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「演説する」で使うspeak

「人前では、皆に聞こえるようにはっきりと話すようにしなさい」(英訳せよ)

《解答例》
Speak clearly in public so that everyone can hear you.


原則として、他動詞で使われるsayやtell はここでは使いづらい。したがって、自動詞(speakやtalk)なら目的語が不要で、都合が良い。

speakもtalk も同様に使うことがあるが、一方通行で話す「演説」の場合は、speakが一般的。ただし、次のような例もあるので注意。

Professor Davis will talk about “Trends in Network Computing.”
(デービス教授が「ネットワークコンピューティングの動向」について講演する
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話しての推測を表すwill

某模試(高2生)から

空所に入る最も適切なものを1つ選び、記号で答えよ。

Since Harry was working hard on his report yesterday, he (    ) it by now.
ハリーは昨日レポートに熱心に取り組んでいたので、今ごろは書き終えていることだろう。

ア cannot have finished
イ finishes
ウ might finish
エ will have finished


アは話の流れに合わないので、不可。イの「単純現在」では、習慣や事実となっていまい、これも不可。ウはイよりマシだがが、「現在から未来にかけての推量」は、by nowと馴染まないので不可。

答は、消去法でエとなるが、「未来完了(?!)+by now」だとしたら、少々おかしい。

will have p.p.は「未来完了」の形で見ることが多いが、これに加えてwill have p.p.は「現在完了に関する推量」もある

以下は、新英和中辞典(研究社)から。
I’m sure she’ll have finished by now.(今ごろは彼女も終わってるに違いない)

willの後に、have p.p.がなければならないということではないから、willの用法の1つとして憶えておいてもよい。

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be talked ?!

たまたま読んでいた英文記事(Christian Science Monitor)に、プーチン大統領と安倍首相のトップ会談に関する記事があり、北方領土の問題が紹介されていた(以下は、記事の一部)。

"This issue has been talked to death by experts. Literally dozens of different plans have been floated over the years," says Sergei Strokan, a foreign affairs columnist with the Moscow daily Kommersant.

「この問題は、専門家によって何度も議論されては、不調に終わっている。文字通り、何年にもわたって、何十という様々な案が浮上している」と、ロシア日刊紙コメンサルトの外交コラムニスト、セルゲイ・ストロカンは言う。


talkを他動詞で使うとしら、talk+A+into (out of) B「Aを説得してBさせる(Bを諦めさせる)」があり、これ以外のtalkが他動詞として受験の文法問題で問われることはほとんどないと思われる。

上記英文では、be talk (to death) by …と受動態が用いられているが、talk A into (out of)のtalkとは異なるものである。

辞書を調べると、確かにtalkにも立派に他動詞の用法があり、議論する(discuss)の意味であると書かれている。辞書には「受身不可」とあるが、be talked to death(このto deathは比喩)はネットにも用例がいくつも見られ、主語にはissueの他、problemなども来る。

be talk to deathのカタマリを辞書で見つけることはできなかったが、ネイティブスピーカーに訊いたところ、特別変な表現ではないとのこと。語法の難しさを感じる。
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意味を考えずに英文を読む?

最近、よく「多読・多聴」という英語の学習方法を耳にする。その進め方、学習方法が書かれた雑誌を見て、頷けるところも多々あるが、一箇所気になる点があった。

多聴の方法の1つとしての「シャドーイング」

この雑誌によると、次の3つが三原則だという。

○何を言っているのか意味を考えない。
○正確に言おうとしない。
○モゴモゴでいいから、声を出し続ける。


音に慣れるという主旨は十分に分るが、1番目の何を言っているのか意味を考えない」というのは如何なものか。英語のリズムやスピードに慣れるという面では効果的なトレーニング方法と思うが、自分が言っていることを理解しないで話すというのは、オウム返しと同じで、少々疑問に思う。“意味を考える”とう余裕が持てないかも知れないのは理解できるが、何を言っているのか分って言葉を発するのが筋だと思うのだが…。
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受験勉強に超人的努力必要なし

Winning an Olympic medal in sports like swimming or gymnastics, for example, requires a nearly superhuman effort.

(例えば水泳や体操といったスポーツでオリンピックのメダルを獲得することは、超人的と言ってもよいほどの努力を必要とする)


動名詞を扱った単元の「構文」のテキストにあった英文だが、得てして無味乾燥な英文を読むことの多い「構文」の授業にあって、示唆に富む内容だと思う。

予習をして来ず(全て分るならいいが)、単語も分らない状態で来る生徒が少なくないクラスに一喝するには打ってつけである。オリンピックのメダル獲得とは言わずとも、出場選手にノミネートされるだけでも、大変なことである。プロの音楽家も同様だろう。ピアニストは、食事と睡眠時間以外は、ずっとピアノの前に座っていると聞く。

これらスペシャリストと比べれば、受験など、1番で合格する必要がないし、寝食を忘れてまで勉強をする必要はないから、まだマシと言える。

英語の勉強といえば「授業に参加すること+教室以外では、単語集を暗記するのみ」という実に残念な勉強をしている生徒を見るにつけ、小言を言わずにはいられない。勉強不足の自分、誤った勉強をしている自分を変える最後のチャンスがこのゴールデンウィーク前ではないだろうか。
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sound(動詞)を使った定型表現

Sound Offの表示を見れば、「ミュート」(消音)モードになっているというのが、分るお馴染みの英語だが、sound off onというsoundを動詞として使う用例がある。

L.A. residents should sound off on $3 billion street repair plan.
(ロサンジェルスの住民は、30億ドルを要する道路修繕計画をに反対すべきだ)


つまり、sound off on Aで「Aに声高に不平を言う/苦情を言う」の意味となる。

よって、

Consumers sound off on "iPad Mini"

のような見出しに遭遇した場合は、音を出ないようにする」の意味ではなく、「iPad Miniについて、文句を言うとなる。

ありふれた英語表現に見えるが、意外な意味があるので注意。
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原形 or 現在分詞

早朝、鳥のさえずりを聴きながら散歩するのは本当に気持ちがいい。 (英訳せよ)

It is really pleasant to take a walk early in the morning, listening to birds sing.

例文集にあったものなので、他に書き方があるにしても、生徒はその通りに憶えるのが重要で、「これでも良いですか?」という質問は、学習方法の主旨からずれる

したがって、書き方はこれのみ。

ところで、生徒はlistenの知覚動詞を見て、singに代えてsingingはどうかと訊いてくる。文法上は正しいが、ネイティブスピーカーに訊ねると、singの方が自然であるとのこと

生徒(あるいは、非ネイティブの私)はいろいろと理屈をつけてsingingでもいいのではと思うが、耳を傾けた時だけに鳥がさえずっているのではなく、散歩している間はさえずっているので、singが自然であるということになる(横断歩道を渡り始め渡り終わる一部始終を見ていなくとも、“横断歩道を渡った”ということを言うのに、crossを使うのと同じ理屈)。

悩ましいところだが、語学は「理屈半分、慣れ半分」という面があるから、まずは例文通りに憶えるのが得策。
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6コマ連続

学校によって、いろいろと時間割の組まれ方があるだろうが、昔、勤めていた学校では、3コマ連続はあったが、それを超す連続はなかった(そのように時間割を組むようになっていた)。また、現任校でも4コマ連続はこれまでなかったように思う。

ところが、研究日の組み込み(週1日を空ける)やその他の事情で、今年は4コマ連続どころか、6コマ連続(4時間+昼休み+2時間)する日を経験している。最初は、さぞ疲れることと思ったが、これが意外と平気であることが分った。

理由の一つは、授業と授業の間に、様々ところ(業者さん等)からの電話や打ち合わせが全く無いこと(10分の休み時間では、電話の対応はお断りをする)。また、これと関係するが、やはり自分が一番得意とする業務(=英語を教えること)だからだろう。

会議が入ったり、模試のデータ分析など、いろいろなことがあると、授業が2時間しかないような日でも、夕方の疲れ度合いは変わらない。それどころか、やりかけの仕事を終わらせようと、遅くまで残ることになったりもする。これが授業6時間だと、次の準備は家に帰ってすることに決めるなど、メリハリが付けやすく、気持ちの切り替えがしやすい。

前職では、休日などに行う「集中セミナー」などがあり、これは確かに疲れた(いや、正確に言うと、その準備に疲れるのであって、当日を迎えると、時間を経つのは案外早い)。予備校では30時間くらい教える講師もいると聞く。マイクがある分、高校と違って声を張り上げる必要はないが、教材の種類が多くなると、仕込み(=授業準備)が大変に違いない。

一度楽することをおぼえると、自分に負荷をかけることができなくなる。健康を害さない程度に、自分に適度なプレッシャーをかけることが、あと20年(?!)続ける秘訣かも知れない。
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は?

今朝の日本経済新聞の一面に

「外国人教員1万人に」 3年で倍、英語力向上(自民再生本部案)

というタイトルの記事があった。「バカ丸出し」で、開いた口が塞がらない。余程、週明けの記事に持ってくるものが無かったのだろう。どこの政党に関係なく、具体的に英語教育を議論したり、教員養成のあり方を議論することなしに、外国人教員を連れてくれば済むという話ではないのは明らかでるし、現在の英語教育については十分議論されているという反論があるなら、できる限りその部分も併せて記事にすべきではないか。日経には「外国人教員1万人に」というところだけがセンセーショナルに伝わっているとの認識がないようだ。

個人的には、世間で話題になる英語教育の改革策について、全否定するつもりはない。しかし、英語ができるようになるには、各人による相当な努力が必要であることは間違い「辞書を引いたことも無い、英語に接するのは英語の授業だけ」という人が英語ができるようになるはずもなく、それは真に英語力養成の必要性がないからと考えるのが自然に思う。よって、英語力向上と、外国人教員を増やすこととは、別なのではないかと考える。

CD付きの、場合によっては「口形」が分るようなDVDも付けて、発音対策にも重点を置いた「英語例文集」(例えば、中学生には100。高校生には200~300)を渡し、その例文がキチンとした発音で読めないと、高校受験や大学受験の資格が得られないなどとした方が、余程効果があると思うのが。
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ツメの甘い学習はNG!

勉強しないからできないのか、できないから勉強しないのか…。授業が始まって、一週間とちょっと、が過ぎたが、滑り出し好調の者もいれば、そうでない者もいる。全国の受験生がそのようなものと思えば、そうかも知れないが、少なくとも自分が担当している生徒に限って、これまでのようなツメの甘い学習をしてもらっていては困る

英語学習は1つしかないということはないから、自分の教え方、自分の授業計画のみが正しいなどとは決して思わないが、「構文」の授業で、何の準備もなく来られては困る。「これくらい簡単っすョ」と言ってすらすらできるならば話は別だが、そう言う生徒そう多くないし、またできる生徒は謙虚に準備をしてくる

「テスト(or演習)&解説」のような形態ならまだしも、単語“すら”調べて来ず、構文がとれているか訊くと「単語の意味が分かりません」と返ってくると、がっかり。

話は少し横道に逸れるが、いっそのこと、大学受験の長文問題では、これでもか というくらい語注を付けたらどうかと思う。慶応(文)では、辞書持ち込み可となっているが、あれはなかなかいい。基本文法が入ったら、英文を読む練習を重ねない限り、語注があっても、英文など読めない。

「構文」の授業では、型に拘って読むという「守・破・離」という言葉で言えば「守」のレベルを扱っているのだから、このプロセスを抜きに次にステップに進むことなど無理である。圧倒的分量の英文を毎日、辞書を引きながら読み、日本語でも読書量が多いという生徒なら話は別だが、そのような生徒は、極僅か。

「型破り」なのと「型無し」とは、全く意味が異なる
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only have to do-

小テストを採点していて思ったが、have only to do-の出来は、大変良かったが、実はこの表現はonly have to do-で表されることもあり、こちらの表現(語順)でも知っておいて欲しい

実際に、小学館コーパスで検索をかけると、have only to do-が24件、only have to do-が168件である。hasやhadで比べるまでもなく、また、後者(only have to do-)が、偶然の一致で「~しさえすればよい」という意味で使われていないとしても、差は歴然としている。

受験ではお馴染みで、もちろん知っておくべき表現である。また、英和辞典にもhave only to do-は定型表現で出ているが、OALDには、You only have to look at ... の方が紹介されており、ここで示すようにYou ~ toが太字/斜字体で強調されていた。

コロケーションの頻度を調べる程の暇と精神的余裕のある受験生はいないだろうが、身近にある英英辞典でも、知っているつもりでいる表現を調べると、あらたな発見に遭遇したり、良質な例文に出会えるので、お薦めである。
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tipの意味

People with tips can call 1-800-CALL-FBI

アメリカのニュース専門チャンネルでは、連日のように、ボストンで起こった爆弾テロについて報道しているが、2名の容疑者とおぼしき者の写真が公開されている。

上に挙げた短い英文は、テレビの下に右から左に流れていたメッセージであるが、tipに、①「こころづけ」、②「ヒント、秘訣」、の意味があるのは知っているが、3番目の意味として、「〈競馬、相場、犯罪などに関する〉秘密情報、内報」があるのは知らなかった。

よって、上記英文の意味は

事件に関連する情報をお持ちの方は、1-800-CALL-FBIまでお電話を

の意味である。
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come to.(ピリオド)

先日行われた小テストで、「意識を取り戻す」に対し、come toを正解とする問題が出たが、極めて出来が悪かった。既に生徒諸君にはコメントしたとおり、... come to. で終わるのは奇異に感じられるかも知れないが、このtoは前置詞ではなく、副詞ある点を知っておいて欲しい。

英英辞典では、come to = come to oneself(old-fashioned)とあり、古めかしい表現との説明が出ている。確かに、長文や英字新聞、雑誌で見るというよりも、受験のイディオム集で見ることの方が普通で(少なくとも私には)、言い換え表現もいくつかあるが、come toのみの丸暗記もバカバカしいので、併せてcome to oneself も知っておき、to return to your normal state/to revive などと発展的に憶えると、良いかも知れない。
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リスニングを何とかしなければいけない人へ

センター試験のリスニングの平均は、今年が31.45、昨年が24.55だった。筆記の平均点を考えても、6割くらいになるよう作成していることだろう。今年は、やっと6割を超えた。

ところで、リスニングで点が驚くほど低い生徒がいる。試験の難易度にもよるが、20点に届かない人は、得意ではないだろうし、ましてや10前後をうろうろしている人は、リスニングなど忌み嫌っているに違いない。このレベルの生徒は、観察してみると、トランスクリプト(放送原稿)を見ても、正解が選べない。つまり、点数が取れないのである。なぜなら、聴解力の問題以前として、語彙力など英語の基本が不足しているからだ。

難しい英文でも、ずっと聴いていると、ある日聴こえるようになるというのは幻想でしかない。自分が全くしらない外国語を何度聴いても分らないし、少し勉強したことがある英語以外の外国語にしても、読み書きをしたレベル以上のものが聴こえるようになることは、まずあり得ない。

理想を言えば、高校生、いや中学生の頃から基礎英語などを聴く習慣があると良いが、受験生としてあと9ヶ月程しかない場合、ラジオ講座を聴いてもなかなか成果になってこないだろう。

やれることは限られているが、せめて授業で使っているリスニング教材の解答冊子のスクリプトを音読するとか、スクリプトをディクテーションするなど、文字通り問題意識を持ち、集中して英語を聴く姿勢を身につけなければならない。併せて「読む、書く」の力を醸成する必要があるのは既に述べたとおりである。
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日本のサービスの極め細やかさ

ちょっとしたことから、日本人の仕事に対する丁寧さやプロ意識がうかがえる。先日は、アマゾンに注文した本が届いたが、クッション月の封筒には「梱包状態はいかがでしたか?」と書かれており、QRコードから意見が送られるようになっている。もちろん、梱包状態は全く問題ない。

アメリカでもアマゾンで本を買ったことがあるが、パッケージにそのような上客扱いのような気配りは当然無かったし、その一回に10ドル程度余分に払い、急ぎの便で送ってもらったが、ネットに書かれていたより一日遅れの受け取りとなった(日本ほどのスビーディーさ、正確さを期待するのは無理?)。

しばしば日本では、サービスはタダで付いて来るもの。アメリカでは、選ぶもの(有料)。しかも、時に信頼性に疑問がある。
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トローリング=トロール漁?

トローリング」を国語辞典で引くと、

「船を走らせ、船尾から釣り糸を流して、かじき・まぐろなどの大型の魚を釣る方法」とある。もちろん、英語から来た表現で、trollingと表記する。

ところが最近では、全くことなる文脈で使う用例がある。

Teen Trolling や Teen Arrested For Trolling Tweet のような使い方で、この場合の定義は、

to leave an insulting message on the internet in order to annoy someone
(電子掲示板やチャットルームで)煽ることあえて口論になるような挑発的な発言をすること

アメリカの新聞で見かけて、気になったので調べてみたところ、思わぬ意味があることに気がついた次第。
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変な和製英語を発見

出かけたついでに、書店に寄ったところ、「英語教材辛口ランキング50」(晋遊舎)という雑誌が目に止まり、つい購入。社会人を主な読者とした切り口で、その道のプロとされる74名が、聴く、話す、TOIEC等々を目標にした時の、参考書や雑誌、通信教育やスマートフォンのアプリを評価している。

「読み書き」部門で1位となったのが、フォレスト 第六版(桐原書店)。「話す聞く」部門では1000時間ヒアリングマラソンが1位を獲得(ヒアリングという言葉は、昭和臭い)。

その他、今流行りのネット(スカイプ)を利用した、英会話サイトも評価されていた。

逆にワーストの方で取り上げられいたのは、新聞の一面で見る歴代の英語教材。その中でも特に最近のものとして、プロゴルファーが広告塔になっている例の“聴くだけ”というやつがダメ出しをされている。

ところで、ロイヤル英文法(旺文社)はベスト4に輝いたが、この雑誌による“触れこみ”が「ボリューミーで骨太な英文法書」というのが滑稽。voluminousという語はあるが、それでも、普通はシリーズものを指して言う。ボリューミーという形容詞は雑誌の編集者が付けたキャッチコピーだろうか? まさかその道のプロ74名ではあるまい。
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"brinkmanship"

brinkとは「寸前」「間際」の意。on the brink of A:いまにもAしそうで(≒ on the verge of A)で使う。

《例》The company is on the brink of bankruptcy.(その会社は倒産寸前である)

最近の隣国の不穏な動きに対して、英語の放送のテロップでbrinkmanshipという語を目にした。新英和中辞典(研究社)では、「瀬戸際政策」などと書かれていて、ドンピシャな表現。

If we are serious about the ambition of a nuclear-free world we will need statesmanship, not brinkmanship.(…、政治家の手腕が必要でなのであって、瀬戸際政策ではない ― 英前首相 ゴードン・ブラウン)

このように使うのも一例。
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音声データ 準備完了!

このブログの親ページには、授業関連の和訳や、授業で扱えたなったことを補足するサイトがある(“つづきはWebで”という感じで授業が終われる…)。

また、オリジナルの教材だと、プロのナレーターを雇って吹き込みをするほどの予算がないので(これが入試だったりすると、僅か5~10分のことでも、大枚をはたいて、収録をする)、同僚のネイティブスピーカーに読み上げてもらった英文を、ネット上にアップしている。

CDを焼いてくれと頼まれると、数名ならまだしも、何十名となると、手に負い得ない。そんなとき、ネット上から音声をダウンロードしてもらうと、誰もが気軽に音声データが手に入り、復習に役立てられる。この春にテキストをマイナーチェンジした関係で、ネイティブスピーカーにICレコーダを使用して、最初の6チャプター分を収録をしてもらった。

このように書くと、やっていることは単純だが、リンクを張ったり、別なページに飛んだりと“仕掛け”をするのが意外に面倒で、操作に必要なソフトも1~2年すると、セキュリティー対策などの関係で、使い勝手が変わっていたりと、思うように行かない。

勤務時間にできるのが理想だが、もちろんそのような時間は無いので、家に帰ってタダ働きとなるわけだが、予定通りに完成すると、プロ仕様のサイトとは程遠いが、それなり満足が得られる。

この2年間で累計7千回以上のアクセスがあったが、この度カウンターを戻し、心機一転、ゼロからのスタートとなる。
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これっきゃない!

英語教師の中には、新入生に「何でもいいから、辞書を買って…」などと指導する人もいるようだが、「何でもいいから」というのはどうかすると“親切・柔軟”に聞こえるが、「何でもいいから」というのは、物凄く英語ができる生徒、もしくは、英語なんてふざけるな! と思っている生徒には、それでも良いとして、大半の生徒にとっては不親切な説明に思えてならない。確かに、書店に行けば、売れ筋の辞書が山積みされているので、どれもそれぞれ優れた点があるが、高校初級と、大学受験ではレベルが違うので、英和辞典は二冊持つくらいがちょうどいいのではないだろうか。

自分の大昔の経験談だが、一冊の辞書が万能ということはないので、説明がイマイチ分かりづらければ、二冊目を引いてみるとか、逆に、参考書に「これだ!」という説明があった時には、辞書の隅(マージン)に、書き写したものだ。

時に 「これっきゃない!」 と断定してあげることも、生徒にとっては分かりやすい指針となることがある。
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耳から入って、嬉しい驚きのある瞬間

英語の教材を使っていて(自分自身のトレーニングとして)、それがテレビやラジオの番組で出てくると、「オッ~と」という嬉しい驚きがある。

先日は、The weather forecast predicts a cold snap with lower-than-average temperatures for this time of year.というのがNHKの語学放送であったが、これとほぼ同じ表現をAFN(米軍ラジオ放送)で聞いて、ちょっと感激をした。

テレビ(CNN等)も観るが、個人的にはラジオの英語が英語に集中できて都合が良い。テレビだと、英語以外に視覚的補助があるが、それを言葉で聴くのが、言語情報から得られる想像力も掻き立てられる。加えて、キャスターのルックスや着ているものにどうも目が行ってしまう。。。
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生徒と教師の関係

授業が始まったが、今年も高3を教えることになり、初めての生徒(これまで担任をしたことも無く、授業を担当したりもしていない)ので、お互いに新鮮である。我が校の生徒はEQが高く、穏やかな生徒が多い。もちろん、相乗効果というものもあって、教員を何十年とやっていると、かつては、厳しく叱ったりした回数が多かった(生徒も、教師が若いと、素直になれないこともあるかも知れない)が、最近では叱るのもエネルギーがいるし、優しく話してやれば、理解する生徒がほとんどなので、激烈に怒ることは、年に1回有るか無いかである。

予備校や塾でも同様だろうが、とりわけ学校の場合は、一緒にいる時間が長いため、良好な関係を築くことが極めて重要である。例えば、我が校ではオーラルコミュニケーション(OC)は、高1年次で「英会話」の授業を提供しているが、高3でもOCがある。これは、センターのリスニング、それと「センター試験・筆記」の第1問、第2問B(対話文)対策の授業となるが、なるべく英語で授業をするようにしている。そんな中で、教師が怒っていたり、教師と生徒の間に“感情的な溝”があると、英語で授業をするのも完全に浮いた感じになるだろう(まだそのような事態を迎えていないが)。楽しくて(?!)、学力のアップする(これは、任せておけ)授業をするので、週1時間の授業だが、積極的に参加して欲しい。
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情報よりも学力

年度当初に、「受験生をどう指導していくか?」の会議が、多くの学校で持たれる。3年間、あるいは6年間と、持ち上がりでなく、例年決まって高3生を教えてい者からすると、授業で教師の言うことを、100パーセント実行すべく日々勉強すれば、それぞれのスタート地点(=現在の学力)は異なるとしても、必ず上昇すること間違いないと思っている。しかし「会議」となると、あれこれ数字を持ち出し、議論のための議論を重ねることも、少なくない。

大学受験に関して、出願先をどうするとか、併願作戦をどう立てるかは、テクニカルなことであって、最大の対策は、何といっても学力を付けることに尽きる。生徒も教師も時に、目の前の数字と睨めっこをして、勉強法、指導法について考えを巡らすが、[学力が不十分な生徒の]多くが、勉強時間が圧倒的に少なかったり、無意味なことに労力を費やして(英語の場合、ただ単語集を“眺める”だけで)、勉強した気になっている場合がある。

情報よりも学力。これから九か月、途中で躓くことがあっても、あきらめず続けた者にだけ、道が開かれる。
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杮(こけら)落し

このところメディアで話題となっていた、東銀座のリニューアルされた歌舞伎座。「こけらおとし」とよく言われるが、その漢字の表記と意味は次の通りである。

杮落し:(工事の最後に、木材の削りくずなどを払い落とすことから)新築またか改築の劇場で演じる初めての興行(旺文社 国語辞典)

因みに、英語では…

the (formal) opening (of a new theater)

とウィズダム和英辞典に出ている。案の定、あっさりした英訳だが、実際に英語での報道では、言葉の定義よりも、何が行われるのかが分かるような説明となっている。

As part of the "kokera otoshi" series of performances to commemorate the grand opening, both veteran and young actors will perform onstage during the new theater’s first shows. They will run until next March.

commemorateは「~を記念する」の意味。commemorative stampのように形容詞になると、「記念切手」のように使える(因みに、最終文のtheyはthe "kokera otoshi" series of performancesを指し、actors が runしたりはしない)。

英米人に説明するには、文脈が無いと分かりづらいどころか意味不明となるので、上のような英文があって初めて、"Korera" literally means a piece of wood or wood shavings. "Otoshi" means to drop something.とすると、よいのではないか。

日本人にとって、木造の建物は珍しくないが、日本に来る欧米人がよくする質問に「どうして日本の家は木でできているのか」がある。それからしても、彼らには劇場が木造などとは、想像しにくいのではないだろうか。尤も、今回の新歌舞伎座がどの程度木材が使われているのかは不明だが。


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書けそうで書けないのが、外国語としての英語

今年の麻布中学の入試(理科)で、「ドラえもんはなぜ生物として認められないか」が問われ巷ではちょっとした話題にならしい。

それに対する議論をここでは取り上げないが、今日の新聞の子ども向け記事(「おやこ新聞」欄)には、“映画ドラえもんに1億人”という話題が取り上げられていて、これについて子ども向けの英語(小学校5・6年生で行われている「英語活動」の影響があってのとだろう)で説明があった(以下)。

More than 100 million people saw the Doraemon movie series. The series started in 1980 and is now the biggest hit movie series in Japan.

数字を除くと、たったの23 words。親と小学生が一緒に読めるような配慮がされているので、いたってシンプルだが、それでも、「1億」を表すのに100 millionなどは、決して簡単とは言えない。また、「映画ドラえもん」とあっても、1回限りの映画ではなく、「007」や「相棒」のように何作も上映されているので、the Doraemon movieとしては、同じ作品を観ていることになってしまうので都合が悪い。たかだか二行ばかりの英語だが、では大学受験生がノーミスで書けるかと考えると、恐らく無理だろう。

さて、いよいよ受験生向けの英作文の講座(課外授業)が始まる。正課と違って、それなりに生徒の側にニーズがあって受講する講座となっている。まずは英短文の暗唱と、短文レベルの和文英訳を夏まで徹底的にトレーニングするつもりだが、どれだけの生徒がついてこれるか、少々心配だ。

書けそうで書けないのが英作文。それでいて、一部の大学は、「英語で要約をさせ、その上、自らの意見を英語で書け」などという、高校生の現実的な英語力を全く無視した試験を課す。ここでこぼしていても仕方ないので、出来る限りのことはするつもりだが…。
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教材選びに悩む

高3で使用する教材の一部は、オリジナル教材が用意されており、毎年少しずつ修正を施しているので、使いやすい市販(たいていは、学校のみに販売しているもの)のテキストは種類が豊富で、今の時代はCDが付いているのも当たり前となっており、その意味では選択に迷ってしまうくらいであるが、一方で目の前の生徒と無関係に作られているので、「もう少し分量が少なければ…」とか「レイアウトがすっきりとしていて良いのだが、選ばれた英文が、やや古いな」「改変した設問が変」等々、何か1つくらい不都合な部分がある

これが予備校なら教材もパシッときまっていて、教える先生の裁量の余地は無いかも知れないが、一方、高校と違って、厳格に出欠管理をして、進級(卒業)の判定がされない分、一部の学生の受講姿勢が仮に消極的であっても、最大公約数的に生徒が満足をしてくれれば、先生のペースで教授することも可能だと思われる。これが、高校となると、ともすると、授業に積極的ない生徒への指導を放っておく訳にも行かず、予習がバッチリで早く授業を進めてくれと思っている生徒がいても、小学生の遠足の引率のように“だましだまし全員を目的地まで連れて行かなければならない。

そうなると、本当は多くの生徒にとってAという教材が大学受験を考えると良いのだが、Bという万人向け(しかし、往々にして、 「万人向け」のはずが、誰にも向いていないかったりする)を市販のものから選ぶことになる場合が少なくない。

オリジナル教材と比べると、ミスプリの可能性がゼロに近いのも市販テキストの良い点だが(オリジナルテキストを作っても、執筆料が入る訳でもなく、最初から最後まで、ほぼ個人の責任で作業をすることになる)、その選択にも、ある程度のところで妥協し、上の生徒にも、下の生徒にも合わない場合は、テキストは一応持たせるが、適宜プリントを配布して、その時、その時で教師が必要と思ったことを授業でやる他ない
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隣国のトップ

man-child を辞書で引くと、一義的にはa male child; a boy; a son(American Heritage)などとあるが、実は、日本語にすると「とっちゃん坊や」がピッタリだと思われる。

シュールな定義で定評あるネット上の辞典 "Urban dictionary" には、次のように出ている(以下、3つだけ紹介する)。

① a grown man who is very immature, therefore considered a man child

② a male who is over the age of 25, who still lives as though he is a juvenile.
(20と定義しているものもある!)

③ a fully-grown male that acts like a baby.

オマケとして、使い始めた作家、使われ始めたについて記載があったので、興味本位で引いたのだが、Urban Dictionaryは、なかなか使えると自分の中での評価が変わった。

A term originating from Claude Brown's 1965 memoir "Man-Child in the Promised Land" about growing up in the streets of 1940s and 50s Harlem, NYC, one of the earliest and most powerful accounts of ghetto life and its culture.

因みに、この表現が最近よく聞かれるのは、不穏なメッセージを発し続けている隣国のトップを海外メディアが伝えるときである。
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Leave home without it!

Most homestay students need to keep in contact with their family in Japan. Therefore, it is preferable to have family members in Japan call you so as not to force your host family to pay your telephone bill.

「構文」のテキストにあった英文。have+O+do-(原形)so as not to do-force+O+to do-など、基本事項を押さえているかを確認するのには丁度良い英文だが、中身がつまらない…。

英文解釈で扱う英文を読んで感動しようと思うこと自体間違いと言われればそれまでだが、海外に行って勉強しようという者、とりわけ、語学留学をする者なら、日本の家族と連絡など取っていては、上達など覚束ない。

それ以上に、インターネットやEメールのなかった昭和時代の人間から言わせると、今の学生たちは、海外に行っても日本の情報が直ぐに入ってくるし、友達とはメールで連絡をし合えるから、外国で学ぶことの醍醐味を欠くのではないかとさえ思う。

もっと言えば、現地ならではの文化や風習を肌で感じることができないことを除けば、今の時代は、留学などしなくても、十分に海外の人とコミュニケーションができる

最近の新聞によると、留学したくない高校生と思う一番の理由は、「言葉が通じないから」だとか。そう聞くと、「読める、書ける」よりも「聞ける、話せる」ようになりたいと言っているのが誰なのか(集団が異なるのか、親が希望しているのか、社会の要請なのか)、不思議でならない。
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電子辞書の使いづらさ

North Korea: 'Time Has Come to Settle Accounts' with United States

accountは名詞、動詞の用法があり、またそれぞれが様々な意味で使われる。上の英文は、VOAに出ていたサイトに出ていた表現。学習向けの紙辞書なら、settle accounts withで「と清算する、けりを付ける」と、ふつうに定型表現で出ているか、もしくは、用例をよく見ていくと見つけられる。

一方、電子辞書の場合、単語を引いても、「用例」をペンで押して“展開”しないと見つけることができない。イディオムやカタマリとして出ていないので、大変不便。このaccountは元来「会計、勘定書」の意味であるが、これに当たりをつけて、展開ボタンを押すのは、生徒には無理なように思われる。

「例文検索」でsettle & accounts & withで探すと出てくるのだが、これが使える人は、元々この表現を知っている人ではなかろうか。

知っている定型表現を調べるのはできるが、知らない定型表現を調べるのは、電子辞書では困難に思えて仕方ない。
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ジーニアス英和はそんなに良いか?

最近観た確かテレビのCMだった思うが、ジーニアス英和の宣伝があり、「中学・高校英語教師の90.7%が生徒に薦めたい」と言っているという。

本当か? 自分だったら…。少なくも、偏差値60なければ使いこなすことは難しいように思う。とりあえず、新高1生には薦めない。

よく調べてみると、「自分がジーニアスを使っているという教師の内で」ということらしい。それなら、まあ分らないでもない。しかし、個人的な思いとしては、初めてジーニアスが出た(初版)時は、良い辞書だなと思ったが、いろいろな意味で次第に変わってきたように思う。

娘がこの春高校に入学したが、推薦英和辞典が三冊挙げられており、「ウィズダム英和」(第3版)を特に薦めておいた。その中には、なぜかジーニアスがなかった。因みに、娘の入学した高校は、都立高校で今春三番目に東大の合格者が多かったので、生徒層としてジーニアスを使えないということはないと思う。その外、オーレックス英和(旺文社)、ルミナス英和(研究社)が薦められていた。なかなか、“あっぱれ”なラインアップである。因みに、英英辞典も三冊紹介されていた。英英は使い勝手に差がある(ように思える。特に、学習者には)ので、三冊買い与え、使いやすいものを使うように言った。

英語教師の9割がジーニアス…か(ネイティブでも、用例で否定的なコメントをする者がいる)。
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