Posted by y

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted by y   0 comments   0 trackback

上を向いて歩こう+絆

今年も残すところあと「半日とちょっと」となった。12時間後にはNHKの紅白が始まっている。今年は、松田聖子とその娘(沙也加)が年越しカウントダウンライブの会場から中継で、NHKの紅白に出ることになっていることは、既に多く(?!)の人が知るところである。

ファンの間では、先月にリリースされたばかりの竹内まりあ作詞・作曲の「特別な恋人」というここ数年で最も注目を浴びている曲、もしくは、聖子姫の代表曲を歌うことが期待されていたが、今夜は「上を向いて歩こう」を歌うという。

今年の一年の表す漢字は「絆」であるが、今回お母さん(聖子)と娘の沙也加ちゃんとの出演が、「上を向いて歩こう+絆」で完璧に意味をなす。

ファンの中には、娘さんの共演を歓迎する向きもあるが、他方で「何で沙也加ちゃんが」という声も多い。私もどちらかと言えば後者。しかし、NHKに出るのなら、 “姫”の持ち歌よりも、日本人の多くの人(米国でもSukiyakiの名で知られている)が共感を持って聞くことのできる曲、そして「親子出演 ⇒ 絆」の両方にマッチする「上を向いて歩こう」がベストの選択であることに、遅まきながら合点が行った

何と言っても、今年は東日本大地震という大きな不幸があった辛い一年であったが、「上を向いて歩こう」が、とりわけ被災された方を励ますものとなれば、ファンの一人としても、これに勝る喜びはない。
スポンサーサイト
Posted by y   0 comments   0 trackback

小学生向け電子辞書

春の入学期を前に、電子辞書メーカーは新モデルの販路拡大に力を入れているそうだ。昨日の産経新聞では、 「小学生向け電子辞書 編纂中」 −CAS**(←メーカー名)、今冬発売。「英語必修」で商機、という記事が出ていた。

日本型の早期英語教育(「週1回の授業だか何だかわからないもの」vs.「東アジア諸国型の小3から週3時間行うキチンとした早期英語教育」)については、これで日本人の英語力がアップするとは思えず、中途半端としか言いようがないが、学習を支えるものとして紙辞書ではなく「電子」辞書ときたら、英語を教えたことがある人の発想とは到底思えない。私自身、電子辞書の強みも承知しているつもりであるし、また、教育IT機器へのアレルギーがある訳でもないが。

話は戻って、記事によると、平成22年度の電子辞書(語学系)の市場規模は710億円。紙の辞書は68億円だそうである。ビジネス的には、10:1で電子辞書が“おいしい”市場であることは趨勢としては仕方ない。しかし、市場規模とは別に、“コンテンツ”、“コンテンツの充実度”からすると、まずは「紙辞書ありき」のはずであり、紙辞書の無いところに電子辞書無しである。“使い勝手”はユーザー(学習者)によって異なる。初学者は紙辞書が引けないから電子辞書に手を伸ばしたいだろうが、この段階こそ紙辞書が望ましい。産経新聞の記事でも「(辞書で)言葉を『引く』行為そのものが、学習効果があるとされる…」とある。科学技術が飛躍的な進歩を遂げても、人間の脳や学習のメカニズムというのは簡単に変化をするものではない。小学生の時期こそ原始的な学習方法が大切に思える。
Posted by y   0 comments   0 trackback

国際教養人/国際職業人

新聞(一般紙)の下から約1/3〜1/4は、広告欄となっている。受験を前にして、連日のように大学の広告が出ている。朝日新聞では、ここ5日間位の内で2回、東京外国語大の広告を目にした。国立大がしかもこの短い期間で2度も宣伝を出すとは、余程焦っているのか?

(旧)外国語学部(新)言語文化学部/国際社会学部

先日も、外大についてはこのブログで書いたが、外国語学部を、言語文化学部/国際社会学部の2学部に再編するには、部外者にはその意図が分からない。

世界の言語・文化を学びたい→言語文化学部→世界諸地域の言語や文化を学び、世界をつなぐ新しい国際教養人
世界の地域・社会を学びたい→国際社会学部→世界諸地域の歴史と現実を学び、世界を舞台に活躍する国際職業人

表現はどうであれ、この大学の核となる部分が、外国語を中心とした「言語」を学ぶ大学であるとしたら、それには、当然に「文化」学ぶことが常について回ってくる。語の定義にもよるが、私のように人類学をかじった者からすると、「言語=文化=言語」という解釈の方がしっくり来るくらいだ。「文化を学ぶ」と「地域・社会を学ぶ」は、どこに視点を置くかの違いとも言えるが、やはりこれも、マクロに考えれば、“具体的な地域や社会”を学ぶことは“文化の一部を学ぶ”こととなり、二つに分ける意味がよく分からない。

この改編について何度も開催された学長による大学の説明会、予備校まで赴かれての出張説明会と、真意が別なところにあるとしても、この学問分野について一定程度の理解をしているつもりの者(=私)にとって、また、受験校の最終決断を迫られている受験生にとっても、決して分かりやすい話ではないと思う。

もしかしたら、これまでの外国語学部では、いわゆる主要言語への希望者に高偏差値の学生があつまり、マイナー言語には、必ずしも積極的理由からその学科を選んだのではない学生が入ってくるという外大ならではの悩みがあったのかも知れない(推測だが)。しかし、時代は変わっても、「外国語」を学ぶ中で、敷衍的に、その背景にある文化や社会を研究する、そしてまた、言語へと戻ってくる…これが学部レベル(4年間)でやるべきことではないだろうか。

今回の改編は、「国際」△□学部、「総合」□△学部という名前が付くだけで受験生が集まる傾向を利用する私立大の“生き残り策”と発想が似てはいないだろうか。国際教養人国際職業人の意味が私にはよく理解できない。
Posted by y   0 comments   0 trackback

ご意見してみた

原子力の話にしろ、英語教育の話にしろ、専門書でも専門誌でもない“ただの一般紙(新聞)”に取り上げられると、その道の世界でメシを食べている者が聞けば、「何と薄っぺらな」という感想を持つことは不思議ではない。

一昨日のブログで取り上げた件について、昨日、朝日新聞の「ご意見」という部署に電話を入れてみた(余程の暇人?)。

日頃、知り合いに電話するのでなければ、大抵はこちらが「客」であるから、電話の応対に不愉快な思いをすることはないが、 「ご意見」という部署は新聞『販売店』ではないという意識からか、読者からの指摘は有難いという感覚をもっていないようだ。せめて「謙虚に聞く」くらいの姿勢は持っていてもよかろう

私が

「Xという言葉が記事にあるが、例えばAがBだとしたら…」

と言ったところ

「仮定のケースについては、何とも言えません」

という趣旨の返答をしたので、まず1回“軽く”キレて

「それなら、Xという言葉の定義をすべきではありませんか」

と返した。

そういうご意見があったことを編集に伝えておきます

〔ここからは、続きを再現してみる。I=私。A=朝日新聞の電話オペレータ)〕

I: この記事どういう人たちが書いているの?
A:新聞の右側をよくご覧ください。
I: そんなのは見た上で言っているの。「朝日新聞・河合塾共同調査」って書いてあり、名前が数名挙がっているから、コンテンツは河合塾が提供し、執筆は朝日の人でしょ。私が訊いてるのは「中身を分かって書いているんですか」ということなんだけど。
A:分かりました。 (K=大幅な減点)
I: すべて目を通した上で電話しているのだから「よくご覧ください」はないだろう。あなた無礼だね。この会話、録音していないの。後で聞いてみたら分かるよ。
A:録音していません
I: 今どき、録音していないの。強くお薦めするよ。
A:上司に伝えておきます。 


と、まあ大体こんな感じの会話に、「時間と電話代」を費やした(しかし、ブログのネタになったので、結果オーライ)。

A:最後に、何歳代の読者の方ですか。
I: 40代です。


今思えば、90代とでも言っておけば良かったと後悔している。
Posted by y   0 comments   0 trackback

舌足らずな説明

12月24日付の朝日新聞で特集された「ひらく日本の大学」という記事の中で、「成績の数値化」について述べられていた。某大学の副学長の言葉を借りると「『打率』重視の方式導入」というこの数値化。いわゆるGPA(グレード・ポイント・アベレージ)である。

かつては、大学の授業で「不可」を取れば、それは認定されなかっただけであるが、GPAを導入すると、不可は0点で記録が残るので、「平均値」が下がることになる。それというのも、履修登録した単位数の合計で割られるからである。

「優、良、可、不可」はそれぞれ、A、B、C、Fとし、それぞれ4点、3点、2点、0点の点数が付くとする。

◎GPA導入前
優、良、不可、不可、可 ⇒ 9点

仮にすべての科目が1単位とすると、合計3単位を取得したことになるので、
9÷3=3
GPA=3.00 (※ 本当はGPAとは呼べない)

◎GPA導入後
優、良、不可、不可、可 ⇒ 9点
仮にすべての科目が1単位として、履修登録した単位数の合計は5単位なので、

9÷5=1.8
GPA=1.80

新聞の記事を短くまとめると以上のようになる。この記事から一般読者が学べることが1つあるが、それと同時に1つ誤解を与える(書いている人たちは正しく理解していると信じたいが)ようにも思えた。

【学べる点】
不可だったり履修を途中で止めた場合でも、ノーカウントにならず、数値として記録が残るということ。

【誤解を与えかねない点】
記事では、仮にすべての科目が1単位としたが、単位によって軽重が無いかのような算出方法を提示している点である。GPAのGP、つまりグレード・ポイントは「“優、良、可、不可(=A、B、C、F)”×単位数」であることを定義し、この数字が分子に来て、それを履修登録した単位数の合計で除する、といように説明する必要があったのではないか。「すべての科目が1単位として」との断わりがあっても、そのようなケースはまれである。例を示すにしても、実際には以下のようにすべきではないか。

「優、良、不可、不可、可」が付いた科目がそれぞれ「1単位、4単位、2単位、4単位、4単位」の科目だったとする。

(4点×1単位+3点×4単位+0点×2単位+0点×4単位+2点×4単位)÷15単位=24÷15=1.6

よって、GPA=1.60

「すべての科目が1単位として」との断わりがあるも、正に「分子」の出す際に単位の重みが加わる点(例えば、4単位の科目で「優」なのと、1単位の科目で「優」なのは、GPが異なる)で、高校までの「評点平均値」と違うということを示さなければ、GPAのシステムを正確に説明したとは言えないと考える。
Posted by y   0 comments   0 trackback

「4」(死)を選びそうだった

忌数(いみかず/unlucky number)は文化によって異なるが、日本では4(死)や9(苦)、英米では13である。もちろん、慣習でそのように考えられているだけであって、絶対的なものではないから、気にしない人も少なくない。

昨日は車で出張に出かける機会があり、コインパーキングに駐車をした。用事が済み、精算をして出庫しようとした時のこと。自分の車の右隣の空きスペースが3とあったので、2か4だろうと思って車の前に回ったところと書かれていた。「?」

3の右隣りは2だったので、順番通りだとすれば4のはずだが、きっとこれは「死」(4)を嫌って、5にしたのだろうと思い、5番のボタン押し精算を済ませ出庫した(精算機には「4」のボタンはあったが)。

興味半分に「9」はどうか確認をしたところ、こちらはしっかり「9」の位置があった。「苦」は人生に付きものだが、「死」はそれでお仕舞いになってしまうから(?!)と、自分なりに納得をして帰途についた。

これを書きながら思い出したが、中国語(北京語)でも、「4」と「死」は同じ発音なので、マンションによっては「4、14、40」などの階が無い場合があることを以前聞いたことがある。
Posted by y   0 comments   0 trackback

合格者の一人に入ればよい

奇しくも浅田真央選手が5年前に全日本GPで1位になった時、ちょうどその時期にも冬期講習をやっていて、ある生徒がこんなことを言っていたを今でも鮮明に覚えている。

入試が近付くにつれて、緊張してきます

この緊張は不安感も含めたことを意味しているとことは分かるが、緊張していても、不安があっても、80分や100分といった時間内で全力を出しきれことができればそれが、その時点での受験生の実力ということになるが、フィギュアスケートでは、大勢の観衆の前で、熟考したり、後戻りしたり、やり直したりができない状況に選手は置かれている。尻もちをつこうが、多少のミスがあろうが、我々がテレビで目にする選手は、全国で最もレベルの高いフィギュアスケーターの何人かに入ることは間違いない

スポーツ選手と受験生の苦労を比べるのは、必ずしもフェアでないかも知れないが、緊張のレベルが違うことは間違いない、というのが言いたいこと。日頃、フィギュアスケートに特別関心を寄せていない私だが、昨日の浅田真央選手の滑りは見事だった。

鉛筆を持つ手が震えても、合格者の一人に入ればよいのだから、受験生には、あまり不安がることなく勉強を続けてもらいたい。よく「努力が自信に変わる」とも言われる。今年はクリスマス返上で頑張って欲しい。
Posted by y   0 comments   0 trackback

礼儀正しい生徒だな〜

学校で行う「校内講習」にも、“手当て”はあるが、額は「えっ」と思うほど安い。考え方によっては給料の二重取り(講習に関係無く、月給が出ているので)とも呼ばれかねないので、あまり多くを望むのは不謹慎なのかも知れない。

一方、良いこともある。正課の授業と違い、希望者が申し込んで取る形式なので、教師の側も準備のやり甲斐があり、授業をしていて楽しい。一昨日などは、教室で出欠をとったところ、ある生徒が休みだったのでどうしたのかと思っていたら、授業から戻ると、職員室の自分の机の上に「申し訳ないのですが、体調が悪いので今講習は欠席します」とのメモがあった。何と礼儀正しい! そうかと思おうと、授業の終わりには、「翌日(つまり、昨日)は、○△大の入試があるので、お休みさせてください」と申し出る者もいて、とても男子校とは思えない???

「勝手に休もうが、とりあえず此方の腹は痛まない」状況にありながら、授業に意欲的に参加しようとしてくれているのには有難い限りだ。これが予備校なら、教授力の部分でシビアな評価を受け、私など一日でクビになるかも知れないが、それとなく人間関係を感じながら授業ができるところが学校の良いところである。今日は講習最終日なので、尊敬するSD予備学校の道場主に倣って、「」を送ることにしたい。
Posted by y   1 comments   0 trackback

答は直ぐ出るものの…

下線部(a)〜(d)には,文法・語法・内容などの誤りを含むものが1つあります。その記号をマークしなさい。(2011 中央大学 2/11,センター併用方式・一般(3・4教科型) 法)

He warned (a)of making people slaves of ‘possession’ (b)with no other horizon (c)than the continual replacement of the things already owned with (d)others things still better.

10題あったうち、他はまともだったが、この問題は受験生には酷な気がした。時々、問は10題でも、話が1つ続きのものだったりすることがある。しかし、この大問では1〜10まで別個のものである。私が気になったのは、2点。

(1) 前後の文脈がなく、意味が今一つ判然としない点。horizonが少々唐突な感じがする。
(2) with A+Bの構文(いわゆる「付帯状況のwithに続くN+形容詞相当語句」)では、withの前のコンマは「必須」ではないが、この英文においてはコンマがないので著しく読みづらくなっている点。

以上の2点である。実際、原典は何かと調べたところ、それらしい英文が出てきた(以下)

This superdevelopment, which consists in an excessive availability of every kind of material goods for the benefit of certain social groups, easily makes people slaves of "possession" and of immediate gratification, with no other horizon than the multiplication or continual replacement of the things already owned with others still better. This is the so-called civilization of "consumption" or "consumerism", which involves so much "throwing-away" and "waste". An object already owned but now superseded by something better is discarded, with no thought of its possible lasting value in itself, nor of some other human being who is poorer."

この英文とて、ほんのひと段落を抜粋したものであり、物質文明、消費主義を非難したものであることは分かっても、これが宗教上の戒めとして使われた一節であるらしいことは知る由もない。さて、やはりこちらの英文ではwithの前にコンマが置かれている。これならば読む上で支障はない。

不幸中の幸いというか、今回の問題ではothers thingsというところが際立って変なので、正解を選ぶだけなら無理ではないが、日頃、授業では、「正誤問題(「文法・語法」の領域)であっても“精読”ができれば、説明のつかない箇所が見つかり、そこが間違えの箇所である」と言っており、others thingsは「目の検査」レベルではじくことができるとは言え、上記(1) (2)の理由から、モノ申させて頂いた。

このブログをお読みの英語ができる方は、中大の二行少々の英文がスッと頭に入って来られただろうか。
Posted by y   0 comments   0 trackback

校内講習開始

昨日から、校内の冬期講習会が始まった。原則として「午前に講習会、午後は部活」となるようにタイムテーブルが設定されているが、高3生については、部活も引退していることから、午後にも講習の設定がある。しかも、教科で毎年順繰りに時間帯をローテーションすると決まったそうで(いつから?)、今回は「講習会期間時間割」の4時間目(15:10〜)という、〔予備校ならいたって普通の時間だが〕“学校”という場では少々例外的な時間に出講することになった。

学校では学期中は15:20に50分授業の6時間目が終了する。昨日は教室に向かったのが15:10の5分前だったので、「盛り上がりに欠けるプロ野球の『延長13回裏』、売店もとっくにシャッターを下ろし、帰り出す人もちらほら」という雰囲気の心配があった。ところが、やる気のある“精鋭部隊”(=生徒)が教室で待ち構えてくれていた。これは嬉しい想定外。

4日間という短い期間であるが、最後まで一人も欠けることなく授業に出席して欲しい。私も全力で講義する。
Posted by y   0 comments   0 trackback

今季限りで中日ドラゴンズを去ることとなった落合博満前監督が先月出した「采配」(ダイヤモンド社)という書籍には、「勝利を引き寄せる66の言葉」が出ている。

本来、「心技体」は重要度の順に並べたものではないだろうから、縦書き、横書きという制約がなければ、三角形をイメージして、それぞれの頂点に「心」「技」「体」が置かれるのが相応しいかも知れない。落合前監督もそのことぐらい承知だと思うが、その上で、この3つの要素を大切な順にしてみると「体技心」になると述べている。野球や相撲に限らず「体」は極めて重要な要素であり、私も賛成である。万般に通じるものではないだろうか。

受験生、特に成績が伸び悩んでいる生徒を見ていると、学力(これを「技」とする)以前の問題として、不健全な生活を送っている者が少なくないように思う。睡眠不足による体調不良や授業への遅刻は、この時点で他者に負けている。これから4週間弱でセンター試験を迎えるが、体調管理をしっかりして日々の勉強を続けてもらいたい。
Posted by y   0 comments   0 trackback

ホンマかいな?

国公立受験は激化必至! 注目“東京外大”、高嶺の花“東大&京大”という記事が、フジテレビ、産経系のネット新聞に出ていた。

かつて三大予備校の一つと呼ばれたYの入試情報センター統括本部長を務めるS氏が「ここ数年、東大、京大クラスを狙う層と、あえて上を狙わず、地元や都市部周辺の国公立を狙う層に二極化しつつある」と述べる。

ここまではいいが、次で氏は東京外国語大(東京・府中)に注目しているという。

「唯一の学部だった外国語学部を来年度から国際社会学部と言語文化学部に組織改編する。外語大といえば、外国語だけを勉強するイメージが先行し、大学の魅力が理解されていない部分があった。改編を機に、学長自ら高校や予備校にセールスに行ったほど。国際政治、法律、経済政策なども学ぶ総合大学としての認識が広がり、受験者が予想される」

Yがもはや三大予備校でないことを度外視しても、「?」な“読み”である。K塾の直近のマーク模試「教員向けデータ集」が手元にある。「言語文化」(かつての学科群に近い方)と「国際社会」の二つに分かれるので当然といえば当然だが、「言語文化」の方は、軒並み前年より志望者数は減っている(「国際社会」は新しいので比較できず)。国際系や社会学系ならば、筑波や一橋、埼玉大、首都大東京もあるので、それほど賑わいを見せるとは思えないのだが…。

外語大はこれまで通り地味にこれは良い意味で!)外国語学科を続けても良かったのでは。国立大学なのだから、どんと構えていてはどうだろう。今回のような改編をするとか、学生受けするような今時の学科名称にすることは、外国語や外国文化の研究とは相反するような動きに私には思える。
Posted by y   0 comments   0 trackback

75%のデータは、疑ってかかるべしとのデータ

昨日の日本経済新聞「日曜に考える」で、『英語の社内公用語化 是か非か』1ページを割いて議論されていた。主として、推進派として楽天から一人、慎重派としてアクセンチュアから一人が対談形式で議論を進めた。そこで語られた内容は、この問題にアンテナを張っている者にとっては想定内の範囲だったが、新聞に載る程度の議論は、必ずしも専門的知見を持ち合わせない読者がついていける内容である必要があるから、特に驚く内容でなかったことは仕方ない。

ところで、この記事の隅に出ていいた「注目 このデータ」という欄を取り上げたい。

スイスの経営開発国際研究所(IMD)によると、企業ニーズに適合した語学力を獲得できているかというランキングで、日本は調査対象の59カ国・地域の内で58位だった。企業はグローバル化に活路を見出そうとしているが、ビジネスマンの言語能力は追いついていない。

という。

ランキングで取り上げられていた主要国を挙げると、1位 スイス、2位 ルクセンブルク、3位 オランダ、6位 シンガポール、15位 インド、16位 フィリピン、41位 中国、58位 日本

しかし、このランキングは、各国のGDP、さらには一人当たりのGDPを考慮して眺めると、まったく不思議でない。上位に挙げられた国が、自国内で完結するような経済の仕組みでないことは明らかである。一人当たりのGDPでは日本の方が中国よりも上位であるから、このランキングに中国が日本よりも上にあるのも頷ける。

「企業ニーズに適合した語学力を獲得できているか」のデータであるから、「英語」に限った話でないはずである。だとすると、米国は何位なのか。最下位の国・地域がどこなのかが気になる。
Posted by y   0 comments   0 trackback

大卒者過剰時代

以下は、TIMEに寄せられた読者からの投稿。11月14日号の中で取り上げられていた、「(米国の)教育の失敗」に対して、スイス在住の人が書いたもの。

I fully agree that teachers should be good and students should work hard. But do we really need so many young people with college degrees? In this country, we pride ourselves on the Swiss dual-education system. Young people who are not academic-minded and prefer practical work serve an apprenticeship and go to vocational schools at the same time.(後略)

 《語句》 
teachers should be good and students should work hard:TIMEでは、(米国の)教師の質の向上と学生の勤勉さが求められると書かれていた。
dual-education:学歴社会の視点からすると「学術」と「技術」の分別に便利な教育制度。
apprenticeship:見習い
vocational school:職業訓練校

日本でも、ひと昔前なら、大学ではなく専門学校への進学、もしくは就職を選んだであろう生徒が、確たる目的もなく大学に進学するような時代になった(今年の高卒者の進学率は過去最高)。背景には、高卒で就ける仕事が少なかったり(だからと言って、大卒でも多いわけでないのだが)、また就職に必ずしも繋がらないことから専門学校がではなく、大学を選ぶ(繰り返しになるが、だからと言って、大卒でも多いわけでない)生徒が増えたことが理由として挙げられるが、本来、大学は職業訓練校ではないのだから、「猫も杓子も大学進学」という昨今の風潮には、上記の投稿者に賛成である。「勉強は嫌い。でも、大学に行きたい」は、本質的に矛盾している。
Posted by y   0 comments   0 trackback

どう思います?

次の問題は、センター英語「第2問C」(整序作文)の問題として“問題無し”と言えるだろうか。(最近行われた、某KK模試から)

Personal checks are not common in Japan (    )( 23 )(    )(    )( 24 )(    )used among Japanese.

? because ? cash ? is ? more ? often ? partly

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

1.0 Personal checks are not common in Japan partly because cash is more often used among Japanese.

1.1 Personal checks are not common in Japan partly because more often cash is used among Japanese.

1.2 Personal checks are not common in Japan partly because more cash is often used among Japanese.

1.3 Personal checks are not common in Japan partly because often more cash is used among Japanese.

cashにmoreが付くとcashが「より多い」という意味になるが、この場合personal checksと比べてというよりは、cashが量的に増えている(例えば、以前と比べて)かに聞こえるので、more oftenよりは分が悪いように思われる(なお、1.2と1.3の違いは、oftenの位置)。

さて、このoften(本問ではmore often)だが、これは通常be動詞の前に置かれるが、1.2のように従属節の主語の前に置かれることも理論てきには可能だと思う。この場合、becauseとcashの間にコンマがあった方が学校英語としてはしっくり来るが、実際の英語ではコンマが無い場合も多々ある。

そこで、最初の疑問に戻って…

日本語が与えられていない上記問題で、1.0が模範解答であるとしても、1.1という語順は間違いと言えるだろうか。1.2、1.3は完璧に排除できるか

「語順が命」の英語、しかも「整序作文」となれば、正に語順を問うものであり、『別解あり』などという格好悪い問題はありえないと思うのだが。
Posted by y   0 comments   0 trackback

生の声

岩手県陸前高田市の震災復興のシンボルになっている“奇跡の一本松”(名勝「高田松原」に約7万本あった松のうち、1本だけ残った)は、この9カ月の間、支援団体が懸命の養生をしてきたが、海水に浸かった影響で、残念にも枯れるのは時間の問題だという。

このことで、二人の地元の方がNHKのインタビューを受けていたが、中学生くらいの子が、「これまで自分たち励ましてくれた松の木なので、とても感謝しています」というコメントしたのを聞き、ハッとさせられた。先の震災で、本当の意味で傷みや悲しみを背負わされた者でない私には、(松が枯れてしまって)「残念」との気持ちが真っ先に浮かぶ。ところが、本当に苦労があった人は、残念」の一言では終わらない、もっと深い気持ちを抱いていることに、自らの想像力の足りなさを気付かされた。

不自由の多い生活を強いられている人たちの中には、高校や大学受験を控えている生徒も多いことと思う。地元の将来を文字通り築くことになる被災地の受験生に、大きなエールを送りたい。
Posted by y   0 comments   0 trackback

分ってきたぞ!

昨日の質問に対して、ネイティブコンサルタントから意見が寄せられた。

1.0 He had to give up the idea of studying abroad for financial reasons.
Short answer: Although it doesnt "have to be" plural the standard collocation here is "financial reasons." Perhaps the reason is that there are a number of possible financial reasons. For example, not having enough savings, not being able to come up with funding/financing, not being able to secure a part-time job or scholarship, etc. Thus the collocation is generally pluralized and leaves it up to the listener (or reader) to seek the concrete details of the actual reason(s).

1.1 He had to give up the idea of studying abroud for the financial reason(s).
This is a possiblity if the context were to allow it and it could be either plural or singular. For example, it would be better if it read something like "...for the financial reason(s) that we mentioned earlier." In either case it would be either a set of reasons or a singular reason that both the speaker and listener are familiar (share the same background knowledge about).

1.2 He had to give up the idea of studying abroad for a financial reason.
Like 1.1 this too is possible. Here the speaker would be familiar with the specific reason and would assume that his listener is not familiar with it (thus the use of the indefinite article).

この後、補足が来た。

I think we (native speakers) may have a preference for "financial reasons" as it is a little vague and helps maintain a sense of privacy for the person being discussed. This is important because matters of personal finance are probably best considered taboo topics.

なるほど…、この説がむしろ納得行くように私には思えた。
Posted by y   0 comments   0 trackback

で、訊いてみることにしました

一昨日書いたブログで、reasonを積極的に複数形にする理由が思い当たらないので、financial reasonsに代わり、the financial reasonとするのはどうか、と書いた。可算名詞を“裸”で使うわけにも行かずtheをつけた次第だが、他方で「話して」「聞き手」の双方の理解が無い状況ではtheも変な気がするので、信頼できるネイティブコンサルタントにメールで質問することとした。

拙い英語だが、質問をまとめると、次の通り。

financial reasons (これが元の英文) / the financial reason / a financial reasonで、それぞれどんな感じであるか。

★ He had to give up the idea of studying abroad for financial reasons.


*******************************************************************************************************

Dear Mr. X,

I have a linguistic question. I would appreciate it if you could give me some insights. The English sentence below is a translation (J->E) I found on a textbook.

1.0 He had to give up the idea of studying abroad for financial "reasons."
「彼は経済的理由で、留学をあきらめなければならなかった」

It sounds okay, but I'm just wondering why the word "reason" has to be pluralized. In other instance like "She gave me no reasons for her decision," I don't see any problem, because you may anticipate more than one reason for the decision she made, albeit "no reason" (i.e., singular) is still grammatically okay.

Coming back to the very first sentence, when you give "financial reasons" for not being able to study abroad, it is chiefly due to lack of money, isn't it? Then, how about the following sentences?

1.1 He had to give up the idea of studying abroad for "the" financial reason.
1.2 He had to give up the idea of studying abroad for "a" financial reason.

I know there are cases where a noun is customarily pluralized, but I don't think that is the case with "reason." Without specific context, you may not want to go into details, but what do you say about 1.1 and 1.2 in comparison with 1.0?

Thank you so much for your kind attention.

Best regards,
YA!

*******************************************************************************************************

回答は明日アップできると思う。
Posted by y   0 comments   0 trackback

更新

運転免許の更新時期に入っているので、今日の午後にでも更新に行ってこようと考えている。更新の際には、「優良」「一般」「違反/初回」の3つ区分があり、それぞれ講習の時間も1:2:4の長さで異なる。また、更新手数料も講習の時間が異なることから変わってくるようである。私の場合、20年程前に甲府市内で、出勤途中に「時間帯通行禁止」(小学校の付近では、児童の安全を配慮して、一時間半程通行できない時間帯がある。本来、安全を確保するなら入口で止めるべきところを、敢えて100メートル走行させ、そこで待ちかまえて切符を切るという「取り締まりのための取り締まり」でアウトになった)で切符を切られた以外、一度も違反がなく、今回ももちろん(?!)「優良」の講習区分である。

さて、既に2度ほどこのブログでも書いたが、教員免許の更新時期が来ている(私のこと)。今年度から来年度の2年の内で済ませなければならないそうで、何となく憂鬱な気持ちだ。教員免許の更新も「優良」「一般」「違反/初回」とするのはどうか。「初回」は客観的な基準となる(=初任者)。「優良」「一般」「違反」の分類が難しいが、「違反」は「正当な理由のない欠勤が多い人 → 社会人として“アウト”な人」(私学にはこういう教員はあまりいないと思う)、「優良」は「授業アンケートで高評価な人/自主的に教員の研修会に年に2回以上参加した人」(まともな教員はこのカテゴリーに多く該当すると思う)、「一般」は「違反、優良のいずれにも該当しない人」。これなら、日頃から教師として当たり前の努力をしている人が、そうでない人と区別されフェアであると考える。

あと、もうひと言。少子化に影響で大学全入時代を迎えているが、教員研修の講習所が基本的に「大学」になっているところが、何となく怪しい。国全体で義務となっている教員免許の更新で大学を儲けさせる必要はないと思うのだが。
Posted by y   0 comments   0 trackback

私の英語力ではピンと来ず

reasonに冠詞を付けたり、-sを付けたりする例で1つしっくり来ないものがある。「そいうもの」と憶えるのは簡単だが、(6)の例においては-sを付けず、the ... reasonとしたいのだが

(1) We aren't going for the simple reason that we can't afford it.
  具体的理由が同格節で示されているので、theは納得

(2) She gave me no reasons for her decision.
  普通は、何かの決断に対して、理由は複数あると解されるので -sは納得

(3) He said no but he didn’t give a reason.
  「一つも〜」の意味で、このa+単数も納得

(4) For some reason we all have to come in early tomorrow.
  OALDにある通り、one (reason) that I don't know of don't understandなので、納得

(5) She resigned for personal reasons.
  個人的理由の中身は、いろいろありそうなので -sは納得

(6) He had to give up the idea of studying abroad for financial reasons.
  経済的理由の中身は、言いかえるとlack of moneyだから、-sが必要な明確な理由が不明
Posted by y   0 comments   0 trackback

Astrological Forecast

You may believe you are living in the moment. Although you think you are oblivious to distractions in the week to come, the moment you live in may include more input than you can handle.

《語句》
oblivious to N:Nを気に留めない
distraction:気を散らすもの、動転
input:アドバイス、援助

私の星座(Sagittarius)について書かれた、Omarr’sの占星術からで、来週を占ったものである。これが有料の占いだと、疑ってかかりたくもなるが、無料で、しかもこれまで経験からすると、それとなく当たるので、注意してかからなければならない一週間になりそうである。

学校では学期末を向かえ、定期考査の採点や成績処理などがある。ミスの無いよう気を引き締めなければ…。
Posted by y   0 comments   0 trackback

学者の品格

群馬大の某教授が、自身のツイッターで「セシウムまみれの水田で毒米をつくる行為も、サリンをつくったオウム信者と同じことをしている」「福島の農家が私を殺そうとしている」などの書き込みをして、大学から訓告処分になったという記事が昨日の新聞に出ていた。この教授は“確信犯”的にこのような投稿を繰り返していたそうで、6月以降再三大学から注意を受けていたそうである。

以前、アメリカの小学生の学習教材で、FactとOpinionかを区別させる教材があることをこのブログで紹介した。上に挙げたコメントのうち、とりわけ2つ目はFactではなく、Opinion。いや、二者択一ならOpinionかも知れないが、これは単に農家への悪意に満ちたコメントとしか解釈できないのではないだろうか。『私を殺そうとしてる』とはどういう意味か。

この教授は処分に対し、「学問の自由を奪う行為で、大学の自殺」と批判しているが、Opinionにも値しないような投稿をして、学問の自由を奪う行為というのは、どういう了見をしているのかと言わざるを得ない。国立大学の教授なのだから、教授の言う「学問の自由」は、学生の払う学費以上に、国民の税金で成り立っているFactをもっと意識される必要があるのではないだろうか。いっそ大学に帰属せず、研究所でも開設したらどうか

※ なお、このように書いたからといって、国や行政が言う情報が必ずしも信頼できるものだとは私自身思っていないし、原発事故は極めて憂慮すべき事態であることは論を待たないが、「農家に対する非難」は筋違いであると言いたかった。
Posted by y   0 comments   0 trackback

私の困った自由英作文

自由英作を指導する機会が増え、いろいろな問題に目を通しているが、今年の春にあった青山学院の大問4

次の設問について、50語程度の英文を書きなさい。
Describe your first childhood memory.


には少々閉口した。私などのような記憶力の悪い者にとっては、子供の頃の話を思い出すのにひと苦労だ。それに、firstと書いてあるので「幼少期」と想像するが、あまりこういったことについて考えたことがないので、たとえ英語を書く能力があっても、なかなかペンが進まない。

ネットで調べたところ、意外にもこれが、それなりのテーマになり得るようである。 (以下、抜粋)

Think hard . . . what's your very first childhood memory? If you're like one-third of people, your first memory is having a stranger brutally torture you for your own good . . . and your parents PAID for it.

In a new poll of 1,671 people by the website MyMemory.com, 35% of people say their earliest memory is a TRIP TO THE DENTIST. And almost all of them say that they think the FEAR and PAIN are what made the memory stick.

The average age for people's earliest memory is about 4.3 years old. Here's the full top 10 list of people's earliest memories . . .
 
#1.) Trip to the dentist
#2.) Birthday party
#3.) Vacation
#4.) First day of school
#5.) Trip to the doctor
#6.) Being outside
#7.) An accident or injury
#8.) A tooth falling out
#9.) Receiving a present
#10.) Playing with friends

なお、以下は旺文社の「全国大学入試問題正解」からの解答例である。

My first childhood memory is of my mother cooking. I was in the living room sitting on the carpet, and she was preparing food in the kitchen. It was a sunny day, and the sunshine was coming through the windows. I was perhaps only three or four then. (49 words)

この模範解答は、上記の1〜10のどれにも該当しない。所詮英語の試験なので、題意の取り違いがなければ問題はなかろうが、模範解答にあるようにビビッドに憶えている人がどれほどいるのだろうか。
Posted by y   2 comments   0 trackback

colonel レベルになると考えることが違う

最近のワシントン・ポストのOUTLOOKという紙面に「軍人を辞めて、社会科の教員になる」というポール・イングリン氏の話が出ていた。

Army Col. Paul Yingling says he would rather teach kids than advise generals.

という副題に続き、以下の話が続く。

I'm a colonel in the U.S. Army, and next summer I will retire to teach high school social studies. My friends think I'm crazy, and they may have a point.

Colonel is the last rank before general's star, and it comes with significant perks. My pay is triple the national average teacher's salary. Military budgets have doubled over the past decade, while school districts have slashed funding, increased class size, cut programs and laid off teachers.

colonelは「大佐」、generalは「大将」。あと、generalまでもう一歩というイングリン氏である。この記事を目にして最初に思ったのは「軍人さんが教員になれるのか」という素朴な疑問だが、その他「この大佐の給与が米国の教員の平均給与の三倍」という点にも驚いた。軍人が恵まれているという事実とともに、如何に米国の教員の待遇が十分でないかが窺い知れる。

しかし、常に死と隣り合わせの軍人の給与が高いのは、良いかどうかは別にして、理にかなってとも言える。不況の昨今、軍事になるアメリカの若者が少なくない。軍役に付くと、その後退役したから、大学教育を受ける際に奨学金が出るなどのメリットがあるからだ。また、軍人の場合、これは私が空港で耳にしたアナウンスだが、身分証明書を見せると、空港のレストランやカフェでの飲食が無料になる配慮もあるようだ(通常は、軍用機での移動になるだろうが)。

順番が逆になったが、この記事のタイトルは

Why I'm leaving the military for a social studies classroom

(疑問符が無いこと、語順から考えて、名詞節になっていることに気づいてね)

そして、記事のエッセンスを抜き出す形で、以下のような行(くだり)がある。

In a democracy, we ought to respect most those who foster the traits that make self-government attainable – parents and teachers, coaches and ministers, poets and protesters.

なるほどこの人にはこんな崇高な考えがあったのかと、新鮮な感動を覚えた。冒頭の給与の話は読者の関心を巧みに引きよせる部分となっている。

ところで、この記事の最期には、断り書きが付いており、これまた興味深い。

The views expressed are his own and do not necessarily reflect those of the Marshall Center of the Department of Defense.
Posted by y   0 comments   0 trackback

とにかく書いてみ!

生徒の日直の仕事には、授業の開始と終わりの号令の他、日誌にその日の授業や清掃状況、欠席や遅刻者の名前を記し「感想・意見」欄を埋める“仕事”がある。生徒の「感想・意見」を読んでいると、「書くことが思い付かない」「疲れた…。眠い」等の記述を見ることも珍しくなく、想像力・発想力が足りないなあとつくづく思う。

B5サイズで、5行記述できる欄があり、私は三秒ルールならぬ“「三行」ルール”を日頃から課しており、最低3行書かなければならないことになっている。中には改行が早く、一行の3分の2で次行に移るという知能犯もいる。

日直の“つれづれな”感想を書くのと、テーマの決まった英語の自由英作文を同列には扱えないが、「日本語文章を書くのが苦手な人が、英語なら自信があるが…」ということにはなるはずがない。私は文章を書くのが得意ではないが、特段に苦手という訳でもないので、このブログを書くのも億劫とは思わないし、また自由英作の「俺バージョン」を書くのも結構好きである。

大学生になるからには、日本語と英語での「読み・書き」は避けられないので、上手下手はあまり気にせず、まずは書いてみるという姿勢が大事ではないだろうか(立派な小論文、ましてや学術論文が、そう気楽に書けないことは百も承知の上で敢えて言う)。
Posted by y   0 comments   0 trackback

respectable / respectful / respective (以上、終わり)

空所に入る適語を1つ選べ。

(1) It's not (    ) to be drunk in a public place.

  ?respective ?respectable ?respectful ?respecting

(2) You should be (    ) to your parents.

  ?respected ?respectful ?respecting ?respective


(1)の正解は、respectable。(2)の正解はrespectful。それぞれに日本語訳を与えると、

(1)公共の場で酔っぱらうのは感心しないね。
(2)両親は敬うべきだ。

一般に「他動詞+able」は「can be +他動詞の過去分詞」と解すが、respectableは「大いに尊敬に値する」などという特別な称賛をする意味にはならない点に注意。OALDには同意語の1つに、acceptable(受け入れられる)とある。その程度で使われている場合が少なくないので注意が必要。

ところで、この手の問題では4択にしなければならない関係で決まって respecting を目にするが、これが正解になったこと例を知らない。respectable / respectfulのいずれかが正解の可能性が高い。

(3) They are each recognized specialists in their (    ) fields.

この場合は、respective が正解となるが、もちろん「尊敬」とは関係ない。なお、respectiveは「限定用法」で使うことも憶えておこう。
Posted by y   0 comments   0 trackback

counterpart

防衛大臣といえば、アメリカ合衆国では、ヒラリー・クリントンに相当する立場の人(the Japanese counterpart of the U.S. Secretary of State)である(米国務長官の方が重責に思えるが…)。

その人のいくつかの言動が物議を醸しているが、先に国賓として来日したブータン国王夫妻の宮中晩餐会では、政治家のパーティーを優先して、晩餐会には欠席をしたというのは多くの人が知るところである。件の大臣、この無礼を後から反省し、「国王にお詫びの手紙を送る、云々」と語ったそうだが、大臣とはいえ、内閣の一員でしかない身分の者が、直接国王夫妻に手紙を出すなどというのは、非礼・恥の上塗りになる。日本ではブータン国王のcounterpartに相当する天皇、しかし、それはあり得ないから宮内庁、しかし日本国の代表としては「内閣総理大臣」しか、国王に手紙を出す資格がなく、この程度の了見も持たない大臣が防衛省のトップとなると、文字通り“兵隊”として震災の復旧・復興にこれまでに従事してきた、あるいは、いまも従事している自衛隊員の方々には不幸な話である。

昔は“大臣”というとすごく偉い人がなる職と思っていたが…。ま、これは総理大臣についても同じことが言える。
Posted by y   0 comments   0 trackback

嬉しい想定外

Omisoka is New Year’s Eve. People eat buckwheat noodles specially prepared for the occasion and stay up till midnight to listen to the 108 chimes of a nearby temple bell.

これは、以前勤めていた通訳ガイドの予備校で出していた教材に載っている「大晦日」を、英語で簡単に説明したもの。大晦日といえば、NHKの「紅白」かなり強引な展開? 実は、この数年まともには観ていないが…)。その紅白に、聖子が出演することになった。例年、この日は夜10時半から東京体育館(千駄ヶ谷)でカウントダウンのコンサートがあるので、ここ10年程は紅白に出演していていなかったが、一方で、秋頃から今年は紅白に出るのではないかと一部で囁かれていた。

私は既に7月に大晦日にあるカウントダウンコンサートのチケットを買っているので、紅白出演が噂レベルの時は、「もし出るとしても紅白の第1部の“締め”を歌って、東京体育館へ来るのか?」と思案していた。ところが、東京体育館から中継で登場するらしい。SS席21,000円に「嬉しい想定外」が加わることで、今から待ち遠しい。
Posted by y   0 comments   0 trackback

先生の通信簿

とある学校で行われた授業アンケート。質問項目は(1)〜(10)。それに対する、「架空」の学生の心の呟き。実際には、アンケートの回答は、1.そう思う、2.ややそう思う、3.あまりそう思わない、4.そう思わない、の四択で答えるらしい。「後ろ向きな学生、自虐的な教師の考え」を織り交ぜて、「架空」の学生の心の呟きを書いた。

《質問事項》
(1)黒板の文字や図表は見やすいですか。
(2)先生の説明は聞き取りやすいですか。
(3)先生の指示や質問の内容はわかりやすいですか。
(4)教材や授業の難しさはちょうどよいですか。
(5)先生のプリントや使用教材などはちょうどよい分量ですか。
(6)この授業を受けることで、この科目に対する興味関心が一層深まりますか。
(7)この授業を受けることで、自分の技術が向上していると感じますか。
(8)あなたはこの科目の家庭学習の方法をわかっていますか。
(9)宿題、課題の分量はちょうどよいですか。
(10)先生は熱心に教えてくれますか。


《学生の呟き》
(1)見やすいが、書かれていることが理解できないな。
(2)あまり注意して聞いていないので、2度言って欲しいんだけど。
(3)この教科は苦手。塾に行くかも。
(4)苦手なので、解りやすいはず…ない。
(5)勉強は嫌い。分量は多すぎっ。
(6)深まらないっ。
(7)“技術”って何?
(8)ノートをまとめること。訳を写すこと、ですか。
(9)宿題や課題は無い方がいい。よって、丁度よいわけない。
(10)頑張って教えているみたい(?!)だが、辞書とか引かなくても語彙力が付くようにしてもらえないものか。“予想”問題を作って欲しい。
Posted by y   0 comments   0 trackback

アメリカン航空がチャプター11適用申請

アメリカン航空が、日本の民事再生法に当たるチャプター11(連邦破産法11章)の適用を申請したと発表した。アメリカン航空といえば、20年程まではアメリカ最大の航空会社(現在は第3位)で、ユナイテッド航空(現在はコンチネンタル航空と合併。 名前はそのまま)やノースウエスト航空(現在はデルタ航空と吸収合併。名前は無くなった)よりも財務状況が良いとされていた。

そもそも航空会社の“懐具合”が悪いのは今に始まったことではなく、原油の高止まりや、テロの脅威、また、出張組の減少(現代のハイテク化により会議をネットで行うことが当たり前になった)などで、どこも経営的には“低空飛行”を続けている

その昔は、アメリカ国内線でも、アメリカン航空などの優良航空会社(当時)は、中西部から西海岸までの4〜5時間のフライトだと、今では考えられないが、しっかり食事が出た。現在は、どの航空会社も、飲みものが有料、預け入れ(チェックイン)荷物が1個目から有料(Southwest Airlinesを除く)と、時代の流れと言われればそれまでだが、サービスの低下が著しい。

私のいたパデュー大学にも、アメリカン航空の子会社、アメリカン・イーグルが乗り入れていたり、時期によっては、ノースウエスト航空の子会社(どちらも、このような地方空港を結ぶ航空部門をコミューターエアーと呼ぶ)なども乗り入れていたが、いまでは採算が取れないことから、運行休止となっている。

最近では、LLC(ローコストキャリア)という格安航空会社が注目を浴びており、日本の航空会社も無視できない相手となっている。航空運賃が安なるのは、利用者としては有難いが、その反面、国際線でも飲み物すら有料というのは、旅行の楽しみに水をさす気がしてならない。大学院への進学が決まって始めて渡航した際は、アルバイトで貯めたお金でビジネスクラスの切符を購入して渡米した。今思えば生意気というか、贅沢というか…(でもあの頃は、バブルのはじける前の頃で、消費意欲もあり、多くの人がポジティブに生きていた時代だった)。

近年、アメリカン航空では3回ほど渡米しているので、マイレージが3万マイル以上ある。これらは破産申請をしても依然として有効だそうなので、特典旅行(マイルに応じた無料チケットの交付)のサービスも生きているそうである。何とか元気で飛び続けて欲しいと願うばかりだ。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。