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捨てる…

朝起きて、直ぐにブログの更新で書く内容が思いつくのは、調子(“お調子”ではなく、身体の“調子”)が良いか、あるいは普通である証拠。調子が悪い時は、書くことが思い浮かばず、またいたずらに時間が過ぎる。

さて、

(1) 日常会話を捨てる
(2) 専門外のトピックを捨てる
(3) 単語力を増すことを捨てる
(4) 文法的に正しく話すことを捨てる
(5) ペラペラしゃべることを捨てる
(6) キレイな発音を捨てる


この6つは、昨日このブログで紹介した「英語の近道」で紹介している上達のポイント。キーワードは「捨てる」である。詳しくは本を購入されたい。

英語でメシを食う者の端くれとしては、上にあげられたことが必ずしも許されるとは思わないが、社会人の方が英語に再チャレンジしたいと思っている場合は、大いに頷ける学習姿勢である。
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英語学習のハウツーもの(書籍)

英語学習のハウツーもの(書籍)は、そのタイトルの「怪しさ」とは裏腹に、書いてあることが意外に合理的であったり、現実的であったりして、仮にハズレだったとしても、某英語“教材”と比べれば、本代の1000円か2000円を落としたと思えば済むので、無害に近い。

今月半ばに出た「英語の近道」(神田昌典著)も、表紙に『10年間を1年間で済ませる「非常識」学習法』とあり、「ん…」と思わせるが、本の帯に「さっさと英語を使いなさい」などと大きく出ていて、実用英語の観点からすると「使ってナンボ」の英語だから、決して出鱈目なことを書き綴っている訳でもない。

本の中では「なぜ松田聖子は英語が使えるのか?」という項目のページがあり、それに対する洞察が正しいかどうかは一旦置いておくとして、聖子姫を英語学習の成功例として引き合いにしているところは、個人的に激賞に値する

ということで、大学受験や各種英語検定試験のためということから離れて、今よりも英語が使えるようになりたいと思っている人には、良いアドバイスが出ているのでお薦めしたい一冊である。
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red flagとは

全国郵便局長総会に出席した野田首相が、「地域の絆」を意味するらしい赤いハンカチをふって、挨拶をしたという写真が新聞に出ていた。時計の針を逆戻りさせる郵政改革への狼煙か?

その写真を見て、私にはハンカチではなく小さな旗に見えた。頭の中にはred flagという表現が浮かぶ…。red flagというと「革命」の意味のほかに「警告の印」の意味があるからだ。

Merriam-Websterでは次のような定義が出ている。

1: a warning signal
2: something that attracts usually irritated attention


《例》 Gaps in your employment history are red flags to employers.
(職歴で無職の期間がある場合、雇用者側には注意すべき点となる)

white flagが「降参」の意味であるのは良く知られているが、red flagはwhite flagほどに浸透していない。英和辞典では小さくしか出ていないが、知っておいても良い時事的な英語かも知れない。
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訊かなかった質問

昨日は、自分の勤める学校の「生徒、保護者」対象に大学の特別説明会があった。概して、入試広報担当者(事務職)の説明は、“広く浅く、そしてメリハリがあまりなく”イマイチ。一方、W大学の広報には教授自ら(おばちゃん先生)が来て、ひと味違った話を聞くことができた。

“出身校が有名校かどうかに関係なく、自分自身の努力が大事”

というあたりの話は、なかなか説得力があった。

最後に質疑&応答。特に、誰からもなかったが、本当は私が手を挙げて訊いてみたかった(この先生を困らせる意図は全くないが)ことがある。

「貴学の合格者の平均は、ザックリ言えば東大の不合格者の平均ですね。東大の入試問題は、高校までの勉強を丁寧にやれば、不可能という問題はほとんどないと考えます。貴学や、後はK大学さんなどは、英語だけに限っても、東大よりも難しく感じられるし(はたして、現在の日本の英語教育を6年受けて、あの英文が読めるのだろうか)、また合格最低点を見ると、ほとんど分かっていないレベルの受験生が合格しているように思うのですが、大学で入試問題を作る先生は高校生の実態をご存じでしょうか」

昨日は、生徒、保護者向けの会だったので、敢えて付き添いの私が質問を投げかけることはしなかったが、時々同業者(予備校の先生etc.)とも話題になる話。一度、WやKの教授陣に投げかけてみたいと思っている。もちろん、その場合は問題を作っていると思われる英語の先生に対してであるが。
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Oh my God! (ああ、私の神よ)

(今日は15時間近く働いてしまった。ようやくブログの更新をする時間が取れた。「貧乏暇なし」とはこのことか…)

「人間、まだコンピュータに負けないぜ」  そんなことを思わせる記事を発見。奈良市の観光をPRするホームページが語訳だらけの英文だったため、最近閉鎖されたとか。原因は、これまで150万円かけて外注していた案内を、35万円ほどの翻訳ソフトで英語にしたからだそうだ。恐らく、正しく訳されている部分もあるかと思うが、とにかく間違いの箇所が笑えないほど酷い。

・「大仏」を名字と認識して「Mr.Osaragi(ミスター・オサラギ)」と翻訳 (作家の大佛次郎につられた?)
・「仏(ほとけ)の慈悲」は「French mercy(フランスの慈悲)」と翻訳。
・「平城京へ都が遷(うつ)された」では、訳せなかった「遷」の字が英文に交じって翻訳。


まるで学生が下線部訳の問題で、知らない単語を無理やりカタカナで書いているかのよう。誤訳ではあるが、ここまで来ると、ウケ狙いと勘違いしそうだ。

昔、通訳ガイド試験受験のライセンススクールで教えていたこともあって、日本事象、観光関連の英語は私の数少ない得意分野。電話をかけて「翻訳ソフトよりもさらに安く、30万円で引き受けても良いですが…」とトップセールスを掛けてみようかと一瞬考えた程である。
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納得

先日、このブログで取り上げたhad better not dare原形について。

同僚の優秀なネイティブ(この「優秀な」な、制限用法!)に訊ねたところ、直ぐに返ってきた答えが「help to doでtoが無かったりするのと同じこと」というもの。確かに、英和辞典にもdare (to) do-があるが、英英辞典(OALD)にもこのことが明確に出ていた。

In spoken English, the forms of the ordinary verb are often used with an infinitive without to: Don’t you dare tell her what I said!

勉強不足でした…。
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採点after採点

週末に予定されている某模試の採点ができるか、返事しなければならなかったことを失念していたところ、昨晩英語科の担当者から電話があった。今週は定期考査の採点に加えて、模試と同じ母体のS台から依頼されている英作文の添削があり、答案との格闘が続いている

模試については断る選択肢もあったが、妙なプロ意識が働き「高々200枚。何とかなる!」と自分に言い聞かせ、引き受けることにした(採点には読解系と作文系があり、後者の希望を出した)。今回はハイレベル模試なので、長い英作文があることが予想される。採点を通して学ぶこともあるので、プラス思考で行こうと思っている。「達人、神(?!)」の域に達するのは、果てしなく遠いとつくづく思う。
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この本で勉強セインかい!

デイビッド・セイン、森田修共著の「英文法、ネイティブがもっと教えます」が店頭に平積みされていたので、購入してみた。デイビッド・セイン氏の本は、内容的に良いものが多いとの印象を持っている。

実際書かれていることは、英語教師にとって特段に新しいことはほとんど無かったが、説明が一般の英語学習者向けであるため、読みやすく理解しやすい。例えば、thisやthatなどの違いについて、ジーニアスでは「言語内照応的」「言語外照応的」などと、やや専門的で、英語教師はこの区別ができても、学習者には難しいように思う。彼(ら)の著書では「陣地が違う」などと説明をしており、高校生にも分かりやすい記述となっている。おススメの一冊。

ところで、セイン氏の英語のスペリングがThayneであることを初めて知った。[s]の音と、ここでは表せないが[thの無声音]がどれくらい違うかということが、妙に良く分かる気がした。
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「クラス、出席番号、名前」を英語で表わすには?

英語で住所を言う時は、日本語とは逆に、小さい単位から言うよ」とは、今日放送の基礎英語1から。番組の最後には、中学1年生(初学者)向けに、Our address is … 1-2-3 Shigoro-machi, …., Tokyo, Japan.を上からなぞる練習があり、なかなか実用的である(自分が中学1年の時に、こんなことができたえだろうか?)。

ところで、英語のテストでは、記名欄に「クラス、[出席]番号、名前」の順で、Class No Nameなどと記すことがある。最近、ネイティブ講師が作ってきたプリントに見ると、Name Class Noの順になっていた。私はこの順でプリントを用意したことがないのだが、これは、手紙で名前を先に記すのと同じで発想である。こちらの方が普通なのか…? 今度、改めてそのネイティブ講師に訊いてみたいと思う。
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had better not+dare+原形

インドネシアで、レディーガガのコンサートが中止になったそうだが、最新号のTIMEには次のような英文があった。

She had better not dare spread her satanic faith in this country.
(こともあろうに、彼女の悪魔のような考えをこの国で広めようなどとしない方が良い)

助動詞のhad betterと助動詞のdareが“同居”するという事態に、何冊か辞書を引いてみたりしたが、上手い説明ができない。

諦めて、もう一度記事に目を通すと、これは、レディーガガのインドネシア公演に反対するイスラム教指導者の発言とあったので、この指導者が英語で言ったとしたら、非ネイティブである可能性もあるから「助動詞+助動詞」を見ても目くじらを立てる必要もない。但し、イスラム教指導者がわざわざ英語でそのような発言したのかという疑問が残る。

dareはcanやmayのような純然たる助動詞と比べると、どことなく“風見鶏”のようなところがある。needと同じく一般動詞の用法もあるからだ。

そんな訳で、自分としてはいろいろ当たってみたつもりだが、途中の話をすっ飛ばすと、dare to spreadとなるべきところで、単にdare spreadと書かれてしまったのではないかと推察する。実際に、ネット上のカジュアルライティングを見ると、「助動詞+dare原形」を目にする。had better not dare原形について、文法学者でもないが私が敢えて書いてみたが、別の正しい説明があるとしたら、是非ご教示頂きたい。
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annular eclipseは夕方?

日本では20日と言えば昨日のことだが、アメリカでは20日はまだ続いている。金冠日食は、今回アメリカでも見られる(以下、英文から)。

Grand Canyon National Park lies in the path of a rare annular eclipse of the sun, late in the afternoon of May 20, 2012.

The western 2/3 of the country will see at least a partial eclipse prior to sunset, but here at Grand Canyon we will see the moon pass fully between us and the sun, leaving only a ring of sun visible around it. (Unfortunately, at this point in its elliptical orbit the moon will be too far away to entirely block our view of the sun, so this will not be a total eclipse.)

言われてみると納得だが、アメリカでは夕暮れ時に金冠日食を見ることになる。Unfortunately(残念ながら)とあって、皆既日食でないことが書かれている。なお、金冠日食の英訳annular eclipse。現地では、次の通りの時間に見られるという。

Approximate Timing of the eclipse:

o 5:28 p.m. - partial eclipse begins
o 6:34 p.m. - annular eclipse begins
o 6:39 p.m. - annular eclipse ends
o 7:32 p.m. - sun sets while still partially eclipsed

夕陽なのが、ちょっと素敵。さて、これから学校で観察会が始まる。いざ、出発。
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18歳で初めて小学校に入学

5月に入り、盲目の人権保護活動家(=human rights activist、CNNではdissident〔反政府活動家〕というコンパクトな表現を使っている)陳光誠氏に関するニュースが何度となくマスコミで取り上げられている。

様々な事情から、18歳で初めて小学校に入学した陳氏。後に、兄弟に法律書を読んでもらい、法律家になったという正に不撓不屈の精神を持つ人物である。今回、渡米することが可能となったが、親族の身に危険が及びことを危惧しており、手放しでは喜べない立場にある。

2010年には、同じく人権保護活動家の劉暁波がノーベル平和賞を受賞している。当時、中国政府は「ノルウェーと中国の関係に否定的な結果を招く」と述べたが、ノーベル賞の選考委員会は「いかなる脅しにも屈しない」とし、中国の恫喝を撥ね退けた過去がある(人口500万人の国ノルウェー)。

因みに、人口1億2千万超の日本で「当時の総理大臣は?」と訊かれると即答をためらわれるほど首相がコロコロ変わるが、答えは菅氏。彼は、

中国において普遍的価値である人権と基本的自由が保障されることが重要。

という正に他人事としか聞こえない発言をしている(英語に直すと、実に他人事に聞こえる)。

陳氏や劉氏のような人が弾圧を受けている活動家が数多くいるとされる中国(別名The People’s Republic of Terror)。一般市民に特段の感情を持たないが、GDP世界第二位にして、これ程の野蛮な国がこの21世紀にあるとは…。
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車内広告

昨日、用事があってお茶の水へ向かう電車に乗っていると、

英会話から英話へ

の広告が目に入る。英会話スクールのキャッチフレーズ。英会話スクールに通ったけどダメだったという人に、「大事なのは、英対話なんだよ」ということか。本当によく考えるものだ。北島康介選手(水泳)北京五輪での名セリフ「何も言えねー」がぴったり(意味するところは違うが)。

次は、英語指導を売りにしているある予備校(?)の不思議な広告。以前から、歴史上の人物(例えば、○×太子)が登場していて、英語とどういう関係があるのか不思議に思っていたが、今回よく見ると

マサイ族

が出ているのに、謎が一層深まった。ラクダに跨っている人もいる。どこかの王様だろうか?

たまに電車に乗ると、目にする広告に、新鮮な驚きを憶える。「少子化」は教育産業にとって逆風だが、英語教育に限ってみると、チャンスがたくさんあることが分かる。皮肉な話だが、“なかなか英語が上達しない”限り、我々の仕事はまだ安泰。
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「変な喩え」がポイント

“Democracy is the worst form of government except all the others that have been tried.”

これは、民主主義を絶賛しているわけではないが、そうかといって、全面否定しているわけでもなく、他の政治形態よりは良いんだ、ということを述べる有名な一文。

授業で、この英文は持ち出さなかったが、この内容を日本語で話して、「英語は、一見変な喩えを使って、言いたいことをハイライトするというレトリックをよく使うんだよ」と話した後に、クジラ構文を説明に入った。

比較的、上位のクラスだったので、理解してくれた生徒も多かったように思うが、no more … thanや、no more than等々の「定型表現」を丸暗記しているとしたら、“メモリー”を無駄に使うことになるので、やはりここは「理屈」で押さえておくべきだろう。

多くの参考書が、この構文を説明するために、単語の負担をかけまいと「彼女」「彼女の妹」など訳には困らないが、聞いてもまったくピンとこない比較対象を取り上げるが、多少単語は難しくとも、ある程度内容のある英文を用いるとか、面白い例を作って紹介すると効果的だと思う。

丸暗記、さよなら

よく分からないときは、辞書を数冊引いた上で、何でこんな“妙ちくりん”な言い方をするのか、英語の教師に質問しに行くと、これまでの疑問が一気に解決すると思われる。
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受けた後が大事な模試

昨日の新聞では、「大学ナビ」という欄に、めずらしく駿台予備学校による「合格クリック」というコラムが出ていて、模試活用法について、広報部の人が書いた記事を目にした。

言うまでもなく、模試の受けっぱなしは、学力向上に寄与しないだけでなく、受験料の無駄、受験時間の無駄、労力の無駄と、良いことはない。「結果をノートに貼ったり…」などと書かれていたが、正にひと手間掛けて、丁寧に復習をして欲しい。「模試は復習こそ命」 合否判定で一喜一憂しても仕方ない。

私の勤める学校では、希望者が「駿台全国模試」を、学校を通して申し込むことができる。“ハイレベル模試”であることを周知させているが、意外にも(あるいは、深く考えず)申し込んでくる生徒がいて、頼もしく思う(?!)。くれぐれも、心が折れることなく(全国模試は難しくできている)、今のモチベーションを受験まで持ち続けて欲しい。受験後、質問があれば一緒に考えてみよう(但し、英語に限るが)。
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単語集以前の話

語彙習得の研究では、学習者は6回程度単語を見ると、覚え始めるという。この6回とは、教科書で見たとか、模試の長文で登場したとか、いろいろな場所で出くわした数であって、例えば「1分間に6回見ると」などという話ではない。

受験指導で最も尊敬をする「道場主」のサイトでも、単語の学習が昨日話題になっていた。生徒は決まって「でも単語は必要ですよね」と言ってくる。高校生であれば、高校2年生までに学校で使う教科書に出てくる単語が押さえられていれば(つまり、当たり前に英語の勉強を最初の二年間続けていれば)、

高校3年生になって、

(1) 受験に特化したテキストで、自分がまだ知らない単語を丁寧に憶えていく
(2) 漏れが無いか、必要に応じて、単語集をチェック用に使う

という、ごく自然な勉強方法で「でも単語は必要ですよね」などと言わなくて済む。

もちろん単語は大事。

「一文の中に多数分からない単語があるのは、英語の勉強量が大幅に足りないからにほかならない」(道場主)

は、無理難題を求めている訳でない。decide や audienceを知らないとしたら、単語集以前の問題。

皮肉に聞こえるかも知れないが、単語を知らないのは、それまで知らなくて済んだ証拠。知らなくても特別困らなかったから。「hospitalは知っているが、hospitableは知らない」としたら、それまでhospitableに遭遇せず、困らなかったのだろう。そこで、新たに覚えたらよろしい。

「でも単語は…」という生徒は、これまでの自分の勉強を見直してみる必要があるのと同時に、英語学習の絶対量が足りなくないか、考えて欲しい。「毎日10分。これだけで…」は詐欺のセリフ。10分では、高等教育を受けるようと思う者としては、あまりに少なすぎる

※ ところで、紙辞書を使うと、hospitalを引くと、その直ぐ上に、hospitableが出てくる。電子辞書では目当ての単語以外に注意を向けることは難しいが、紙辞書なら、それが簡単にできる。実際に試してほしい。respective, respectful, respectableなどについても、同じことが言える。
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idiot boxで、ふと思うこと

最近、テレビ(別名idiot box)がつまらない[今に始まったことでない]。そんな中、NHKの受信料収入が史上最高の6700億円を超えたという。新聞では、先週一週間の視聴率ランキングの中で、上位20位のうち、10以上がニュース関連(これには、民放も含まれる)で占められる。手軽な娯楽とはいえ、もともと大した番組を放送していないから、ニュースがこれほどまでに上位に来てしまうのか。

ところで、アメリカでは日本のような、受信料制度は無い。それどころか、国(法)によって、好むと好まざるとに関わらず受信料を徴収することなど、彼らの感覚ではあり得ない話。健康保険制度ですら、異論が続出する国なので、驚きではないが。

近頃は、BSやCS放送で、見たい番組だけを、お金を投じて楽しむことができる。放送法によると、テレビ(受像機)を置いた時点でNHKの受信料を払う義務があるという。「NHKは見ていません」は通用しない。それなら、受信料などと言わず、「テレビ受像機税」と言った方が正確な気もする(なお、我が家では、きちんとNHKの受信料を払っている)。NHKのBSがつまらなくても、BSが映るテレビであれば、これまた衛星放送の受信料を支払わなければならない。確か、判例でも支払義務があるとの判断だった。ますます「テレビ受像機税」と呼ぶに相応しい気がする。
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「自然の中で」の英語表現

次の日本語を英語に直せ。

都会の生活でたまったストレスや疲れをとるには、自然の中でのんびりするのが一番です。

こんな問題があったとすると、多くの生徒は自然をnatureと表現したくなるが、どうやら文字通りnatureと訳すのは適切ではないらしい。

英訳例として、次が挙げられている。

If city life gives you stress and fatigue, it is best to relax in the mountains or on beaches in order to relieve them.

OALDには次のような記述がある。

You cannot use ‘the nature’ in this meaning: the beauty of the nature. It is often better to use another appropriate word, for example the countryside, the scenery or wildlife: We stopped to admire the scenery.We stopped to admire the scenery.

なお、「自然、自然界」の意味で使うnatureは、the natureのようにtheを付けることは基本的に誤り。このあたりは、「environmentならtheが付く、natureなら付かない」としておくと、試験の時に迷わなくてすむ。

ネイティブスピーカーにnatureは本当に使えないかと訊くと、文法的にはともかく、意味としてpoeticな感じがし、また抽象的だと言う。

英語教師には、“直訳できない表現”として知っているものがいくつもあるが、生徒にはちょっと酷かも知れない。
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Because I’m Japanese.で済むか、コラ~!

【MLB】川崎宗則が示す、
これからの日本人メジャーに必要な英語力


こんなタイトルをYahooのニュースで発見したので、ちょっと期待して見てみたところ、全然違った。以下、記事の抜粋の一部。
(途中略)約500人の児童の前で3人を代表して川崎が英語であいさつを行なった。以下、川崎の英語でのあいさつだ。

“Hi all. My name is Munenori Kawasaki. Call me Mune. I’m from Japan. My English isn’t good now. Because I’m Japanese.”

 わざわざ訳す必要もないだろう。中学1年生で習う初歩的な英語に過ぎない。発音も決してうまいとは言えず、もしかすれば米国の子どもたちは聞き取りにくかったかもしれない。それでも川崎は臆することなく、自らの言葉で語りかけた。「オレ、まだ英語がヘタなんだよ。だって日本人だから」。この言葉は子どもたちに大爆笑を誘い、川崎は彼らの心を完全につかんだ。


(1)  記事をすべて載せてはいないが、「この記事にタイトルをつけるとしたら、何が適切か?」という問題があったとしたら、「日本人メジャーに必要な英語力」にはならないと思う。川崎が英語で挨拶をし、ウケたことは分かる。でも、日本人メジャーに必要な英語力を論じてはいない
(2)  「オレ、まだ英語がヘタなんだよ。だって日本人だから」は、日本語で聞くと、分かる。でも、この部分を英語で聞いたら、意味不明。しかし、英米人が「まだ日本語が上手でない」といったとしたら、分からないでもない。特にアメリカでは、外国籍の人間だろうが、法的にアメリカに住んでいる人間であろうが、英語を話すことが当然と思われている(その英語が、ネイティブのそれと同じであるかどうかは別として)。そうでないと、それぞれが好き勝手な母語を話すことになる。良い悪いは別として「家やホテルを一歩でたら基本は英語」がアメリカ。と、ここまでは文化的な背景だが、論理的にも「日本人だから、いまのところ英語が上手でない」は、英語で聞くと不自然に感じる。「日本から来たばかりで」ならまだしも…。「日本人なら英語が上手でない」が直接的な理由とはならない。多寡は別として、上手な人もいる実際にいる。
(3)  実際は、“しゃべった”英語なので、上記の英語を“書いた”のではないだろうが、ついでに言っておくと、会話でなければ、Becauseと使って独立した文を書くのは、正しくない。受験生によくある間違い。

そんな訳で、ネットのニュースの中身にケチを付けるつもりはないが、最初に引用した記事がどれだけズレた話かは理解して頂けると思う。
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一歩一歩の積み重ね

なりナビ」(これだけ聞いて、何だか分かる人がいたら、あの気持ち悪いほど“もの知り”の高校生クイズで勝てるかも)、正式名称「成田空港ナビゲーションブック」という子ども向けの冊子が我が家にあったのでパラパラとページを捲ってみる。

東京→ニューヨーク 

14時間 (もちろん「飛行機」での話)
36時間 (「新幹線」…へー意外とかかるな)
60時間 (「チーター」…水前寺清子ではない)
因みに、「スペースシャトル」では、24分

さて、時速4キロの「徒歩」では?

計算すれば、別に驚きでも何でもないが、113日だそうだ。

率直な感想 「歩けそうじゃん!」

センター試験までこの2倍位の時間があるのだから、本気になれば、相当な結果を出せるのではないか(もちろん、“寝ずに休まず”113日であるが、4カ月も要さないというところがポイント)。

「二年あれば合格(うか)る、半年ではダメ」などと、決めつけずに、明日からと言わず、今日から、いや今からやるべきことやるのがあるべき姿。時速4キロであってもニューヨークに届くなら、サンフランシスコやロサンゼルスには確実に到着できる。
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大チョンボ

一昨日の授業で、大きなミスをしてしまった。生徒が予習してきた、重要な部分に誤解を与えるものではないにしても、文の述語動詞を勘違いして説明し続けるとは、大チョンボ

英文はこんな感じ。

No [N] has yet been invented … .([N]はまだ発明されていない)

これを、いつの間にか、~has yet to be invented … .のつもりで、説明をしていた。依然として、Noが頭に付いたままなので、これでは二重に否定することになり、意味不明。

授業の後で、お利口な生徒が、親切に指摘してくれた。ひょっととしたら、has yet to been invented … .と板書したのかも知れない(これ自体は、英語として間違いではないが、それなら、文頭のNoはお呼びでない)。

ある程度、英文を頭に入れて、“ワァー”と黒板に書くので、言い訳になるが、ディクテーションのときのように「こう読まれたに違いない」式に、英文を書いたのが間違いのもと。今日は、早速「訂正プリント」を出して、「ゴメン…」から始めなければならない(来週まで授業がないので、週末には決着をつけたい)。

以前、通訳ガイドの予備校の採用時に模擬授業をさせられた時、後で授業を見ていた社長から指摘されたのは、板書のミス(今となっては思い出せない位のマイナーなものだったが)。大人相手のライセンススクールでは、授業を映像で収録したり、録音したりしているので、「授業(話)の上手い、下手」以前に、板書やプリントでミスをしないのが絶対条件となる。さもないと、小さな間違い一つに、全国へ訂正のプリントを発送しなければならないからだ。

その点、学校は次回の授業で訂正するということができて、気が楽であるが、だからと言って、このレベルの間違いをしているようでは、次の職が見つかるか(?)怪しい。
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B層

最近の若者の言葉遣いで気になるのが、すぐに《神》を持ち出すことだ。(中略)だと思うロックバンド」「動画」「アプリ…」。(中略) 《神》もずいぶん安くなったものだ。

これは過日新聞に出ていた、哲学者 摘菜収 氏のエッセイから。先程もテレビを付けていたら、ある母親が「~さんはです」などと言っていた。

氏は「B層」をキーワードに、政治・経済・社会の様々な事象を分析している。以下、再度、新聞のエッセイからの抜粋。

価値の錯乱の上に成立するのが《B層文化》だ。(中略)《B層》とは平成17年の郵政選挙の際、内閣府から依頼された広告会社が作った概念で、「マスメディアに踊らされやすい知的弱者」、ひいては「近代的諸価値を盲信する層」を指す。

模擬試験でB層は悪くないが、氏の言う「B層」はちょっと心配。興味深い話なので、さっそく氏の本を二冊注文した。

(※ どうでもいいですが、私の血液型はB ...)
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皆さんは間違えたりはしませんか?

以下の英文は「日本人なら必ず語訳する英文」(越前敏弥 著)に出ていたもの。著者が教える翻訳学校での受講者の解答から、正答率が出されており、興味深い。以下は、正答率30%とのこと。

Teaching is not just giving information, but requires a conversion, a change in the learner’s way of thinking, and this can take some time.

《訳例》
教育とは、単に情報を与えることだけでなく、そこでは思想転換、すなわち学習者の心のなかで実際に変化を生じさせること必要とされるが、それにはある程度の時間がかかる。

ポイント
(1) conversionをconversationと取り違えていないか。
(2) a conversion, a changeの部分は、A, Bとなっており、同格関係。「AとB」のように、勝手に接続詞を補って解釈していないか。

仮に(1)で“うっかり”していても、(2)で軌道修正できるのが望ましい。逆に、(1)で間違えなくとも、(2)に気付かず翻訳してしまうとしたら、かなり乱暴と言える。翻訳学校に通っている受講者の正答率が3割なら、一般的な大学受験生だと、正答率はもっと低いのではないかと想像する
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手間取る度合いで言うと

「添削」となると、話は別だが、「採点」(○×を付ける)だけに限って言えば、手間取る度合いで言うと「英文和訳 > 英作文」である。

それというのも、英文和訳の場合、解釈が間違っていても、とりあえず見た目は“文法的に正しい”日本語なので、すべてを読まざるを得ないのに対し、英作文はおよそ英文の体をなしていない、もしくは、間違えのパターンがあって、案外、白黒が付けやすいからである。英作文は答がいろいろ出てくるようでいて、試験、とりわけ模擬試験の場合、出題者が問いたいと思うポイントがキチッと決まっていることが多く、意外と「採点」はし易い(これが「添削」となると、話は別)。

英作文の例文集などで、お手本となる英語をどれだけ押さえてあるかによって、“完璧でなくとも、ちょっとの減点で済む”か、それとも“ほとんど点数が無いか”といった大きな結果の違いに繋がる。昔から「英借文」といわれるように、即座にかける英文のみが、点がもらえる英作文の解答と思ってだいたい間違いない。
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「漫読」とは言い得て妙

書店で、「わが子を『メシが食える大人』に育てる」(高濱正伸 著)という本が目にとまり、昨日買ってきた。この中で、「精読」の重要性を述べている。筆者は算数教育のエキスパートとのことで、日本語の文章が正確に読み取れることが、あらゆる学習の基本となることを述べている。

この本の中で、精読」の反対語として「漫読とあり、的確な表現だと感じた。英語学習では、「精読」にたいして「速読」ということばが使われる。「1分間に○○語読めるのが標準」というような、基準がなければ、「速読」という言葉が独り歩きし、説得力のない議論になりかねない。

時間が足りず英文が終わりまで読み切れないのは、英語力が不足していて、単に読み終えることができないためであったり、読解で点数が取れないのは、「漫読」のために肝心な部分を読み落としているためであったりすることが少なくない。なるほど、母語の日本語で精読が大事ならば、外国語で精読が大事なのは当然と思うのだが…。

(ところで、模試採点終了。あとは「見直し」を徹底するのみ。連休中に終わり、ひと安心)
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まだ終わっていないが

模試採点をするときは、比較的「辛い」(=採点に手間取る)セクションから始めることにしている。具体的には、(1)「下線部訳(英→日)」、(2)「英作文」、(3)「その他」の順。

(2)→(3)((3)は「整序作文」、「空所補充の4択」)と採点をして気付いたのは、「空所補充の4択」があまりの不出来であること。これでは、常識的に考えて「整序作文」や「英作文」ができるわけない(実際にできていない)。

ある国家試験では、択一式と記述式の両方からなる試験で、択一式のセクションで一定の点数が取れていないと、記述式が採点されない仕組みになっている(記述部分の配点が択一式よりも小さく、択一式で一定の点数が取れていないと、仮に、記述が満点でも挽回が不可能なため)。

模試と国家試験とは試験の目的が別ではあるとしても、特定分野の知識を問う点では共通している。大学受験に向けた模試では、文法・語法をキチッとおさえて、短文レベルの英文のストックがない限り、英作文では点数にならない。ごく一部の生徒を除き、基本ができていない生徒が多いことに驚いている。
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修行するゾー!

GWは1日だけ激短バイト

これはYahooでバナーに出ていた広告。こちら(=私)は、その必要もなく、また1日では終わりそうに思えない模試答案を目の前にし、やや憂鬱。「仕事」があることに感謝しなければならないが、そもそも、これは「仕事」と言うより「行」に近い。このブログが長くなったら、採点が終わりに近づいたか、終わったかのどちらかである。
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「文句」(モンク)が寄せられそう…

(※ IPAの発音記号がネット上では正しく表記できなかったので、終わりにかけて、空所を補う問題であるかのような記事になってしまったことを、あらかじめお断りしておきます。辞書等で発音記号を確認して頂けると幸いです)

ニュースによると、ムンクの「叫び」がオークションにかけられ、サザビーで取引された中で史上最高額の絵画となったらしい。

Edvard Munch’s The Scream, became the highest-priced artwork to ever sell at auction during Sotheby's Impressionist & Modern Art Evening Sale, achieving $119,922,500. (サザビー公式サイトより)

さて、日本では「ムンク」と呼ぶが、英語で綴ると上記のとおりMunchとなり、u は発音としては//、chは/k/となるため、「僧、修道士」を意味するmonkと同じ発音になる。

ローマ字読みできない英単語は、特に英語の初学者や英語が苦手な人にとって、学習上の障害となるが、uやchやoには、それぞれいくつか発音されるパターンがあり、その中の1つにぴったりと当てはまるので、理屈には適っている。なお、nは後に続く/k/音につられ//となるので気を付けよう。つまり、

[mk]

が全体の発音を表す。カタカナ風に読み[mnk]とすると読みづらいので、注意。

(※ ネット上では何とも要領を得ない話…)
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基本が一番難しい

受験英語指導の第一人者で、その分野において私が最も尊敬をする「道場主」によるライブ授業のイベントが昨日あった。

講師室で、「先生の『英文法基本300選』は、“基本”とあるものの、相当に力がある生徒でも“これ難しいですよ~”などと言っています」と申し上げたところ、「基本原理をきちっと学んで応用力を付ける問題集だから、簡単ではないんだ」とのコメントに、確かにその通りだと思った。

仕事柄、「基礎」「標準」「発展」といったレベル別の表現を使うことが多い。そこでは、無意識に「簡単な」「ふつうレベルの」「難しい」といった意味で使っており、そこからくる誤解である。

国語辞典(旺文社)で「基本」を引くと、「物事の中心や基準になると考えられているもの。よりどころとする大もと」とあって、どこにも“簡単”とはない(「基礎」と「基本」は別の語であるが、定義は同様であり、“基礎”を引くと、 “基本”とも出ている)。

空手では「基本稽古」というのがあり、確かに、“簡単”かと言えば、そんなことはない。初心者、中級者、上級者で、一見同じ動作をしているようで、明らかに手足や体のバランスなどが異なり、その奥深いことが分かる。

「基本が一番難しい」とも言えるかも知れない。

ところで、北海道で昨日、桜の「開花宣言」が宣言が出されたと同日に、「満開宣言」も出されたという。急に暖かくなったので、午前9時頃の段階で“開花”、午後には“満開”と判断したそうだ。

かわいい教え子(?!)たちも、実力は今一つだが、受験時には「開花」と同時に「満開」を迎え、勝利“宣言”ができると嬉しい。
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“ほとんど”の生徒が引っかかりました

昨日の授業の復習。

1.(     ) the students in this class, twenty passed the last exam.
a.Almost  b.Every  c.Most  d.Of  e.Whole

(1) この問題を授業で扱ったところ、意外にも出来が悪かった。受験モードになっている生徒は「たいていの~、ほとんどの~」が問題になっていると考えmostを選だが、theが邪魔している限り、正解になり得ない。もちろん、品詞が副詞であるAlmostが名詞のthe studentsを修飾するのも不適切なので不可。

(2) Everyを選んだ生徒は、その次に複数形の名詞があることにまったく無視しており、論外。こういう選択肢を選ぶようでは、大学に入れても、その後「気が利かない」社会人となり兼ねず、将来が心配。

(3) Wholeを選んだ人は、よく分からず「エイッ」選んだのか、「消去法」が裏目に出た結果だろうが、やはり形容詞のwholeがこの位置から「the+名詞」を修飾は不可。

(4) だいぶ遠回りの説明となったが、そもそも、後にtwenty (S) passed (V) …と文になっているのだから、これに気がつくと、主語になってしまいかねない「ほとんどの生徒」を表すようことになるような選択肢、その他、意味は変わるとしても、主語になりそうな選択肢はどれも不可。

「このクラスのほとんどの生徒」「20人」を同格で読んだ兵(つわもの)がいたが、上記(1)が理由となり、やはり不可。

Of+複数形名詞, S+V … は、英文解釈でも意外とミスをするが、これが文法問題で問われているのと同じこと。という訳で、正解はもちろんd。
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