浴のための日と思われかねないかも)

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逆の不公平

民法第900条4号で定める、非嫡出子の相続分が嫡出子の半分であることについて、一部で議論を呼んでいる。

法の下の平等と並び、「子どもは親を選べないないじゃないか」というのが、この規定が不公平だという人たちの論拠となっている。

「子どもは親を選べないないじゃないか」に反論しようものなら、リベラル勢力の袋叩きに遭うかも知れないとの懸念からか、メディアでは民法第900条4号規定を擁護する意見は聞こえてこない。

ところが、嫡出子から見ると、非嫡出子が嫡出子の半分とされること自体「逆の不公平」との考えがある。

配偶者、子1(嫡出子)、子2(非嫡出子)が遺産を分割する場合は、配偶者は遺産の半分を、子1と子2が、それぞれ、子どもが相続する分の2/3と1/3で分けることになる。

よって、非嫡出子からすると、嫡出子の半分という規定に不満を持つが、嫡出子からすると、非嫡出子(認知をされており、相続の権利がある)の存在によって、配偶者と子1だけの場合と比べて、相続分が減るという不満もある。

そもそも、当該規定は、法定相続を定めたもの。つまり、遺言が無い状況で遺産を分割しようとなった際の基になる規定である。したがって、遺言があれば、遺留分を侵害しない限り、同じ相続分とすることも可能ではある(遺留分においても、嫡出と非嫡出では異なるが)。

なるほど「子どもは親を選べない」が、親は子どもを作るか作らないかを選べる。「先進国(=欧米)で嫡出と非嫡出で違いがあるのは、日本だけ」や、「今日の社会は、この法律ができた時代とは異なり、事実婚やシングルマザーを選択する人が増えた」などの共感を得やすい主張ばかりが報じられるのは、如何なものか。
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英語力のB、Bの英語力

電車に乗っていると、とある大学の宣伝が目に入った。

英語力の□△ (←ここに大学名が入る)」

職業柄、どうしても「英語力の定義も無しに…」と思ってしまう。

ところで、この「AのB」がひっくり返ると…

□△(←ここに大学名が入る)の英語力

本来、「BのA」となって意味はずいぶん変わるのだが、 □△に入る大学が、評判の良い、社会的に評価の高い英語学科を持つような場合は、嫌味にならない(?!)ところが不思議。
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進学イベントへ行って来た

「夢ナビ」(@東京ビックサイト)に行ってきた。ブース形式で、個別に大学の説明が聞けたり、大学の模擬授業が受けられるという一大進学イベントで、参加校も増加傾向にある。

最近では、国立大学までもが参加をしている。地方の大学に加え(地方大学にとっては、東京地区の学生に大学の説明する絶好の機会)、東大、東工大、東京医科歯科まで参加していた。予備校、通信添削の業者までもが、宣伝の機会として参加をしている。

このイベントへ生徒を引率していて言うのも何だが、正直言えば、何から何まで用意されているイベントに参加をして学習へのモチベーションアップを図るというのは、ちょっと違う気がする。

それが証拠に、バリバリの進学校は参加してない。そんな時間があったら、勉強している(か、もっと生産的なことをしている)からだろう。

会場を後にして駅へ向かう途中で、他校生が「3限の講義はつまらなかった…」などと、友だちと話しているのが聞こえてきた。

そもそも、このイベントで行われている授業は、基本的にかなり噛み砕いて、誰にでも分かりやすく説明してくれているし、その学問分野の序論中の序論として、高校生でも身近に感じてくれるであろう話題をピックアップしているはずなのに。

さらに言えば、“面白い”と思えるかどうかは、その生徒の知的レベルに大きく関わりがある(まさか、漫談を聞きに行っているのではないから、“おもろい!”はないだろう)。

去年まで参加をしていたSで始まる名前の予備校が、今年見当たらなかったのも不思議ではない。

このイベントに対する生徒の参加費(入場料)は無料だが、大学は相当な額を払って“出店”している。その出店料は、入学してくる生徒の“学費”で賄われている。

「大学の定員≒大学進学希望者」の状況の中で、本来なら大学へ行くよりももっと別な道があるのではないかと思える生徒が大学に行くことにより、最近では、「就職率の良さ」に加えて、退学率の低さ」が大学のセールスポイントとなっているという寒~い現実がある。

学歴偏重や、「格差」の問題が無くならない理由がよく分かる一日だった。
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「冬」休み が待ち遠しい

このところ続く酷暑で、この週末はどうも調子が良くない。エアコンの利いた部屋で仕事をしたり、休息を取るといっても、暑い場所に出ることが一切ないわけでない。涼しいところと暑いところの出入りを繰り返すと、調子がおかしくなる

8月の一番暑い頃は、軽井沢(長野県)や、清里(山梨県)に一週間ほど遊びに行くこともよくあるが、まだ7月の中旬で、これほどまでに暑いとは…。

理想は、これらの場所とっとと行き、仕事の必要があれば、ネット等でやり取りをするとか、Skypeで授業をすることだが、それは到底叶わない願望。

今から、」休み が待ち遠しい(トホホ)。
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before vs. till [until]

How long will it be before Tom marries Mary?
(トムがメアリーと結婚するまで、どれくらいなの)


この英文には、生徒からのよく質問が出る。「beforeに代えて、untilではダメですか」

日本語では「まで」とあるので、till [until]を使いたくなるが、ここでは、beforeが正しい。あくまで「タイミング」を訊いているのであって、「待つ時間が継続」しているとは言え、待つ行為自体は書かれていない。更に言えば、till [until] となると、いつまでたっても結婚に至らないかに聞こえる。

実際には、It will be weeks until the 787 Dreamliner will take-off again.

(※ バッテリー関係の不具合で5ヶ月ほど運行停止となっていた「ボーイング787ドリームライナー」の話。現在は運行している)

のような例を目にするが、本来はuntilではなくbeforeが理屈に適っているように思う。
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What is 人?

昨日、AFN(米軍のラジオ放送)を聞いていると、元CIA職員のエドワード・スノーデン氏について議論されていた。

「エドワード・スノーデンとは何者か」を英語にすると、"What is Edward Snowden?" Whoを使っても間違いではないが、文字通り「何者か」というときにはwhatを使う。

英和辞典では、whatの用法として「職業」がある。What is he? というと、「彼はどういう人ですか」の意味になる。whoは基本的に「名前」など、人を特定するときに使うが、通常はぶっきらぼう、あるいは無礼な言い方である。

中学生のテキストにはWho are you? が出てくるが、映画で使われているシーンだと「誰だ?」くらいの感じで、ぶっきらぼうどころか、銃の引き金を引く一歩手前のような緊張感がある
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マイナスイオン?

世に言われる、身体にとって良いものと考えられているマイナスイオンは、“”学で用いられる「陰イオン」とは別物であるが、そもそもマイナスイオン自体が、“”学的でないという議論がある。

更には、直訳がしやすいことから、ネット上ではnegative ionと書かれている例が散見される(実際、和英辞典にも、この通りで出ている)が、negative ionという表現は、カタカナ英語との説もある。

その効果の程がキチンと証明されていないものであることに加え、「不安定」な表現であることから、事情を良く分っているネイティブスピーカーでないと、通じないようだ(少なくとも、私の経験では、うまく理解してもらえない)。

これについては、もう少し調べてみようと思っている。
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「道場主」からの嬉しいプレゼント

英語を教えるのが生業という点では共通するが、その他の点ではどこを取っても共通するところがないと思えるほど格上の「道場主」より、夏期講習のテキストを頂戴した(表紙は、愛嬌たっぷりの師がイラストになったシール付き、且つ、直筆サイン入り❤)。

50分×12回の授業で使われる教材だが、その内容の濃密さと、精緻な解説は感動ものである。

これにDVDが付けば、通常の学参に勝るとも劣らない程で、書店にならべば飛ぶように売れるに違いない。

つくづく最近の生徒は恵まれていると思う。とにかく、「授業」にテキストが付いて、二万円程で授業ができるのだから。
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日本人はブログが得意

ネットの世界では、英語が共通言語と言われるほど、英語で書かれたホームページが多い。一説には8割以上とも言われている。

ところが、ブログ(ここでは、ウェブ上の日記的な書き物と定義する)に限定してみると、日本語が37%、英語が36%らしい第3位の中国語が8%というから、その他の言語の割合は推して知るべしである(Source:Technorati Inc.)。

自己表現が苦手などと言われることも多い日本人だが、面と向かってでなければ、自分の考えや、他愛もないことを発信するのは案外得意とみえる。加えて、「読み書き」といった教育がしっかりと浸透しているのが、その理由ではないかと思う。
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もっと発音&アクセントにも注意を払って

週末に予定されている英語の検定試験を受けるという生徒が数名いたので、一緒に練習をした。その生徒たちの音読を聞いて、全員がclothesを正しく発音していなかったのは、驚きではないが、いかに音声に慣れていないを再認識させられた。

この単語は、thの部分が有声音(このサイトでは、発音記号が上手く表示できないが、Thank you.のthは無声音。これの濁った音)、そして-esは有声音に続くので、[-z]となる。したがって、日本語を母語とする我々にとっては、絶望的なまでに発音しずらいが、しかしネイティブスピーカーは、日常の発音ではclose(動詞)と同じ発音をすることが少なくない。実際に、[klouz]の発音記号も辞書にはでていて、授業でも幾度となく、紹介し練習をしたはずだが、案の定、「クロウゼズ」と読んでしまう。

あえて「個々の発音」と「アクセント」に分けると、アクセントを間違える方が、通じにくいが(全く違った語に聞こえるので)、「クロウゼズ」のさすがにNG。

生徒の間違いの典型は、①アクセント、②有声音、無声音の無差別、③綴りにつられたローマ字読み。

とりあえずは、受験突破に向けて勉強しているとは言え、語学は、音声抜きはあり得ないと心得て欲しい。
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予備校の宣伝に利用?

某予備校の国語の講師が「いつやるの? 今でしょ」のフレーズで、バラエティ番組で引っ張りダコとなっているいるが、先日は同予備校で英語を担当するY氏が、テレビに出ていた。内容はヤンキーたちに英語を教えるというもの。

どこまでが“演出”(“やらせ”?)で、どこまでが本当なのかは、定かではないが、英語の“え”の字を聞いただけでもムカつくというオーラを出しまくった若者に英語を教える番組で、Y氏は大苦戦していた(最後は「人生論」に終始…)。

撮影現場に集められたヤンキー(実は、本物のヤンキーかどうか不明)や、スタジオの芸能人、面白半分で観ているテレビの前の英語教育に関心など微塵もない大衆が想像するより、はるかに真っ当で謙虚な人なのだが(とある英語試験で一緒に仕事をすることもあり直接面識がある)、時期的には、この某予備校の夏期講習の宣伝になってことがバレバレで、少々残念だった

件の予備校も、Yで始まる予備校と同様、いずれ凋落するだろうと私は見ているが…(講師は手に職があるので、困ることはないだろう。しかし、“利用されている感”は否めなかった)。
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大学入試センター試験の説明協議会へ行ってきた

大学入試センター試験の説明協議会(当局が開く、高校や予備校と、直接やり取りがある唯一機会)があり午後に行って来た。

いつもの役所的説明が、延々と続いたが、センター試験後に寄せられる苦情がいくつか述べられたので、その一部を紹介する。

① 監督者が教室内の巡回する際の足音や気配がきになって集中できなかった。
② 監督者が体調の悪い受験者を退出させるのを見て、動揺してしまった。
③ 頭をかいたら、監督者に挙手と間違われ、動揺してしまった。


冗談みたいだが、本当の話らしい。実施を委託される大学側としては、何かミスをしようものなら、その日のニュースになってしまうので、大変緊張しているに違いない。上記に紹介したものは、“言いがかり”と言っても過言ではないように思うが…。

ところで、このような苦情の大半は保護者からだという。子を思う親心はにも許せる程度がある。どれも、日頃のテストや模擬試験で訓練済みであるはずなのに…
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露骨な話

大学入試問題の作成に際して、最近では一部を予備校などに外注しているという話は以前から知っている。

最近手にした、某大学の入学案内には、過去問まで付いてくるほどサービスがよくさらに、その冊子には、某予備校による「解答・解説」が付いていた

「問題は大学、解答・解説は予備校」が作成していることになっているが、冊子を見ると、あまりにも「解答・解説」が的を射たもので、また、学部・学科を問わず形式がきれいに揃っているので、実は、問題もこの予備校が作成したものだろうと、この職にあるものにはピンと来るものがあった。

大学の教員にとって入試問題を作るなど大変煩雑な作業に違いない。受験者が多い有名大学は作成部会の体制も整っていよう。しかし、同じ学部・学科でも複数回入試があり、受験生獲得が死活問題となっている大学だと、問題を何本も作るのには限界があるだろう。

問題作成を予備校に委託するのも分らないではないが、あまりにも露骨だったので、眉を顰めざるを得なかった。
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さて、問題です。

次の日本語に相当する英語を下のア~エから選んでください。

1.ヒヒーン(馬)
2.メーメー(羊)
3.チューチュー(ネズミ)
4.パチリ(カメラ)

ア bleat
イ click
ウ neigh
エ squeak


先日、クローズアップ日本で、「オノマトペ」(onomatopoeia)が特集されていた。最近では、国会での代議士の発言のなかでも、オノマトペが使われることが10年前と比べても多くなっているという。国民に分り易いからというのが理由だろう。

日本語には、生き生きとした感じが伝わるオノマトペは、豊富である。

ところで、私は「擬音語」という言葉はもちろん元々知っていたし、「言語学」で扱うonomatopoeiaというのは知っているが、「オノマトペ」という言葉は、違和感があった。尻切れトンボの響きがあるからだ。教室で、生徒に「みんなはオノマトペって言うのかい?」と訊いたところ、「そうです」とのこと。

どうも納得が行かない。カタカナ語を推奨するつもりはないが、5音節目にアクセントがあるのだから、オノマトピーアの方がずっとマシに思うのだが。

さて、最初のクイズ。答えは以下の通り。

1.ウ
2.ア
3.エ
4.イ
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