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待ってなかったけど、待ってました!

NHKの語学番組「実践ビジネス英語」の2月号が手元に届いた。Lesson 21としてこれから約2週間に渡って扱うテーマが「書籍と電子書籍(Books and E-Books)」 なんと、このブログでつい数日前に自由英作のテーマに上げたものとピッタリ合うものである。

自分自身が使っていないこともあって、電子書籍に纏わる表現はあまり自信がなかったが、e-booksという英語や、“ハード”自体をe-readerというのは、やはり正しいようだ。5回あるスキットを通して、いろいろとアイデアや使える表現に遭遇できそうだなので、楽しみである(もっと早く気が付いていれば、模範解答がもっと良いものになったに違いない)。

折角なので、書籍と電子書籍のメリットを述べた英語をそれぞれ、テキストから紹介したい。

書籍派
○ 私はきれいな装丁できれいに印刷された本の、手触りやにおいが好きです。
  I like the physical feel and smell of a well-bound, well-printed book.

電子書籍派
○ 電子書籍には、検索できるという大きな長所があります。
  E-books have one key advantage: searchability.

※ 辞書に出ていないかも知れないが、searchabilityという語は、
  searchability < search+able(=他動詞に付き、形容詞を作る形態素)+-ity(=名詞を作る形態素)と考えればよい。
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もしifが使えたら…

今度は産経新聞にbutは得意、ifは苦手という記事が出ていた。これも昨日のブログで取り上げた国立教育政策研究所が中学3生を対象に行った英語を「書くこと」の分析結果から。文の間に接続詞を穴埋めする問題の正答率から上記のような結論を出している。

butと答えられたのは75%(つづりの誤記を含む)

* 余談だが、「つづりの誤記」というのが笑える。bat(コウモリ)と書いた子がいるということか?

ifの正答率は40%だとか。

そういえば、ディベート指導や英語関係の書籍で有名な松本道弘氏の本に「成功を約束するIF思考」というものがある。「ビジネスでも英語でもIFは最強の武器」と表紙に書かれているが、確かに氏はしばしば「日本人はifが使えない」という。そういう発想があまりないからか?

自由英作文でも学生がifを巧みに使って書いてくるのを見かけることなどほとんどない。ifを使えるようになると、「個人的感覚、主観」から一歩離れて、複眼的でより論理的な文が書けるようになる。尤も、それ以前の問題として、英短文をキチンと書けるようにしなければ、点は無いものと思った方が良いが。
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ちょっと残念な話

昨日の読売新聞で文科省の国立教育政策研究所が全国の中学3年生に実施したアンケート結果に関する記事が出ていた。

英語を生かして仕事をしたい →1割

中学3年生3,200人以上からの回答によると、7割の生徒が「英語は将来の就職に役立つ」と考えている一方で、「英語を生かして仕事をしたい」という生徒は1割にとどまることが分かったという。

同研究所は、中学3年生が英語の重要性を敏感に感じている一方、「勉強したくない、面倒」との思いが強いようだとの分析している。

教育者としては残念ではあるが、「利己的ポジティブシンキング(?!)」で受け止めれば、この仕事(英語を教える)も、当分の間“安泰と言える。というのは、本当に英語が日常的に使われるようになれば、学校のチイチイパッパの英語教育は不要になると考えるから。

文科省の「英語が使える日本人」の育成のための戦略が唯のお節介に聞こえなくもない。もちろん、個人的には、生徒にもっと英語に興味を持って欲しいと思っているのだが。
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整いました!

一昨日に触れた、今年の予想自由英作のテーマ(「紙の書籍と、電子書籍で比べると、どちらがあなたは好きか?」)。どこかで出るかも知れないと思うが、自分が受ける大学である保証は全くない。“模範”解答というにはイマイチなので、解答としておきたい。色つきの箇所は、議論のポイントになるところ。

in favor or paper books

I like paper books better then e-reader. I have two reasons for this. First, paper books have more sentimental value. I think we value them more because they have more character: book cover designs and illustrations, for example. People can make a collection of their favorite books to keep on a book shelf. Second, borrowing and renting books are easy. Paper books are easy to share with friends. Going to the library to look for and borrow books is a popular activity. The enjoyment of this is lost with e-readers as the software is difficult to share with other people.(100 words)


in favor or e-reader

I like e-reader better than paper books. I have two reasons for this. First, e-readers are more economical. The e-reader machine can cost some money but the book programs that are used or downloaded are not so expensive. Paper books are becoming more expensive to buy and also the production of paper books costs a lot of money. This leads to my second point about the environment. Most publishing companies use non-recycled paper. The production of new paper has a negative effect on the environment because it decreases the number of trees.(92 words)
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データを出せ

某プロスポーツ選手を使って宣伝している、あの英会話教材の誇大広告に当局は物言いを付けることができないのか

「聞くだけで良いんです」「勉強は不要」 ― こんなので英語ができるようになったら、日本の教育現場、塾・予備校でとっくに採用されているはずだが、そんな事態になっていないのは、当該教材による英会話力の向上が0「ゼロ」ではないとしても、ほとんどないと言っても過言でない証拠。

昔から、怪しげな英語の教材はあるが、あそこまで上達を言い切る宣伝文句。健康食品などと同様に、実はその成果を主観的に述べることはできても(「使用者の個人的感想です」)、客観的にデータとして示せていないのに、公共の電波に乗り、宣伝し続けられているのには、目に余る。
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自由英作文のテーマ予想

自分は“科学技術オンチ”ではないと思うが、かといって、iPadに代表されるタブレットPCやスマートフォンが直ぐに必要という訳でもなく、必要性を感じるまでは静観しようと思っている。一度、デジタルの書籍を購入したことがあるが、当然ながらネットに接続していない限り見ることができないので、意外に不便な印象を抱いた。iPadならこの点は解消されそうだが。

まだアメリカほどではないにせよ、このところAmazonのKindleやiPadが一般的になったので、今年の自由英作には「あなたは本をこれまでどおり紙で読みたいか。それとも、電子書籍で読みたいか」というテーマが出てくるのではないかと密かに予想している。携帯電話を持つことのメリット・デメリットや、紙辞書か電子辞書かというテーマは既に何度となく入試で出題されている。

一日、二日かけて「paper bookか、e-readerか」で、議論をまとめて模範解答を示したいと思うので、乞うご期待。
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売りに出されるかもって

日本の学校のチャイム(学校によっては、チャイムの代わりに音楽が流れるところもあるが)は、英国のビッグベンの鐘のメロディを基にしたと言われているが、その時計台ビッグベンが外国に売りに出されるかも知れないという話がYahooのニュースに出ていた。

理由は、地盤沈下が原因で、改修費に最高10億ポンド(約1200億円)もするからとか。以前、April Foolの冗談として、ビッグベンの時計の長針短針がオークションにかけられるというのを聞いたことがあるが、もし本当に売りに出されるとなったらば、April Foolの冗談を凌ぐような話だ。

ところで、時計台と言えば、日本では札幌の時計台が北海道札幌の観光名所になっているが、「日本三大がっかり名所」の1つとの汚名もある。写真で観たイメージで本物を見ると、案外普通だというのが、その理由らしい。

話は戻って、ビッグベン。実物を見たことは無いが、英国人はどう思っているのだろうか。日本で言えば、東京タワーや浅草の雷門くらいに国のシンボルになっていると思うが。
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言わないものは言わない?

The Daily Yomiuriに「ブラッシュアップ! 時事英語」というコーナーがあり、“用語”を問う問題が載る日がある。昨日は「原子力損害賠償支援機構」に始まって、6題あった。?の「死刑」は簡単。“(    )punishment”であるから、capitalが正解である。

この問題の解答には不適だが、「死刑」を表す別表現にdeath sentence [penalty]が挙げられる。でも、もし学生が「death punishmentはなぜダメなのですか」と訊いてきたら、なんと答えたら良いのかちょっと考えてみたい(ウィズダム和英辞典で「死刑」を引くと、the death penalty、capital punishmentとある)。

“punishment(罰)は何か?”→ それは、「きわめて重要な・死に値する・生命に関わる=capital〔形〕」からcapital punishment。

“sentence(判決)は何か?”→ それは、「死=death〔名〕」から、death sentence。

ここで困るのは、“penalty(罰)”。この語は、どちらかというと意味的にはpunishmentに近い(語源は異なる)。いろいろ理屈をつけようと試みるも、どうも上手く説明できない。

capital+punishment(○)< punish+人+capitally(文法上は○)
capital+penalty(?)< penalize+人+capitally(文法上は○)

決定的な違いとは言いづらいが、強いて言えばpunishmentは“一般に”不可算名詞であるのに対し、penaltyは可算名詞であることぐらいか。sentenceもこの点では、penaltyと同じく可算名詞。

ここまできて、この話題はやめておけば良かったと少々後悔しているが、もう遅い(この後、仕事があるので)。

気休めに、CollinsのWordbanks Onlineで使用頻度を見てみると次の通り。

capital punishment 総件数:73
capital penalty 総件数:0
capital sentence 総件数:0

death punishment総件数:0
death penalty 総件数:274
death sentence 総件数:102


Googleで検索すれば、0ということはなくある程度の数ヒットするが、スタンダードな表現方法としては、Wordbanks Onlineが示す通りであろうから、ミスマッチは避けるのが賢明である(が、話題にするには賢明でない…涙)。
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“顔周り”の動詞

先日のThe Daily Yomiuriに

Todai eyeing autumn start to school year(東大 秋入学を検討中)

という見出しの記事が出ていた。eyeが動詞であることは特別な感じもなく、意味もスッと入ってくるが、非ネイティブにはeye(動)が「受動語彙」(見聞きして理解できる)であったとしても、「活用語彙」(書いたり話したりと、発信できる)にまでにはなかなかならない(私には)。

折角なので、「顔」周辺の名詞が動詞でどのように使われることがあるのか、以下にまとめてみた。お馴染みの語もあれば、見れば理解できるが、使いこなすまでにはなっていない語もある。earには動詞は無いようだが…。

(1) The ship was heading north.
(彼らはまっすぐ家に向かった)
(2) The detective was nosing around for information.
(探偵は情報をかぎ回っていた)
(3) Your grandmother shouldn't have mouthed off like that.
(君のお祖母さんはあんな風に激しい口調でいうべきではなかった)
(4) He faced hardships bravely.
(彼は勇敢に困難に立ち向かった)

《補足》
名詞 ear には、別立てで「(麦などの)」の意味もあって、この語については、動詞用法もあるらしい。(以下、Merriam-Websterから)

ear intransitive verb
: to form ears in growing
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受験シーズン到来

この仕事がない時代に、誠に有難いことだが(?!)、大学のみならず、中高も入試の時期を迎え、今日は日曜出勤である。

少子化や長引く不況を受け、学校は生徒を選抜する側というよりも、受験者から学校が選抜される時代を迎えている。「試験で不出来な方お断り」ということが徹底できるならば良いかも知れないが、大学全入時代という言葉からも分かるよう、学校の経営という観点からすると、必ずしもこちらの期待にレベルに達している者ばかりが来るというのではないことは、昨日今日始まったことではない。

高校受験生であれば、3年後には、大学入試センター試験のデータリサーチが判明するこの時期であるから、曜日(月〜日)や、月のスペリングが正しく綴れないレベルの生徒が義務教育でない高等学校に入って来られると、センター試験で全国平均の点数を取らせるのも至難の業であるが、こればかりは“ヒラ”教員があれこれ言ってどうなることでもない。

まずはお手並み拝見。決して十分な学力が備わっている状況でない中で高校に入ってくる者には、厳しい試練が待っていると覚悟して、入試に望んでもらいたい
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途“キレ”ない

不覚にも、頭痛が治まらず、自分自身が受け持つ授業がないことから、今日は休みを取った。先程まで、横になったり起きたりを繰り返していたが、スッキリせず調子ができない。

「体調管理も実力の内」と言っている手前、少々反省をしている(といっても、何を反省するのか今一つはっきりしないので、あまり意味ないが)。

そんな訳で、ブログのアップも夜の8時近くと、不本意な時間になってしまった。PCの前に座るよりも、横になっている方が良いのかも知れないが、ブログの記事が連続しないのが気持ち悪く、何も頭に浮かばない状態だがパソコンに電源を入れた。

ネットのニュースでは、もう1週間も経つのに、いまだにセンター試験 地歴・公民の不手際について記事が出ている(今日が追試・再試の日か)。

「混乱して実力を出せなかった」と本試験の恨み節が上がる一方、「もう一回、チャンスがあると考えたい」と前向きな声も聞かれた。

受験生にとっては、悔しい思いかもしれないが、希望者には救済措置が取られているし、報道を聞く限り、著しい不利益とは思われない。将来、社会に出たら「不公平、理不尽、不利益」は当たり前にある。前を向いて、今後の試験に備えて欲しい。

「今日くらいは、ブログも休むか…」と頭を一瞬横切ったが、昔広島カープの選手だった鉄人こと衣笠幸雄選手の2,000試合連続出場記録や、駿台予備学校で33年間教壇に立たれている飯田康夫先生、今年でデビュー32年目を迎える歌手 松田聖子姫、45歳でフットサルチームと最近プロ契約をしたキング・カズことサッカーの三浦和良選手など、超一流の面々は、驚くべき“持続力”(その中身は、体力、能力、才能、いろいろ)がある。

そこで私も、頭痛くらい「何クソ」を思い、コンピュータの画面に向かっている。大した中身もない正にTsure-Zure Blogの名の通りとなってしまったが、今日でキレなくて良かった。
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親バカな話

バカ親は困るが、親バカなら許してももらえるかも…と言う話。

勉強が得意でない愚息の冬休みの宿題で、休み明けにスペリングコンテスト(指定された100語を憶えてくる)があるので、それ備えてくるという課題があった。

合格点は70点(つまり70語)とかで、本人はその冬休みの時点でも60位は書けるので、あと10個だとお気楽なことを言っていた。そこで、英語教師魂に火がつき、少々“稽古”をつけてやった。毎日決まった数を手を使い、口を使い練習すれば、100点は無理ではない。受験生にはよくことだが、綴りと発音の関係も出鱈目という訳ではないので、一定の規則性に気付かせるとか、間違いやすいものを指摘してやると、勉強がしやすい。幸い、冬休みが終わる数日前には、100点が取れるまでになった。実際のスペリングコンテストでは、familyをfamillyにしてしまい(最初はl1つにしたが、後で2つに思え直したらしい。私は「見直しは大事だが、解答を直すと、案外間違えることがある。集中している時の最初の答えは、結構正しいものである」ことを話した)結果は99点だった。

さて、昨晩、中1の過去形の範囲を私の横で勉強していて(まだ、学校ではそこまで進んでいないらしいが、進研ゼミの課題があった)、-edで発音をなぜ[t][d][id]と区別するのか訊いてきた。

  「それはね、前の音との関係で発音し易いからだよ」
  「ん〜」
  「だって、played“プレイ”じゃ、読みづらくないか。“プレイ”の方が、お父さんは読みやすいけど」
  「ホンとかボン(1本、2本…)っていうのと同じ?
  「あ、いいとこに気付いたな」

濁音化(e.g.日本橋をニホンバシと発音)は、外国人の人が日本語を勉強するときに苦労する(その昔、院生の時に、日本語のTAをしてた)。1本、2本、3本、1匹、2匹、3匹など、日本語学習者は苦労する。

返されるテストを見ると、目を覆いたくなることが多いが、少しずつ「ふつう」レベルに近づきつつあるかも知れない。今年の3月までに何とか人並みにさせるのが目標だ(この目標は以前もこのブログで書いたかも知れない)。
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have the flu

「インフルエンザ」には“罹る”のであって、“なる”のではないが、インフォーマルな日本語では、「私、インフルエンザになっちゃった」と聞いても違和感はあまりない(私にとっては)。しかし、子どもが学校からもらってきた保健室の先生からのプリントに「インフルエンザにならないように…」と見たときには、一瞬不自然さを感じた。

個人的な感覚の問題であろうし、目くじらを立てるほどのことでないのは承知の上で、理由を考えてみると、

(1) 音として聞けば「ならないように」もOKだが、文字になるとダメ。
(2) 「肯定」なら許されるが、「否定」ならダメ。

の2点を考えてみた。

ところで、脱線して、英語では上記(2)の逆で、「否定」の意味のimpossibleはOKだが、「肯定」の意味のpossibleが使えない構造がある。

This problem is impossible to solve.(
This problem is possible to solve.(×

さて、脱線はこれくらいにして、他には日本語と英語の根本的違いが理由に挙げられるだろう。

母は病気です〔母 → 病気の状態で〕
My mother is sick.(
My mother is sickness.(×

英語教師が話を簡略して、第二文型をしばしばS=Cと示すが、もちろんこれはCが名詞のとき、ピッタリイコールになるのであって、形容詞が来るときには、Sの「状態や性質」を表しているに過ぎないので、受験英語指導の大家、飯田康夫先生の“板書”を借りれば、S←Cとする方が良いくらいである。

きっと、最大の理由は「日本語の柔軟さ」が、“インフルエンザになる/ならない”の自然さ・不自然さの判断に影響するのだろう。
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お前たち、お利口だな!

正課の授業が終わり、特別編成の授業(講習形式)になると、学校から足が遠のく生徒もいれば、真面目に講習や自習に来て、下校時間ギリギリまで頑張っている生徒もいる。

最近は、授業以外の教材を持ってきて質問に来たり、逆にこちら(教師)からアイデアを出して欲しい(これから何をやったら良いか)などと言われ、普段とは異なる忙しさを経験するが、一人ひとりが勝手な(?)教材を持ってくるので、退屈しないで済む。

日頃は教師が決めた題材を、教師の決めたペースで進めていくので、この時期の「どこから弾が飛んでくるか分らない」感は、なかなか心地良い。ともするとマンネリに陥ってしまいかねない仕事なので、次年度の授業に繋がるようなものがないかと、こちらもアンテナを張りながら生徒の質問や添削依頼に対応している。

それにしても、過去問を10年分やりましたという頼もしい生徒から、まだ問題がどんなものか見たこともありませんという生徒(学力はそこそこに高いのに、データリサーチの結果を待って、二次の出願校を決めますという慎重派)まで様々だが、下手な予備校に行って勉強したつもりになっているよりは、学校に来ている生徒の方が、良い結果を残せるのではないかと考えている。
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“想定外”はあるんだよ。

昨日、今日の新聞で、週末に行われたセンターテスト実施の不手際をマスコミが挙って報じている。今日の毎日新聞では「社説」欄(徹底検証で再発防止を)でも取り上げられている。受験生から顰蹙を買うこと覚悟で敢えて言うのだが、あまりにも大袈裟な報道ではないだろうか。原因を調査し、反省し、改善することは当然だが、「徹底検証で…」とは、まるで何人もの人の命が失われたかのようである。

一律を基本とした共通一次試験からセンター試験になったことで、多様な科目選択ができるようになり、私立大学も多く参加しているが、過剰なまでに受験生の都合に合わせた試験時間割の設定をしなければ、“わかりにくい”試験実施の形態を排除できる。今でも、国立大学の多く(必ずしもその大学の難易度ランキングに関係なく)は5教科7科目を課している。結構なことである。理系であろうと文系であろうと、高校2年生程度の試験を避けて通るようでは、知的バランスに欠ける。有名私大の学生が、受験科目に無かったことから、中学生程度の知識も持ち合わせていない例が多々あることを直接的・間接的に知っている。どうせ反省するなら、併せてセンター試験のあり方も考えたほうがいいかも知れない。

「おバカさんが増えないよう、センター試験は必ず5教科7科目受験とする」

予備校だったらば、試験実施のプロ集団だから、今回のようなミスはまず起こらないと思うが、新聞、テレビ、インターネットで得た情報によれば、取り返しのつかない重大な不利益を与えたとは思えない(英語リスニングでICプレーヤが気仙沼の会場に必要数届かなかったのは、唯の“お粗末”過ぎる話)。しっかり勉強してきた生徒は、大人たちの不手際を跳ね返すぐらいの成績に届いているに違いない。
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「英語ノート」 改め “Hi, friends!”

国が勝手に始めた「小学5・6年生の外国語活動」 ― これに「英語ノート」という“国定”教材があったが、2009年の事業仕分けで「廃止」とされた。ところが、この春から“Hi, friends! ”という教材名で「復活」することになったそうだ。

そもそも、元々専門家でない小学校の先生に“活動”という方便で英語授業を押しつけ、アリバイ的にネイティブスピーカーが時々小学校を巡回することになっているという、必要な部分に金を使わず形だけ整えただけだから、効果を望むべくもない。

現場の先生方からは、引き続き教材配布を求める意見が多く、2,000通ほど文科省に寄せられたメールの96%が廃止反対だったという。復活しただけマシと言えるが、元の「英語ノート」より、挿絵や写真をカットしページ数を3割減らしたとかで、何ともお粗末な話である。私は必ずしも早期英語教育に否定的ではない。やるなら徹底してやるべきと考えている。中途半端は良くない。
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センター試験(筆記) 斜に構えた講評

昨日、今日とセンター試験。英語(筆記)の問題にすべて目を通したので、感想めいたものを書いてみたい。一般紙(新聞)に載る問題の傾向分析は、スペースの関係等で、無難なコメントしか出ないし、予備校独自の分析も過年度との比較や難易度についてがメイン。要するにfact(それも一部)。そこで、opinionに比重をおいて、斜に構えた講評をしたい。

第1問
A
母音2題、子音2題。これまで何度授業でやったことかと思うような単語ばかり。昨年のように、アクセントの無い箇所の母音を問う出題がなかったので文句なし。
B
問3の選択肢?automobileは二通りのアクセントの位置が考えられるので(第1音節or第4音節)、結果的に正解を左右しないとは言え、不適切ではないか。

第2問
A
去年よりも簡単。間違える余地なし。
B
問2では、正解の肢(?)のwander aroundや、問3では、空所直前のmake itが分からないと正解を選びにくいが、「消去法」を用いる程の間際らしい選択肢は無かった。
C
整序作文では、これ以上易しいものはないのではと思わせるほど“受験生フレンドリー”な出題。

第3問
Aここは基本的に知らなくても受験生として許される語や定型表現を、前後の文脈で類推する問題だが、問1のobstinateは大学受験レベルの単語なので「英語?、?」(高1、2年の教科書)では見かけなくとも、多くの受験生にとって簡単だったはず。
B
司会役の人間がいなくなったが、出題パターンは例年通りで、内容としても極めて明解。この手の議論は、長文読解でも経験している受験生が多いだろう。
C受験生の間では、読解問題の中でも最も敬遠されている(「時間vs.配点」の点で割が良くない)問題だが、模試や問題集で練習してきた受験生にとっては、簡単に感じられたのではないか。

第4問
A
pine woodやgrainという語が受験生には馴染みが無いかも知れないが、英文を理解する上では全く支障がない。図が2つ出ていたが、細かい数字の読み取りがあるわけもでもなく、英文と平行して見て行くことが可能。
B
そろそろ英語の「求人広告」がでるのではと“占っていた”が、結果は、ありきたりのチラシ(料金表)の読み取りで、日頃から対策で難なく解答が可能。

第5問
分量が多く英語が苦手という生徒は焦ったかも知れないが、内容的には、これまたありきたりというか、幼稚というか…。気になったのは、「3か月の留学」とあるのに、Kojiのスピーチの中で、レポートを書くために利用したコンピュータルームがmidtermやfinal papersを書く学生で混んでいたという点。まるでone semesterいたかのような話ぶり

第6問
A
procrastinationという語は、たとえ知らなくとも、読んで行く中で意味が次第に分かってくる語である。基本的にパラグラフ単位に問いが並んでおり、極めて解答しやすい。ひとつ引っかかったのは、第5段落の最終文。

This can explain why many people do not start saving money for their old age when they are young.

取ってつけたような印象をもったのは私だけだろうか(これは問4とバッチリ関連している)。Financial Procrastinationという言葉があるが、ここはアイテムライター(この英文を書いた人)が、この最終文について十分に膨らませなかった感がある(語数の制約があるのだろう)。つまり、今回のセンターの英文の趣旨からは、「procrastination=若いうちに貯金をしないこと」の関連性が十分に展開されていない
B
昨年登場した、各段落の「まとめ」(小タイトル)を並べさせる問題から、一昨年までの段落のグルーピングに回帰するのではないかと個人的に“占っていた”。出題形式は若干変わったとは言え、結局は段落ごとの「まとめ」(小タイトル)を空所の51〜54に入れ、「完答」で6点という問題なので、本質的には昨年と変わらないものであった。語数の制約があるとは言え、51〜54を埋める選択肢?〜?の「まとめ」が、あまり上手でないように思う。
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第一“志望”(目標/の座)はゆずれない

事業仕分け“ショー”で次世代スーパーコンピュータ開発の予算削減に関連して「世界一になる理由は何があるんでしょうか?」「2位じゃダメなんでしょうか?」で顰蹙をかったR女史が、昨日の内閣改造“仕分け”されたのは、曲がりなりにも教育の分野にいる私にとって朗報だった。

勉強でも商売でも仕事でも、結果はともかく「一番を目指す」という姿勢がなくて、高みに到達することなどできるのであろうか。もちろん、まったく実力が伴わない人物や集団が一番を目指すとなると嘲笑されるだけだが、受験生でいえば、そこそこに難しく、自分でも志望の大学であるB大学をテッペンとして勉強しても合格は覚束ない。もう少し難しいA大学やS大学を目指すくらいの貪欲があって初めてB大学が受かるというものである。同様に、センター試験の英語で140点を目標にしていては、そこまで達しないことが多い。企業だって、洋服を売るショップだって、その世界で誰からも認知されるナンバーワンを目指すのが普通であって、食べていければそれで良い、テナント料が払えれば十分などと考えている集団は、数年後には存在しなくなってもおかしくない。一部の学校の運動会では、徒競走を廃止したり、ゴール手前で一緒に手をつないで同着などというお目出度いとしか言いようのない計らいをしている。大事なのは、「機会の平等」であって「結果の平等」ではないと思うが。

今日はセンター試験初日。せめて自分がいる受験教室では1番になるくらいの迫力で解答用紙を埋めてきてもらいたい。
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リスト以上に生徒がいる?! (エライこっちゃ)

教室に行くと、受講者リストよりも生徒の数が少ないことはあり得るが、受講者リストよりも多いということは通常ならあり得ない。

前回、休んでも咎められることもなければ、お金を損したという感じも抱かないであろう学校の無料の講習に生徒が全員出席したことに嬉しく思ったと書いたが、昨日は、教室にいってみてビックリ。手元の受講生リストよりはるかに多い数の生徒がいたので、教室を間違えたかと思った。

元々は、代講で入った授業なので、生徒は私が来ることが知らなかったのでビックリ。こちらは、受講者10名弱のつもりでいたので、教室のほぼすべての席が埋っていることにビックリ。「現実的な問題として配布資料がたくさんあったので(冊子にしたもの、ホチキス綴じのもの、色紙に印刷したもの、etc.)、「ビックリ」が直ぐに「困った!」に変わった。これでは授業にならないと、印刷室まで飛んでいき、取り敢えず1時間分(計2時間のうち)の教材をコピー機の“スマート機能”(自動的に冊子化したり、複数枚のプリントをセットにして印刷したりが可能)を使って大急ぎで用意し、何とか授業に漕ぎつけた。

ところで、この時間の授業は「センター筆記の第1問(発音・アクセント)」と「センターリスニング」。 だから、こちらも、他のセクションを取り上げた授業に比べ受講生が少ないこと(結局、そのリストは正しくなかったのだが)に違和感を感じなかった。

教材が足りないことを知ったときは、少々焦ったが、予定している受講生が全然来てなかったという悲しい(?!)状況に比べると、まあ許せる。これが予備校なら、教材の印刷を教務職員の方にお願いもできるのか知れないが、学校の教師は「何でも屋」なので、「授業をし、印刷もし、こちら(直接“私”ではないが)の不手際も詫びる」。 しかし期せずして、生徒には「今日は想定外のことがオレに起きたが、本番では君たちに“想定外”があるかもしれないので、心の準備をしておくように」と言うことになり、授業の内容もさることながら、正に本番に備えた練習のチャンスとなったことは「直前講習」の名に相応しいものとなった。
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全員が出席か(エライ!)

彼女とデートの約束をしても、ドタキャンがあったり、マージャンの約束をしても4人揃わず、仕方なく3人マージャンをすることあるが、無料なので休んでも“腹”が痛まない(親がお金を払っているのであって、自分が払っているのではないから、予備校でも同じことはあるかも知れない)学校の直前講習に昨日は全員が出席をしていて、大変気分よく授業をすることができた。

2時間ばかりの読解の授業で、英語力がアップすることはないが、生徒の勉強の様子を見ていると、限られた時間を上手く使えていない生徒が散見されたので、無駄な読み返しをしないで済むよう、登場人物や固有名称に下線を引くとか、丸を付けるとか、メモの形で手際よく人物関係や出来事の再現ができると、“速読”などという眉唾な読み方など、センターレベルの英語では全く不要であることを授業で訴えた。

授業前とは異なり、多くの生徒が集中して無駄の無い英文の読み方が練習できるようになったと確信する。試験まで今日を含めてあと2日。後悔の無いよう、出来る限りのことをしてほしい。
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センター最後のレッスン

今年は暦の関係で、三学期の始業日からセンター試験までが一週間弱しかなく、センター前の対策授業といっても、毎日英語という訳にも行かないから、教える側も少々焦りを感じる。

この時期は、自分の学習スタイル・受験予定に合わせて、学校の特別編成授業(正課の授業は12月で終了)を受けても良いし、自宅で学習しても良い。どちらにするかは、生徒次第。実際、自宅学習といっても、午後辺りから塾や予備校に行く者いる。

無料学校の授業と、有料塾・予備校の講習のどちらが良いかは、あまりに漠然とした比較で単純に甲乙付けられないが、塾・予備校の講習だから必ず良い盲信しているならば、それは「この壺を買うと病気が治る」という怪しげな商売に引っかかる人と変わらない

数日で英語の成績が劇的に向上するなら、とっくの昔にそうなっている筈であるが、道場主の昨日のブログにもあった通り、本番試験では貪欲に点をもぎ取らなくてはいけない。そのための最終レッスンを今日から“無料”(私だけが無料というわけでないが)で6時間を行うので、筆記で30点、リスニングで10点アップを目指して、頑張ってほしい。
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開いた口がふさがらない

以下、1/7(土)の読売新聞電子版から

中高生、国費で英検受験…まず各都道府県8校

 文部科学省は2012年度に各都道府県で公立中学校・高校計8校程度の生徒に、英語検定試験などを国費で受験させる事業に乗り出す。半数は外国人教員らによる英語指導を充実させた「拠点校」に充て、一般校の成績と比較する。英語力の底上げに向け、指導法の改善につなげるのが狙いだ。

 文科省が公立中高生に、民間の英語試験を国費で受けさせるのは初めて。日本英語検定協会が運営する英検の場合、中学卒業程度の3級で検定料は2500円程度。学力調査が目的のため、受験しても英語能力の資格は付与しない。

(中略)

 拠点校指定や英検活用の背景には、「『使える英語』の教育が遅れている」(文科省幹部)との判断がある。日本は、英語能力試験「TOEFL」の国別比較(2010年)で、アジア30か国中27位と著しく低い。文科省は事業を5年は継続し、拠点校も増やしたい考えだ。


新聞記事なので、紙面の制約があるにせよ、 「何と何をどう比べるのか」よく分からない。Aという“リンゴの美味しさ”とBという“ミカンの大きさ”を比べるような話に聞こえるのは私だけだろうか。

TOEFLの国際比較を出すのは、バカすぎてうんざり。母集団が質的にも量的にも違うのに、比較できない。

ついでに…。
「2011年4月からスタートした小学校5・6年生で英語(外国語)活動が必修化」

⇒英語の教員が教えるのではないから、「授業」でなく「活動」。もう、ガッカリ。文科省が本気なら、英語の教員を配置すべきだし(これによって「授業」となり得る)、小学3年から週3時間以上やらないと効果は無い(多くの研究から分かっていること)。

もっとも、日本人が英語ができるようになるには、(1)確定申告は英語以外ではできなとか、(2)英語を入試で課さない大学には、補助金を打ち切るとか、(3)バスの車内では英語以外を話したら罰金となるくらいに変わらないと、『使える英語』の時代は永久に来ない。“使える”英語が必要なのは、日本人全体の2割以下。
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教育研究セミナー

昨日、駿台教育研究所主催の「教育研究セミナー」に参加してきた。受講したのは、「道場主」で知られる駿台予備学校講師 飯田康夫先生の「丸暗記厳禁主義・英文法道場」の教授法という講座。

英語の大学受験指導における第一人者として、長年駿台で教鞭と取られている師の講義は、時代の流行り廃りに左右されない王道を行く授業である。ある受講生の「暗記ものだった英文法が数学のように理詰めで学べて知識が定着した!」という言葉通り、英語の原理・原則をキチンと伝える応用の利く講義は、英語を得意とする学生は元より、あやふやな知識のまま受験勉強をしている学生の“灯台”役ともなっており、英語学習のあるべき姿へと導いてくれる。

恥ずかしながら広い意味で“同業”とする者として、学ぶ点が多々ある。「無駄のない解説」「怪しげな“受験テクニック”とは異なる本質的な正解の導き方」など、師の授業スタイルを少しでも自らに取り入れることで、授業力の向上間違いなしと確信する素晴らしい研修会であった。
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「風評被害」が流行語?!

12月30日TBS放送の「たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと」で、ビートたけしが、流行語大賞に「なでしこジャパン」の他に「風評被害」という言葉が入っていることに物言いを付けていた。

やっぱり、この人(ビートたけし)、感覚が鋭い、モノが見えていると思った。

現代用語の基礎知識を出版する自由国民社(ユーキャンとパートナーシップ関係を結んでいる)のホームページによると、この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するものらしい。人ごとのような響きすらある「風評被害」だが、風評によって大きな実害が発生している。、このような語を大賞に選ぶ有識者とされる選考委員の見識を疑いたくなる。(今日は短く以上です)

「風評被害」の英訳(一例) → collateral damage caused by groundless rumors
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ちょっと残念です

以前、デイビッド・セインの「その英語、ちょっとエラそうです」をこのブログで触れたが、一昨日あるスポーツショップへ買い物に行ったところ、「その英語、ちょっと残念です」と言いたくなるものが目に入ってきた。

高校生が部活でお揃いで作ったと思われる、格好良いスポーツウェアを着てスポーツショップに来ていたが、その背中には次のように書かれていた。

I like ×○ High School Foot Ball

(1) しばしば見かける間違いだが、football(サッカー)は1語で書くのであって、foot ballではない。base ballにしろbasket ballにしろ、中学1年生レベルである。たかがスペリングミス、でもミスはミス。

(2) 自分たちの自慢の部活なのだろうが、like ... は文法的には正しくとも、この場合は love ... が語用的に正しい。ついでに言えば、I likeより、We loveが自然。

(3) 学校名を入れたかったのだろうが、せめて最後に×○ [ High School ] Football Team としないと、やはりおかしい。

きっとネーム入りで、相当お金をかけて作ったものだと思うが、サッカーは野球以上に国際的なスポーツだから、できれば正しい英語の方がもっとキマッてみえたに違いない。
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辞書を引けば分かる内容は質問しないでください

「元日の新聞に出ていた辞書の宣伝」について、昨日のブログで触れたが、確か昔は必ず研究社の広告がドーンとあったと記憶しているが、今年はほんの小さなスペースに、法律と医学の専門的な英語辞典しか宣伝されていなかった。かつては「英語」「辞書」と聞けば連想ゲームのように「研究社」の名が挙がったと思うが、どうしたのだろう。“研究社ファン”としては少々寂しい。

ところで、いつも生徒に「先生(私)の説明することは辞書に大抵出ているから、ちゃんと辞書を引いてみな。訳語だけ見て閉じるんじゃないよ」と言っているが、それを励行している生徒は少ないから、幸か不幸か生徒からの鋭いツッコミも無く、教壇に立ち続けていられる。

以前、社会人の方を相手に英語を教えるライセンススクールに勤めていた時、一部の“通信生”(“通学生”ならば、授業後に質問する)が送ってくる質問用紙(質問用紙は無制限にもらえる仕組みだったらしい。しかも「料金後納」印が押された封筒付き)が講師を辞書代わりにするかのようで閉口したことがある。質問をしてくる人にとっては真面目な質問だったのかも知れないが…。質問用紙の端に、

辞書を引けば分かる内容は質問しないでください

とでも印刷すればよいのにと何度思ったことか。しかし、冗談でなくこの手の質問は多かったし、また現在高校生を教えていても、このレベルの質問が少なくない。社会人の方に説教じみたことは言えないが、中高生には「辞書は友だ、予習は命(いの)」という英語学習の基本姿勢を強く求めたい。
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ジ和英3版

暮れに家の掃除をしていると、長らく使っていない英語の辞書が多くあることに気がついた。古本屋に持って行っても大した値段など付かないだろうし、かといって、捨てると罰が当たそうで、それはできない(←今しばらくは)。結局、しばらくそのままにしておくことにしたが、今後それらの辞書が活躍する機会はなさそうなので、いつかは片付けなければならない…。

辞書と言えば、元日の新聞には、例年辞書を出している出版社の広告がいくつか紙面に載る。発売されたばかりのジーニアス和英辞典第3版が、大々的に宣伝されていた。

35.04時間

これは、改定1ページ当たりに費やされた時間だそうだ。約2,000ページあるので、8年の歳月を要したとのことである。

「ジ3版」についての私の第一印象は、良質な“”辞典っぽくなった“”辞典というものだ。よって、改良された和英辞典で、適切な語彙や定型表現が見つけられたとしても、英文法が入っていないと正しい英語にはならないし、ましてや、二文以上となると、自然な英語に仕上げるのは、限界があるように感ずるが、外国語学習には中途半端なネイティブよりも辞書の方が何倍も信頼が置けるから、私自身も参考にしてみたいと思う。
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板書

年末の読売新聞に、福岡教育大学で教員志望の学生に「板書技法」を教える講座が人気を呼んでいる、という記事があった。

記事によれば、その意義や技法を伝える講座を開設したのは2007年。書道専門の教員4人が分担して「チョークの扱い方」「基本点画の書き方」「数字とアルファベット」「仮名の誕生と美」などを半年で教えるという。のちに、教科別の黒板活用法などを網羅した独自のテキストを出版したというから、どんなものだが、手に入るものなら見てみたいと思うが…。予想通り(?!)その記事は「教師の板書が良いクラスは、生徒の理解度が高く成績もいい傾向があることも、調査でわかった」と結んでいる。

しかし、板書の良し悪しと言っても、件の講座はミクロな視点での“板書の見やすさ”ではないかと推察する。確かに、文字を習う段階にある小学生を教えるには、「止め、跳ね、払い」がキチンとしている必要があるが、中学生、ましてや高校生にもなれば、一字一字の文字の上手さよりも、教師の黒板自体の使い方や、内容の提示の仕方、書いた方がよいことか、それとも口頭で済ませれば足りることかといった部分がより重要であるように思う。

奇しくも、数日前に、娘と車の中で会話をしていたところ、学校の理科の先生の板書が「読めない」と不平を述べていたので、よく聞くと「字もキタナイし、書いてある内容も分かりづらい」とのこと(因みに、成績は5段階で5なので、当てつけではないと思われる)。

第三者(教師や生徒でもない人)からの助言や指摘は、何かしら得るものはあるだろうから、「板書技法」の講義を否定するつもりはないが、本質的でないように思える。私の場合、文字が美しいということは決してないが、教室のどこからも見やすく、またクラス(習熟度)に応じて、同じ単元でも書く分量を変えるようにしている。
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アイデア勝負派の単語集

生徒が英単語集と睨めっこしている光景を見ると、もはや憐憫の情すら抱くが、個人的には、世に出回っている英単語集をいろいろと集めて、比較するのは面白いと思っている。中には良くできた単語集もある(単語集“のみ”をもって「英語を勉強しています」と真顔で言う生徒が“ダメ”なのであって、本自体に罪はない)があるのも事実だが、他方で「ここまでするか」という学習の本質とはかけ離れた(?!)単語集もあって、そのレベルの単語集に出会うたびに、面白半分で購入することにしている。

先日見つけたのは、その名も「東京六大学+α 美女単」(扶桑社 板野博行 著、友情協力 福崎伍郎)。21人の女子大生が写真入りで、イラストと一体になり単語をイメージで頭に焼き付けるのがこの本の狙いだとか。

「責任」の二文字が書かれた大きな岩のイラストを持つ女子学生が1ページの半分(基本的に1ページで単語2個)を占め、見出しに語としてliable、例文にShe was judged liable for the crime.とある。その下の単語は、自由の女神の冠とトーチをもった別の女子学生が出てきて、libertyと続く。ふざけた本と言えばそれまでだが…。

単語集は“正統派”と“アイデア勝負派”の二タイプに分類できるように思う。圧倒的多数は前者だが、後者でもう一冊紹介するならば(いつ買ったか覚えていないが、我が家の本棚で見つけた)、「風呂で覚える英単語」(ふろ単)。これは、あの赤本を出版している教学社が出しているもので、特徴は(1)赤本から選んだ1000語(大したメリットではない)、(2)湯水にぬれても大丈夫!という紙(えっ?)を使っている、という2点ことである。風呂で単語を覚えなければならない理由が分からないが、アイデア勝負派の単語集に、本質的な疑問を抱く方が野暮かも知れない。
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書き初め

ウィルコム(簡易携帯PHSの会社)の宣伝が面白い。“正月版”は、CMに登場する三名のタレントが、それぞれ自分の書き初めを披露する。

佐々木希(アイドル) 「加入者アップ!」
ある男性タレント    「飛躍」
高田純次(俳優)    「肉体は中学生」

縦書きの「肉体は中学生」を、逆さまに読むところ(テキトー振り)がオチであるが、佐々木の現実的な内容の書き初めも、なかなか面白い。これに倣って、私も書くとしたら…

「英語好きな生徒を増やす」

書の巧拙以上に、その中身が思うようにならないのが現実ではあるが。
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